優勝候補の大阪桐蔭は浦和学院に対し11-2と圧倒的なリードで間もなく終わりを迎えます。カタルの元顧客でお金持ちのおばあちゃんは、大の高校野球ファンでした。きっと今も熱心にテレビを見ているのでしょう。このあと報徳と済美、日大三と下関国際、金足農と近江と言う組み合わせです。今、第一試合が終了しました。
カタルの母校は、最近、なかなか地区予選を勝てないので…面白くありません。初出場の時は燃えました。寄付金が集まり過ぎて…一回戦の敗退でしたので寄付してくれた人に甲子園の野球をモチーフにした金メッキのしおりを送って来ました。初回だけでした。2回目以降は寄付金が集まらなかったのかな?
なんでも…初めてと言うのは、貴重な体験です。株式投資も同じでカタルの場合は大学2年生の夏休みのアルバイトで貯めたお金で、今は消えましたが…岡崎工業と言う100円程度の株を買いました。兎に角、学生の頃はお金がないから、買えるのは、ボロの低位株ばかりです。三光汽船にジャパンライン、角栄建設…みんな市場から消えています。安物買いの銭失い…と言う諺がありました。株の世界は難しいですね。
カタルは株屋あがりなので…銘柄選別は、どうしても変動率の高い銘柄を好みます。でも今は逆金融相場ですから、基本的に期待感がなくなり、どうしても懸念材料が増えます。最初は金利上昇が、どのような影響を経済に与えるのか分かりませんでした。でも長年の経験で、今では逆金融相場から逆業績相場に移行するパターン認識は出来ているつもりです。
今の世界経済を見ると…リーマンショックの後遺症が消え始め、世界の金融機関はようやく傷が癒え始めています。日本の場合はバブル崩壊から失政が続き、ようやく立ち上がるか?…と思った時にリーマンショックになり、金融規制です。この金融規制が響きました。日本は今の中国と同じで…株式の持ち合いをしていました。故にグローバル化論理に転換するまで、長い時間が必要になりました。
邦銀株の長引く低迷は、日本の独自基準を意味するのでしょう。まだ完全にグローバル化に転換してないのでしょう。リーマンショックで傷ついたJPモルガンは完全復活をしていますが、三菱UFJなどは、リーマンショックの痛みがない筈なのに…村論理の極みである総資産経営の清算が、長引いている印象です。論理的には、どう見ても割安です。金融庁と対峙して、ガンガン自社株買いをして…内部体制を高めて欲しいものですが、今はグローバル展開を優先させています。
インドネシアは人口が2億6千万を超えていますから有望です。しかもレパトリ減税から発生したドル債務に苦しんでおり、通貨も安くなっています。三菱UFJはダナモン銀行を傘下に収めつつあります。まだ20%程度ですが、将来は子会社にする予定とか…。三菱UFJは他行に比べ、拡大姿勢で先行しています。でも問題はフィンティックです。
中国ではP2Pと言うインターネットを利用した融資業務が焦げ付き問題になっています。日本でも少額な事例はあるようです。クラウドファンディングも徐々に広がり、金融庁がどう対処するのでしょう。仮想通貨も後手、後手の対応でした。
まぁ、日本の場合いつもそうなのです。法律はあとで出来ます。本日の廃プラのように後追い政策です。最近の官の動きは、邪魔な存在のように感じています。このままではマイナンバー制度も、どうなる事やら…。先進的ではないですね。使い勝手は悪いし…キャッシュレスもそうです。
一層の事、官僚組織の規模を大きく縮小させAIに任せれば良いのでしょう。統計資料などもその方が効率的です。何故、キャッシュレスが優れているか? お金の動きを追えるからです。だから政策対応も機敏に動けます。犯罪も脱税も減ります。馬鹿が上に居ると…どうしようもありません。中国のスピード感に負けるのが道理です。
ただその中国の上海総合株価指数の動きを見ていると…日本のリーマンショック前の低迷期をイメージする株価の動きです。日本も独自システムからグローバル化に転換するまで時間を要しています。1989年が株価のピークですが、実際はプラザ合意前後が分岐点でした。そうして2010年かな? カタルの印象では、日産マーチのタイへの生産移転が空洞化のピークアウトだったように思えます。
上京して間もない頃、まだ西葛西に住んでいる時に、近くにユニクロが店を出し、車に乗ってTシャツを買いに行きました。当時、たぶん500円じゃないかな? それ以前の洋服は、総じて高かったです。数千円の値札は…なかったように感じています。何しろ、東京に来てメーカーのバーゲンで「4割引き」などを経験して価格ショックを受けました。
