カテゴリー:株式教室

失敗の検証2(ソフトフロント)

本日は失敗の検証、第二弾です。カタルは、今年3つの間違いを犯しました。昨日は逆業績相場から金融相場への…「相場の季節観」の移り変わりでの対処が、上手く行きませんでした。その結果、逆業績相場の主役の一つのディフェンシブストックを代表する薬品株「カイオム」を引っ張り過ぎた結果の損失でしたね。

日経平均株価の日足推移

日経平均株価の日足推移

 

本日は6月23日のイギリスの国民投票を受けて、英国がEUから離脱を決めた「ブレグジット」の影響で、日経平均株価が16238円から1286円安の14952円になった相場を受け、手掛けた銘柄の失敗の話です。因みに…この日に付けた14864円が、今年の日経平均株価の最安値でした。

通常…カタルの経験則では、全体相場が弱い時に、強い動きの株は、その後の中心になると言うものです。「逆境高する強い銘柄を追えば…儲かる」と言う経験則からの投資行動の実践です。

モブキャストの日足推移

モブキャストの日足推移

 

新日本建物の日足推移

新日本建物の日足推移

 

ソフトフロントの日足推移

ソフトフロントの日足推移

 

この時点では、3つの選択肢がありました。一つはゲームのモブキャスト(3664)と、もう一つはマンション販売の新日本建物(8893)、そうしてクラウド郵便のソフトフロントHD(2321)と言う銘柄の3つが、候補銘柄でした。結局、その後の動きを観ると…モブキャストだけが、なんとか…ソコソコの展開になったようですが、カタルの選択したソフトフロントは、まったく駄目でした。

この頃のカタルは、基本的に、短期投資で儲かっており、動きの良い銘柄に付いて行き、短期投資で儲ける実験を続けていました。故に、一番、動きが強いと思われたソフトフロントを選択したのです。基本論理は、買い辛い株を…買うと言うものです。

もともとソフトフロントは、OKキャピタルの転換売りを促進させるための相場でした。故にOKキャピタルの動向次第と言う面がありました。結果、OKキャピタルは、買いながら売ると言う戦略は取らず、単純にリスクを取らずに転換売りを促進させたので…このような展開になったのでしょう。まったくの見込み違いでした。通常はリバウンド相場あるのだろうと思い、買い続けましたが…大きなリバウンドはなく、下値に収縮しました。

値動きだけを追うと言うのも…なかなか難しいものです。ディラーの経験がないカタルにとって、単純な値動きだけの相場と言うのは、まだまだ…経験不足のようです。通常は、リバウンドがある筈なのですが…全くなく…投げが投げを呼ぶ展開でした。結局、最後に投げたのは11月14日の253円ですから…呆れて、物が言えません。このソフトフロントの売買では86万円の損失を受けています。

でもディーリングの手法で多くのネットトレーダーは利益を上げており、カタルに出来ない筈はなく…また機会を観て、チャレンジします。何しろ、失敗したキャリアは豊富にあります。この経験を活かせない筈がないと考えていますから、何れ、成果もあると思っています。常にチャレンジが、カタルの精神構造の基本ですからね。失敗を恐れ、尻込みはしません。

カイオムもそうですが…内容が希薄な株が失敗した場合、如何に早く見切りを付けるかと言うのも重要のようです。でも、カタルは投資の基本は、目先投資ではなく、時代性を背景にした投資ですからね。今年に入り、実験の為に始めた目先投資ですが…果たして、カタル投資より、成果を得られるのかどうか…。基本的に、この口座は、短期の目先売買を主体にディーリングを磨くために設けた、短期売買の為の口座なのです。

ただ一概に…期待に沿わない目先の動きも、時と場合なのですね。その様子を…明日、検証して、みようと考えています。今日は早朝まで起きており、書き出しが遅れた為、アップも遅れ…簡単になりました。何しろ…休みですからね。それでは…また明日。

ブレグジット時点の3つの選択の指数化変化

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