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米国雇用統計

この程度のデータを集めるのに…(サイト元は此方です。)久しぶりの為か、まごまごして時間を潰しました。やはりキャリアと言うのは、違いますね。優秀な人間なら10分で終わる仕事なのに、馬鹿カタルには1時間近く掛かりました。先ずは、その成果であるグラフをご覧ください。

米国雇用統計値と失業率の推移

カタルは、いつも述べていますが、自分でデータ元に飛び、データを確認してエクセルでグラフを作る事を薦めています。理由は意図的な介入を避けるためです。グラフでも縦軸と横軸の比率を変えるだけで、人間の感情は変化を受けます。それをメディアは利用し…尚且つ、時間も勝手な期間で区切ります。部分的な採用です。

米国の平均時給の推移

基本的にデータと言うのは、長いほど…信用度が増します。しかし統計値は、頻繁に改定されます。時代背景に合わせるためですが…。数字の変化の経過を理解してないと、なかなか本質は見えづらくなります。つまり…キャリアの価値が分かると言うものです。経験と言うのは、伊達ではありませんね。

株式投資は、常にレポートの裏を読む必要もあります。メディアが、どうやって視聴者の心を誘導しているか…考える必要があるのです。カタルのレポートも同じですね。なるべく…カタルの見方に近いものを探します。今回もそうですよ。米国の平均時給を掲げましたが、日本と比較すると分かります。

米国は基本的に名目値が…右肩上がりに伸びています。日本はどうでしょう。物価を加味した実質値を取り上げて、物価が下がっているから賃金は実質的に上昇していると解説します。名目値は下がっているかもしれませんね。でも物価がそれ以上に下がると…実質の賃金は上昇します。

この理由は村論理です。グローバル化に対応せず…今でも、日本村独自基準を設けます。だからガラパゴス化と言われます。この意味は別の解釈もありますが…。基本的に日本は国民を欺いてきました。ユニクロ現象が、良い事例です。ニトリもそうです。

ようやく日本人の国際概念が開花し、中国の労働賃金の上昇でガラパゴス化の壁が壊れました。ブラック企業問題とは、そういう事ですね。しかし電通の罰金が50万円は可笑しいですね。100億円単位の罰金にすれば…企業は真剣に改革に取り組みます。

今回の日産自動車問題も、そうです。背景は報道されていませんが…検査が正しく、単に検査員不足を隠しただけなら、リコールなどせずに…多額の罰金を掛けた方が実務的です。1000億円程度の罰金をかければ良いのです。国庫は潤います。

そういう意味では「希望の党」の内部留保課税は、異論が出てトーンが弱まっていますが、ある種のアイディアです。麻生さん自身が、昔、述べていました。二重課税なら、配当だって、そうですね。企業が税金を払った後のお金に対し、株主はまた税金を払っています。企業は株主のものだから、二重課税でしょう。アベノミクスの進展スピードが遅く、カタルは不満を抱いていました。(何しろ、ケネディクスは4年以上も待たされています。)

しかし今年の春から…馬場レポートの失業率3%割れが「流動性の罠」を打ち破ると言うアイテムのアイディアに気付き…その通りの進展になっています。このアイディアは、昨年の7月です。如何に…「データの読み方」が、大切か分かります。この見方を知っているだけで、無駄な時間とお金を使わずに、済んだのです。

カタルは、様々なヒントから、市場に結びつくアイディアを思い付くのが、かなり優れていると自分で思っています。だからヒット銘柄を連発できるのです。だんだん時間の壁が薄くなっています。一つは、時代が「名目時代」に変化している為なのです。カタルはいつも…と言うより、ずっと政策批判を続けて来ました。このホームページの開設当時からですから、既に20年近く政策批判を続けてきたのです。

しかしようやく安倍政権は、まともな路線を歩んでいます。だから株価が上がってきたのですよ。政策が株価位置を決めます。でも進化が鈍く…イライラしていました。昨年の前半に総選挙があれば…間違いなく「希望の党」を選択します。

しかし今は…安倍政権の持続を、望んでいます。この感情の変化は、馬場レポートの実現です。電通事件が起き、労働基準監督局が動いたから…失業率の変化が加速され、サービス残業などに焦点が向かいました。

実際は人手不足なのです。でも企業は内部留保を貯めこむだけでした。今度は変化しますね。「希望の党」の内部留保問題が、ROEの向上に繋がるなら…、日本株は、実質経済と名目経済の壁を一気に突破し…日経平均株価は38915円にチャレンジします。

こんなものじゃありません。この辺は…まだ見えません。企業経営者は…次のステップアップを社会から求められています。だから夢真HDの佐藤さんは、時代の先端を歩んでいます。

故に、きっとカタルが取り上げている夢テクノロジーと夢真HDは成功するでしょう。人材不足関連株です。此処に市場のスポットはあたり…カタルの事前予想のように移民政策が議論されるのでしょう。トランプ氏の減税政策は…都市間競争の話です。

鴻海精密工業は米国のウィスコンシン州に液晶パネル工場を新設します。アマゾンは第二本社の選定を進めています。日本はどうでしょう。アップルが横浜に小さな開発拠点を設けただけですよ。日本の携帯電話は、殆どアップル製なのに…。その意味で小池さんが掲げている東京を国際金融都市にすると言う構想は当たり前なのです。

米アルファベット傘下の都市開発計画会社「Sidewalk Labs(サイドウォーク・ラボ)」は、トロントのウォーターフロント地区開発の受注に近づいていると報道されています。カタルが、昔、福島の原発跡地に「スマート都市」構想を打ち上げたことがあります。あの現実版です。

政策が遅延しています。企業が国を選ぶのです。この辺りの視野が安倍さんには欠けています。だから小池さんの方が、優れているから知れません。ただカタルは、あのやり方が嫌いです。前任者の手法にケチを付けて…築地の豊洲移転にチャチャを入れました。過去を批判しても、何も生まれません。あのやり方は、メディアの卑怯な行動に似ています。国政に出る以上、自分も衆議員に立候補すべきです。都知事を継続するなら…代表になるべきではありません。筋が通りません。だから所詮は3流なのかもしれません。故にカタルは、きっと安倍政権の選択になるのでしょう。でも考え方は…原発を除き近いものです。

今日はグラフの作成から、政策論に飛び…また焦点が呆けたレポートになりました。しかしダリオ時間の復活もあるのです。自動車販売は、ハリケーン特需を除けば…危うい状態でしょう。AIスピーカーなどのスマートコミュニティー化で補えるかどうか…。

世界はドイツの選択を観れば明らかですが…不満がない筈の国で、あの選択です。依然、リーマンショックの尾を引きずっています。ハレーすい星の尾のようなチリ程度なら、心配ないのでしょうが…金利の上昇に耐えられるほど、強い経済かどうか。銀行株の上昇速度は、まだ鈍いのです。微妙な空気が続きます。

米国の平均時給は26.55ドルで…NYのランチは2000円だそうです。日本のワンコインとのギャップを、一気に埋めに行く相場展開になるかどうか…。これからのケネディクスの相場が注目されます。それでは…また明日。



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