時代投資の基本

世間一般は、「外人投資家」に支えられて「日経平均株価」は強くなったと言いますが…カタルの現場の感覚は、依然、「混迷を続けている」と言う印象です。カタルは米国経済が完全に立ち上がるのは、年後半から来年だろうと思っています。

ただ目先、5月のFOMC前後から一旦は「戻る」のでしょう。しかし…その後は再び混迷を続けると思っています。先の話は兎も角…目先は「強い含み」の展開になるのでしょう。来週から米国は本格的な決算数字に揺れるのでしょう。でも警戒感を抱く程…悪化もせず、テスラにしても株価は「戻り歩調」になると思っています。

REDFINの資料より

一部で、このような動きを観て「商業不動産」を気にする「債務問題」が指摘されています。リーマンショックの引き金になった「サブプライムローン」の巻き戻しのような発想です。でも「二番煎じ」にはなりません。話題として市場に提供されますが、実態は違う所にあるのでしょう。

最近のメディアの論調を観ていると、首都圏のマンション価格の高騰ばかり話題になっています。こんなものではなく…どんどん上がるでしょう。何しろ34年間の悲哀ですよ。地方の不動産の利回りは10%を超えていたのです。

基本は日銀の黒田さんが量的緩和をして、大量のお金を市場に供給しても、なかなか…動かなかった「価格現象」の変化が此処から始まります。まだスタート台に立ったばかりの印象です。何故、NHKの日銀検証のNHKプラスの番組を観なさいと述べたか? カタルは偶然なのですが、深夜に報道されるこの番組を観て…驚いたのです。岩田さんはカタルが、ずっと…述べている名目経済の事を言っていたからです。

皆さんは、この番組の重要性が理解できないとすれば…もう株式投資など止めた方が良いですね。絶対に儲かりませんよ。明日の午後10時までの配信だそうです。分からない人は、何回か…繰り返し見ましょうこの報道を理解するなら…来年には大きく笑って…過ごせるヒントになっています。ポイントは株式と不動産の資産価格を上げる話です。カタルは散々…経済は車の両輪で、実質経済の車輪(実際に働いて得るお金)と名目経済の車輪(資産投資の上昇で得るお金)の話をしています。

ただ…たった2年半も待てないのが人間ですから、日本経済に流れるバックボーンを理解していても、必ず、株で儲かるとは限りません。この時間軸は、人、それぞれなのです。カタルは会員レポートを隔週で発行していますが、会員の方の成績は、様々なようです。先ほどメールボックスを観たら…こんなメールが届いていました。

「未来かたる様

お世話になっています。有料会員の○○です。先ほど有料サイト更新の振込をしました。ご確認ください。メールはしていませんでしたが、近況報告です。最近は、かなり以前の銘柄でずっとほったらかしにしていた株の利益確定を進めています。

川崎汽船と商船三井は、配当が良かったのですが、三月に売りました。ロコンドはストップ高にびっくりして、残りを日を分けて売っています。IIJは、株式分割2回を経て、もうしばらく保持します。その他もいくつかありますが、売って銘柄を入れ替えるつもりです。

かたる銘柄運用は、ここ2−3年で倍になっています。また、銀行株も持っているのですが、最近の金利高期待で、少し期待しているところです。頻繁には売り買いできないので、小型株も良いのですが、ファンドマネージャーならこれを組み込むべきというような銘柄も、さらっと触れてもらえると嬉しいです。5月からも、よろしくお願いいたします。」

との事です。カタルより、ずっと上手いんじゃ…ないかな? たいしたものです。カタルは時代背景から見て、行ける銘柄を選択しますが、時間軸の絡みが理解できません。

例えば…こちらの報道です。

「2023年4月21日、野村證券(東京都中央区)ら計3名は、大阪チタニウムテクノロジーズの保有株式に関して変更報告書を提出した。報告書によると、報告義務発生日(2023年4月14日)における提出者・共同保有者合計の保有割合は4.71%(3.29ポイントの減少)、筆頭提出者の保有割合は2.51%(3.19ポイントの減少)であった。保有目的は「証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している」としている。

なるほど…ね。これで「大阪チタン」(5726)の株価が下がっている理由が分かりましたね。仕掛け筋である野村証券が売っているなら、大阪チタンの実態は良くなっていますが、株価は需給ですから下がります。

同様のケースは他にもあります。「Jトラスト」です。

「2023年3月13日、OKHoldingsCo.LTD.ら計2名は、Jトラストの保有株式に関して変更報告書を提出した。報告書によると、報告義務発生日(2023年2月1日)における提出者・共同保有者合計の保有割合は5.71%(1.7ポイントの減少)、筆頭提出者の保有割合は5.55%(1.67ポイントの減少)であった。保有目的は「純投資」としている。」

