カタルの記述に「間違い」があったようです。昨日が今年の最後の「受け渡し日」だと思っていたのですが、どうも昨日は「新年度」の受け渡しのようです。よって、昨日の損切りは無駄だったようです。ごめんなさい。お詫びします。
メールで「読者」から指摘があり…更に此方の「報道」です。何故か…昨日の株式相場は広範囲に高かったのです。 何故なのか? この理由が良く分かりませんでした。なるほど…カタルの「勘違い」だったようです。
翌日の正午ではなく、「翌々日」の正午なのですね。約定から起算して「3営業日目」なのです。追証の基準は、各証券会社によりマチマチで…「翌営業日」にしている証券会社(例えばSBI証券)もあるようです。たぶん…締め切り時間の問題です。でも法律では「翌々日」ですから…3営業日です。昔は「4日後」だったのですが…2019年7月16日から今の3営業日目に変更されました。
これで昨日の相場が「フロック」と言うか…特異性のある理由なのでしょう。しかしNISAと言うのは、そんなに「影響力」が強いのでしょうか…。
この「オルカン」(オールカントリー)と呼ばれる「投資信託」の影響もあり、為替も動いていると言う指摘もあります。しかし…カタルは、かみさんの分だけですが、月額5万円の積み立てを始めましたが、日本株の「高配当株」中心で…運用されるファンドにしました。この高配当株には、たぶん「日本製鉄」(5401)などが含まれるのでしょう。
ファンドの中身を観たことがありませんが、日本製鉄は5%の配当利回りです。しかもPBRは0.6倍です。だからグローバル戦略より、先ずは「内部改革」を採用すると思っていました。でも今回は「USスチール」を買収するグローバル論の選択肢です。
この経営戦略は「三菱UFJ」が、折角、起点を確保した地銀ですが…、米地銀MUFGユニオンバンクを、傘下に収めて営業活動をしていましたが、これを2022年にUSバンコープに売却しました。この資金を元手に…アジア圏のインドネシアなどに、進出しました。
カタル自身はこの経営戦略はカタルの「アジアの隆盛」を取り入れる経営にマッチしますから、評価していました。でも日本製鉄は、日本車の現地生産に備え…USスチールの買収方針です。この動きが…1989年のバブル期に三菱地所が、ロックフェラーグループ(RGI)を2200億円で買収して…批判を浴びた出来事を連想しました。その後、1995年に、このRGIは倒産をして1500億円程度の損失を計上しました。
でも地所はこの失敗を教訓に、海外展開を加速させました。此方の報道が良いのでしょう。カタルが「地所」(8802)に興味を抱いている背景でもあります。
何しろ…コロナ禍で「空室率」は上がり…貸しビル業は、良いとは言えません。しかし…名目時代の要は、「株式」と「土地」(不動産)です。それも稼げる商業不動産は「市況」が落ち着くなら…価値があります。最近の傾向は、米国でもリモートに対する評価が定着し始め、やはり社員を出社させた方が「生産性は高い」と言う見方が多くなっています。
ただこの商業不動産市況は、未だに不安定です。この認識は「政策」によって…その価値が決まります。日本の場合は、ずっと後になって「過剰な清算」を強いました。竹中平蔵が行ったガラガラポンです。
期限を迫って強引に…「不良債権処理」を強要したのです。10億円の価値があっても、「捨て値」です。市況が5億でも…2億でも、3億でも「時間を区切って」…強引に都市銀行に処分を迫りました。これは実話です。
カタルの成功した友達は、この時に財産を創りました。友達が三和銀行の不良債権処理の部署で働いており、その中でも「選りすぐり」の…優良物件を買い取り、直ぐに街の不動産屋に転売して…大きなお金を掴んだのです。
その後、彼は不動産から撤退をして…不良債権である経営困難な会社を買収して、立て直して売りさばく「再生ビジネス」に転向して成功しました。今では一流企業です。上場しろと…矢のような催促ですが、カタルは彼に「上場は、止めて置け」とアドバイスをしました。公の器になると、自由が利かなくなります。
たぶん…この意味は今頃、多くの経営者は実感をして居ることでしょう。「ものをいう」株主の存在です。少し…日本の仕組みは、甘く…間違っているようです。まぁ「スチュワードシップ」や「コーポレートガバナンス」も黎明期ですからね。
