「ただいま」、「お帰り」…と応えてくれる人の居ない家に帰って来ました。何か…あまりに激動過ぎて…予想をしていたのですが、こんな形とは…思いもせず「大ヤラレ」です。まぁ、失われた時代に「40億」を飛ばしたのに比べれば、可愛いものですが…この3週間は良く下げました。やはり9月のSQに絡む指数からの上げ相場が、影響しているのでしょう。
今、新聞屋に電話をして、鮨屋に飯を食いに行って…それから溜まった日経を見てから、頭を整理します。その後、明日にまたレポートします。激動相場なので…、本来は来週に予定していた「有料読者への原稿」も…明日、掲げるつもりです。たぶん遅くになるのでしょう。
幾つかのポイントだけ、掲げておきます。先ずは此方の記事です。これは有料会員しか読めないようですが…重要なので触れておきます。
IT大手(FB、AMZN、GIIGL、AAPL)に対する世界の政府はEUを始め、中国もインドもそうですが…米国でも、これから規制の方向性にあります。その事が…この記事の内容です。
金融の世界は「自由」と「規制」は、成長と鈍化の関係にあります。丁度、利上げのようなものです。ITも同じ関係があるのでしょう。ビッグデータの活用が進むと個人情報が危惧されます。先日、グーグルがEUから制裁金を掛けられました。43億4000億円ユーロ(約5700億円)です。これを受けグーグルは、アンドロイドの無償提供をやめ…有料化を検討していると報告されています。
このような背景があり、アップルのティム・クックCEOは、顧客データは利益を増幅させる武器だとして、米国でもプライバシー法の制定を呼び掛けています。FBの問題も絡みます。ただマーク・ザッカーバーグCEOは広告ベースの事業モデルの正当性を訴えています。
いつの世の中もそうですが、問題が起きてから法律が制定されます。基本的に…「規制」は成長阻害要因になります。ただ社会がその事を必要としているから、法律化されるわけです。逆に、その規制が成長を加速させる要因にもなります。
例えば…自動車の排ガス規制は分かりやすいかな? その為に自動車企業は莫大な開発費負担が必要になりますが、人類にとっては技術革新に繋がり、進歩につながります。軍事兵器の開発も同じです。
競争社会が維持され、そうして淘汰され…、より高いレベルの者だけが残れるのです。市場原理です。能力のない馬鹿はカタルのように株式市場でお金を失い、能力のある人は飛躍的な成長を遂げる勝者になれます。その生存競争です。
リゾート地のワイキキで連日デモをする姿は、観光客にとって悲しい現実です。折角のリゾート気分も台無しです。でも同じ生活苦でも、家族で頑張る姿を見ると…つい応援したくなります。このボックスにはお金が詰まっていました。カタルも残ったドルを少し寄付したくなり、一旦、宿に戻ったのですが…まだ外出して寄付をした次第です。
市場経済は淘汰の論理ですから、どうしても勝者と敗者が存在します。故にカタルは「ベーシック・インカム」の世界になり、犯罪者も少なくなると想像しています。AIの発展は雇用を奪います。余った人は競争を勝ち残るために新しい時代の仕事を覚えなければなりません。努力を重ねレベルアップを図る訳です。
僕らは、その競争に勝ち残るために…株式投資を通じて生きた経済を学び、仕事やこれからの生活に役立てている訳です。株式投資は常に時代を先行して考えなければ負け組ですから、常に最近情報の接し、時代を自分なりに考えます。その事が株式投資だけでなく…他の面でも生きてくるのです。
アマゾンは売り上げが落ちるとして…大きく売られています。4Qの売り上げ率が落ちるそうです。でもホールフーズの買収に絡み前4Qに売り上げが計上されているそうです。だから当たり前なのですが…。増収率だけ見ると…成長が鈍ったように見えます。ただPERは高成長を前提に高い評価なので、これから売られても不思議ではありません。
アマゾン株の解説ではないから詳しい説明は省きます。一方、此処に来て低迷していたテスラが黒字化を受け330.90ドルになって来ました。この株も馬鹿株の評価です。でも一人で気を吐いています。米国市場は生きているようにも見えます。
今は、非常に難しいのです。判断が割れます。カタルは半導体相場でも、スーパーサイクル論を支持しています。でも今は劣勢です。こんな事は前から分かっていました。
でも時代の進化と、相場の調整期間や落ち幅の読みは…非常に難しいのです。カタルは前から11月から中間反騰か、進化論化は分からないが、株は儲かる相場になるだろうと思っていました。故に米国の中間選挙が峠なのだろうと思っています。
もしその後も下げ続けたら、カタルは相場観を訂正せざる得ません。今日はこの程度で、ご勘弁を…。あとは、また明日続きを書きます。