売っている理由は、本人達に聞かないと分かりませんが、色々な事情があるのでしょう。最近はこのような現象を、みんなが共有できます。でも両社とも心配は要りません。むしろ…両社とも、カタルは株を「買いたい」候補ですから、普段から注意を払っているから、このような報道は、直ぐに反応して理解できます。カタルが大阪チタンのポジションを、たぶん半分の1万株程度に落としたのは、時間軸の関係と効率化の話です。この中にはいつもギリギリですから「担保率の話」も加わります。ただそれだけの話ですよ。銘柄には絶対の自信を持っています。

「ロコンド」(3558)のような…2年半の時間にはなりません。たぶん両社ともまもなく転換を迎えるか…長くても、半年もかからないでしょう。

最近、KPP(9274)も「買い増し」を実行しました。この背景は決算発表時の株主還元策期待です。5月15日が決算ですから…時間軸では、それに合わせ「強含み」の展開になるのでしょう。それより…「エーザイ」(4523)は、なかなかですよ。カタルはロコンド買うために金曜日は利食いを入れましたが…この動きは本物でしょう。金曜日は上がっていました。

仕掛け筋が下手糞なのです。エーザイは、相場ポイントのタイミングで手を入れています。しかし大阪チタンは違います。どういう理由があるのか分かりませんが、野村証券はやろうと思うなら…大きな「一大人気株」を創れました。大阪チタンの話です。

カタルは3635円だったかな? そこで買い戻したのです。その水準で…通常なら、そこから第二ランドのスタートです。背景が分からなから何とも言えませんが、持ち合い株の解消売りか…あるいは野村証券の自己の持ちがスムーズに、他に移管できなかったか? あるいは力のある投資家に玉を分けるために、わざわざ…株価を下げた可能性もあります。

色んなことが考えられますが…理由を詮索しても「しがない」話です。

でも間違いなく株価は上がりますから「チャンス」なのです。この時期に発表するという事は、対策が完了したと言う証でしょう。通常はそう言うものです。まぁ、目先の「アヤ」の話をしても、あまり意味のない話です。このような事を気にするようでは「下衆の勘繰り」のレベルです。でも多くの人は、このレベルだから…当然です。

でも…ね。株式投資と言うのは「時代背景を考えて」投資をするものです。カタルはまだあちら側に行けませんが…共に勉強して、「学ぼう」と言う仲間を現在、募集します。本日より3日間限りです。半年に1回のチャンスしかありません。この理由は既に予定数の100名を超えている為です。カタル自身、会員を大きく増やそうとは思っていません。まぁ、カタルの生活が維持できる程度なら、それで良しです。年収300万円程度を貰えるなら嬉しいかな? このIRNETも、ようやく「赤字路線」を脱するときに、なるかもしれません。長年、大赤字でも継続してきましたが…ようやくトントンになるか…どうか。それでもカタル自身の給料は、今までは7万円でした。つまり年間で84万円だったのですが、今年から月額約20万円を貰えます。

24時間、苦節34年プラス10年だから44年間の下積みです。皆さんが考えているような甘い業界ではありません。本物を目指し…ツクツクと行動をしています。あと少しだろうと思っていますが、なかなか時間軸の「最後の壁」で、まごついています。そんなカタルですが、一緒にやろうという意欲もある方を会員として募集します。

期間は半年間、合計12回の講義の予定で…基本的に隔週で有料の株式教室を実施しています。内容は実戦形式の勉強会です。カタルの実際の運用も知ることが出来ます。カタルは損をしていませんから、会員の方は、基本を理解すれば…通常のレベルなら先ほど紹介したような結果になるのでしょう。ですが…なかには損をしておられる方も多く居られるようです。

応募されても…必ず、会員になれるとは限りません。ごめんなさい、しかし…何度か応募して頂けるなら…いつかは仲間として会員になれます。

その料金は半年で5万円ですね。これに消費税が10%だから55000円ですが…初回のみ昔の原稿が全て読めますから、別途3000円を頂きます。この料金にも消費税が発生しますから、300円が、かかります。だから金額は合計で「58300円」が必要になります。期間は半年間、5月上旬からスタートします。次回も募集するとすれば…11月になります。

本日より3日間限りですが、関心のある方は、メールの題名に「会員応募」と書き、

  1. 氏名 ○○
  2. お住いの都道府県名 東京都、あるいは北海道とか…
  3. 年齢 50歳代、20歳代とか…大学生の方は「特権」があります。
  4. IRNETの購読期間 3年とか10年とか…
  5. これまでの応募回数 2回目とか初めて、あるいは5回とか…

以上5つの事を明記され、応募してみてください。応募者全員に必ず返信メールを致します。来週中には、「応募者全員」に、カタルから返信メールが届きますから、成否はその時に分かります。今までの「確率」は3割から5割程度でした。今回は応募数にもよりますが、既に定員に届いていますから、若干名の募集になります。半年に一度のしかも…3日間限りの募集です。ゴメンね。横柄な態度で…しかしその分、丁寧に…対応しようと思っています。

募集期間は、本日から3日限り、月曜日まで受け付けています。

料金は、半年で58300円です。

皆様からの沢山の応募をお待ちしております。メールは右にあります。上記「5つの記載」をお願いします。

それでは…また明日。



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