カタル時間から10年程度、遅れている印象です。昔…これからの時代は「IR活動」が大切だ…と思って「起業」を試みました。あのまま…ITバブルが起きなければ、たぶん、カタルは、その方向性で「起業」をしたのでしょう。成功していたか…どうか分かりませんが、もともと…株屋ですから「株好き」です。
だから年収が2000万円を超えたので、大丈夫だと思ったのです。でも…2003年を起点にした構造改革の達成から、リーマンショックの影に怯え…金融庁は「清貧思想」を振り撒きます。
この後遺症が、未だに尾を引いているのが「ラピダス」への出資です。日銀がETFを買っているのに…誰も批判はしますが、株式投資をしませんでした。この動きに似ています。政府がリスクを取って「音頭」を取っているのに、誰も「続かない」のです。
奉加帳を回されて、散々…「裏切り続けた」日本国ですから、今度は、日本国政府が「オオカミ少年」に格下げされたのでしょう。日銀によるETF買いが、どんな決着になるか…まだ分かりません。
つまり…今はまだ「実質経済」から「名目経済」への移行期が続いているのです。
だから「トヨタ」の報道になるのです。時代投資なら、此処で「デンソー」(6902)の株を買う事が、囲碁の「本手」になります。しかしそれが正しいかどうか分かりません。しかしこの考え方のプロセスは間違っていません。「デンソー」が「BYD」などの先駆する中国勢に勝てるか、どうか分かりませんが、少なくとも、「日産」や「ホンダ」を買うより「筋」は良いのでしょう。
カタル自身、今回は「ジェイドG」の失敗を鑑み…反省をしています。だから銘柄の選択も「負けない投資」を述べ始めています。しかし…「根」が「博打好き」です。駄目なのです。どうしても「タイミー」のような「革新的」な「ヒーロー」に目が行きます。
ハズレも多いですが…当りもあります。本当に株価が1万円台になるかどうか分かりませんが「時代を創る企業」は「大化け」をするのです。ただ問題は、この分野は「厚生労働省」の管轄で…裁量権が、大きく働く分野ですから…分からないのです。下手をすれば「グッドウィル」のように…「倒産」への道です。
日本と言う国は、「ライブドア」もそうです。消えました。しかしそれ以上の悪さをした「IHI」は、立派な企業として「生き延びて」います「裁量権」と言うのは「恣意的」なものです。
これは本当の実話ですよ。自分が「一任売買」を認めないと…監督官は、毎日、「大宮」まで証券営業員を呼び出すのです。そこに関東財務局があります。仕事が出来ませんから仕方なく…彼らの作文を認めて「サイン」します。
まぁ地検による「違法逮捕」のようなものです。そうして会社を辞めた仲間がいます。本当かどうか…カタルは実態が分かりませんが、嘘をつくような仲間ではありませんから、誇張はあるにしても、ある程度は本当なのでしょう。
まぁ様々な現場を経験すると、役所や税務署は恐いのです。自分達の「独自論理」があります。カタルの時代の接待費は一人5000円だそうです。しかし銀座のクラブに行って、水を飲むだけでも…一人4万円でした。でも税務署が「経費」を認めないと駄目です。仕方なく…何処かで「妥協」です。
これが「税務調査」の実態でしょう。だから理屈ではないのです。「タイミー」は危うい部分も抱えていますが、これからの時代には、欠かせない存在です。故に米国と日本では経済成長率の「差」が生まれます。「規制と自由」の話をしています。
今回の日産自動車の合併問題も経済産業省が、リードしていると言う「噂」があります。親方頼み…しかし米国はビットコインのような詐欺まで、合法化しています。カタルの倫理観ではありません。だから最後は「運」が、成果を決めるのでしょう。一所懸命に努力をして…駄目なら仕方ありません。あとは「野となれ…山となれ…」なのです。世の中に「確実なもの」などありません。多少、リスクの差はあります。でも絶対ではないのです。
ただ…NISA程度の買い物で…金曜日の「バラ色相場」に変るわけです。
如何に人間の気持ち…モチベーションの「持ち方」が大切か…分かると言うものです。カタルは、この目に「見えない効果」を普段から述べています。自分がやるか、どうか…の問題なのです。誰も株を買わないなら、自分が買えばいいのです。簡単な話です。
この辺りが仕事を実際にした奴と、机上論の評論家様と違う所です。月曜日も「買い」に行きます。もう来年です。本日の「トヨタ」の話を、もう一度よく…読むと良いですね。ようやく…日経新聞がROE経営を「連呼」し始めています。時代が動くのでしょう。また…明日。
これから年内最後の会員レポートを書きますから、会員の方は、明日にでもお読みください。