季節外れのインフルエンザが流行っていると言います。カタルは違うと思いますが…咳や痰に、黄色い鼻水が出ます。でも咳はだいぶ収まって来ました。一時は夜中咳き込み大変でした。おそらく副鼻腔も炎症がひどいのでしょうが、熱はないようです。こんな経験があったかどうか…長引いている印象です。同時に左足の甲の辺りに痛みを感じ歩くことも困難なのです。踏んだり蹴ったりで…おまけに追証の請求を受ける有様です。
世間では10連休と騒がれていますが、もうとっくに現役を引退したカタルにとって、暦はあまり関係ありません。日経新聞を読むと、平成と言う時代が分かります。でも日本の新聞らしい評価です。「時価総額バブル越え」と言う見方より、此方の評価の方が…ずっと気が効いており、正しいと思っています。両者のレポートを比較して読んで頂ければ分かります。日経新聞は皆さんの手元にあるでしょうから、東京大学の月岡さんが平成時代を総括しています。此方です。 ラジオでも聴けます。
同じ総括でも…社会を制している体制側のメディア論調と、一学者先生の見方は、えらい違いです。 株式相場の見方も同じなのです。今の市場評価は間違っている可能性もあるし…別の見方がある可能性もあります。
つまり日本人は、与えられた情報を疑って…自分なりに解釈しなくてはならないと言う事を、ここでは述べたいのです。僕らは本当の株式の価値を見抜く力があるかどうか…。 ただ自分が正しいと思っても…現実の株価は、なかなか自分の思うような展開にならないケースがあります。この場合は自分の相場観をどう修正して行くか? 更に何故、間違ったのか? その間違いを正して…修正をしなくてはなりません。
この休みは、予てから述べているように…テクニカル分析を中心にして、上昇株の条件を探るレポートを書こうと思っています。そんな訳で、休みの第一回目は、現在の上方乖離銘柄上位のチャートを観て分析をしようと考えています。
第一位は「楽天」です。確かに…日足を観ると最近の楽天株は急騰しています。でも週足を観ると、あの2012年の株価のスタート位置まで下げていたのです。業績はそれほどの大きな「落ち込み」ではないのに…。つまり楽天株の700円前後は「天与の買い場」だったと思われます。だって…アベノミクス相場のスタート地点まで株価は売られていたのです。でも上がるタイミングだったかどうか。 今回のリフト上場前に株価は動意づいています。でもこの材料を餌に株価修正が図られた印象は否めません。
最初のスタートは昨年の春でしょう。その後、秋になって初めて200日移動平均線を一時的に上回りますが、再び下押しされます。しかし11月に入ると勢いが違う買いの勢力が出現して…株価が上昇しますがクリスマスショックで三度の底値確認です。
この辺りの710円絡みの攻防は面白い展開です。 でも実際の大勢波動が変化するのは、Aの辺りです。この時期に200日線移動平均線が下降波動から上昇波動に移行しており、しかも株価は75日線を上回ります。 そのまま一気に株価は上昇して11月の高値967円を取ったので、株価波動は完全に転換しました。この時点で株を買っても1000円なら2割の鞘を抜けています。
まぁ、結果論の解説なので、誰でもが言えます。 カタルはこの「200日線の動向」を、非常に大切に考えています。しかも…カタルが目指すのは、下降している最中での「際を」捉えることです。上がり始めた株を薦めるのではないのです。
前回の有料会員向けレポートで3銘柄を掲げました。 でも折角、掲げたのに、その後も下げ続けている銘柄があります。当然の帰結です。だって…前期大幅赤字でV字型回復を狙っていますからね。多くの企業は連休明けに決算数字を打ち出します。だから確認作業が必要になります。
でも皆さんは、自分が買ったら、すぐにその株価が上がることを望みますが…そんなのは素人の売り買いの仕方です。資金量にもよりますが、自分が打診の買いをしてから、暫く下げる株が理想です。そうしてある程度、株を買ったら、今度は株価が上昇する株をカタルは好んでいます。
皆さんが、株を買うための時間がないとなりません。その為に早めに推奨することになります。 此処では古河電工やSUMCOを、考えるモデルにしようと思っています。カタルが何故、早すぎることを承知で、敢えて昨年の春から「進化論」を述べたのか?
進化論を述べるに辺り、カタルはこう述べています。今回のリセッション(景気後退)と言うのは大きくなく非常に軽い落ち込みで済むと述べていました。 事実、相場を観るとリセッションとの言葉は、相応しくなく…カタルは「期待値の剥落」と言う表現に留めています。米国株は強いのです。間もなくクリスマスショックにより生じたFAANG株の期待値の剥落を埋めます。フェースブック、アマゾンにアップル、ネットフリックスにグーグルと…いずれも高値更新まで、あと僅かな株価位置にまで戻って来ました。
此処では昨年、高い授業料を払っているから、その分を確り…回収しようと古河電工とSUMCOを週末に買いました。さて明日は、その動向を観ながら、どのタイミングで株を買うのは適切かを、もう一度、考えて行こうと思っています。それでは…また明日。
本日は有料会員向けレポートを、これから書きますから…明日にでもお読みください。