まもなく上京して30年ですが、あの時に、ユニクロの株を買って於いたら…どうなったのでしょう。今、四季報で見てみると…これは1992年8月に1500円で第三者割当増資をしています。その後、分割、分割の繰り返しで…ざっと計算をしたら…なんと1000株が42471株になっています。しかも…金曜日の株価は48200円です。150万円が26年間で20億円を超えています。ヒェ~150万円が20億円だよ。
これが、時空を超えた成長株投資ですね。まるで夢物語です。そう言えば…カタルは上京した時にアスキーに夢中になっていました。社長の西さんはビルゲイツと友達だったのです。その時にマイクロソフトの株を買っておけば…ユニクロ以上だったかもしれません。
なかなか良いものが見つからないカタル君、やはり時代を創る会社は強いですね。テスラの株価が大きく揺れていますが、イーロン・マスク氏がどんな成長をするのか…株主でなくても楽しみです。
最近はインターネットで米国株のニュースも瞬時に分かりますから、グローバル感覚が如何に大切か…理解が進みます。日本株なんか米国株の後追いの印象です。カタルがもう少しお金持ちになれたら…米国で投資したいと思っています。日本市場は腐っている印象です。正当な評価を受けてない企業が多く、経営者も洗練されていません。
でも僅かなお金じゃ…どうしようもありません。はやく一人前になって、買いたい時に、どんどん株が買えるようになりたいものです。
新聞配達で一人前になるには、2か月で体力が追い付き、仕組みを理解するのに3か月程度かな? 人間と言うのは面白いのです。動くと腹が減ります。新聞配達をしていた頃は、お腹が空いて、空いて…。でも今の生活は2食も必要なく…お婆ちゃんの食事と良い勝負です。
体を動かせる新聞配達は、カタル向きかも知れません。きっと建設作業も楽しいのでしょう。株の場合は自分では、どうにもできないジレンマがあります。でも多くの仕事は頑張れば簡単に成果が生まれます。
新聞配達は、最初は配る件数は200程度がやっとでしたが、体力が追い付き、慣れてくると織り込みチラシの入れ方も早くなります。でもカタルは6か月の経験しかなかったけれど…やはりベテランには敵いませんでした。それでも…最後は360程度、配れるようになります。一軒家とマンションの違いがあるので…一概に比較できません。マンションもいろんなタイプがありますからね。玄関先で投げ込むのは楽ですが…マンションを駆け回る所も多いのです。でも新聞は、もう直ぐ過去の遺物と化すのでしょう。
最近は、スマフォを見る時間が増えた為か…カタルは急速に老眼が進んでいます。小さな文字が読めなくなっています。スマフォも前より大きな画面に変えました。最近はタブレットを使うようになっています。先日の検診で白内障と言われショックを受けています。自覚はないのですが…少しずつ進んでいるのでしょう。
やはり馬鹿なカタルには、株式市場は、土俵が違う印象です。数学と英語は必修なのでしょう。確率論などのレポートを読むと…理解できない公式が並んでいます。ニュースも英語圏のものが多く、もう少し進歩して日本語表示してくれると良いのですが…。
グローバル化になって、思うのは米国発のニュースが日経新聞に後追いで掲載されます。カタルは最近、日経新聞を夕方に読むことが多くなりました。だから日経新聞の掲載を知らないで、先日は古河電工の話題を書いたら、日経に載っていたり…かなり日経新聞の利用度と言うか…価値観が低下している印象を受けます。
記者の解釈もカタルの印象と違う事を、度々経験しています。カタルなら、もっとうまく書くのになぁ~と思う事は多いですね。真逆の解説を見ることもあります。「フェイクニュース」と言う言葉が生まれるわけです。ネット時代になり真実が暴露され…いい加減なニュースは簡単に嘘が発見できます。
まぁ、カタルのレポートも、きっと…かなりの間違いがあるのでしょう。それを承知で、読者は読めねばなりません。所詮、ネットに転がっていることは、自分が利用度を判断するのです。自己責任の精神が日本人は希薄です。架空の安全・安心を求めますね。でもきっとそんなものはなく…自分自身で選択すべきなのですね。株式投資をしていると、決断力の大切さを学びます。心が揺れない投資を心掛けるようにしなくてはなりません。
さて今日はゴタクばかりで、あまり生産的なレポートではなかったですね。でもユニクロの20億円には驚きました。きっと何か生まれます。これからカタル君は涼しくなったけれど…ビールでも飲みながら高校野球観戦をしようと思っています。それでは…また明日。