呆れる嘘ばかり…

本日のニュースは実に様々です。日経一面には日立の方針転換の話が載っており、日立の株価が上昇していることを裏付けています。日立化成の売却や借り入れによるM&AやR&Dへの積極姿勢です。一方、多くの企業は設備投資を現状維持とするのに対し…1割が世界景気悪化で減らすそうです。

日立の週足推移

日経新聞の社説に目を向けると…清貧思想の親玉は、この執筆者です。社説を書くのですから、かなりの肩書なのでしょう。ビルの大量供給懸念は…狼少年です。中国の不動産バブルと同じ幻想を、毎度、繰り返し述べています。不動産金融が膨らむ危惧を述べています。こいつらはバブル期に、何も指摘せず、バブル政策を煽っていました。

円高が進むために、低金利を支持して銀行の貸し出し競争を肯定し更に促進させたのです。まるで戦争を煽った朝日新聞のようです。そもそもバブルの引き金を引いたのは、日経新聞の三菱地所の含み利益を、一面に過剰報道したためです。だから「Qレシオ」が生まれました。日経の記者は犯罪者ですよ。その為に…日本は「失われた時代」に導かれたのです。その張本人です。

一方、二つの気掛かりなニュースが伝わっています。一つはNY株安に繋がった米中貿易協議の部分合意期待への破壊、もう一つは分かりにくいですが…コメルツ銀行の合理化です。ただこれは…当たり前の構造改革で銀行業界のスマート化への対応でもありますが、総資産拡大を制限するものでもあります。

レポ金利動向

もう一つ…理解が進まないのが、レポ金利の異常な上昇です。これは非常に重要な出来事です。レポ金利の上昇を受け4日連続で短期金利市場にFRBが資金供給している現象です。これは非常に重要な話です。ですが…カタルの解釈が正しいかどうか…は、確信がありません。

世界経済が資金を求め動き始めている「新たな胎動」とみるべきだと言うのが最初に感じたカタルの第一印象です。ボルガールールの改正があり、米国債が1.4%台から1.9%台に振れたように…市場ではバリュー投資、カタルは「飯炊き相場」と呼ぶことにしましたが…本格化時代に向けた大きな方向転換です。それを表している様にも感じています。

そう解釈すると…全ての事象が繋がります。この現象は新しい体制に慣れてない為に、民間金融が機能してないのです。この胎動を理解している金融関係者が非常に少ないから、このようなイレギュラーの不可解な現象が起きます。レポ金利の高騰は、通常は、あり得ないことです。

でも金融規制によりMMFやMRFなどの資金供給が断たれ…レポ金利が上昇した面もあるのでしょう。もともと過剰な金融規制の為に、日本は外貨の利用が制限されていました。そんな現象の一つかもしれません。一般的に分かり辛い分野ですが、一つの重要なシグナルだと思っています。

でも一方では、まだ早いんじゃないか?…とも思っているのです。カタルの心の揺れ具合が分かりますかね? 誰か…カタルにヒントを与えてくれるメールを望みます。

見落とせないニュースが、ドイツで生まれました。「排出権取引」の拡大です。19日の木曜日の今日の市況で紹介したグレタ・トゥーンベリさんの行動をリンクしましたね。16歳の少女が73歳のトランプ大統領を諭すのです。その関連記事が此方です。この6兆円近い話は非常にインパクトがある出来事です。

本日の日経新聞にも載っています。だから「田中化研」や「ダブルスコープ」の株価が動意を見せているのです。いずれの銘柄も株価位置が低い為に…時間は掛かりますが、このドイツの排出権取引のニュースは、株価に大きな影響を与えます。先日のロイターの記事を紹介しましたね。EUの自動車はEVに変わります。

本当はこの発想は、会員向けのレポートで書く予定でしたが、本日は特別に一般読者にも「市場の整合性」の意味を理解してもらう為に、敢えて踏み込んで…アイディアを公開しています。皆さんの多くは、株式投資の本質を知らないと思います。

僕らは投資を通じて…未来を創造するのです。カタルが押し進める「時代投資」と言うのは、未来を豊かにする企業に、資金を投下する事です。Jトラストもそうですし…最近、手掛け始めたL君もそうです。何れも…時代をラッセルする大化け候補の銘柄群の一角を成しています。

カタルは日経新聞の清貧思想は、犯罪だとさえ思っています。社説に掲げている「地価上昇は先行きを注視すべきだ」と言うコラムを書いた馬鹿は、犯罪者に等しいとさえ思っています。こいつらの考え方が30年間の「失われた時代」と言う空白期間を創りだして…「就職氷河期」を生み出したのです。

そうして、その結果、京アニメから振り込め詐欺まで…の犯罪が至る所で起っている現実を理解できない学歴とは思えません。日経の記者は、おそらく多くが東大や早慶の一流と呼ばれる大学出です。そうでないと…本社に残れません。

株式投資をして…追証の苦しみを理解しないから、こんな嘘を並べられるのです。一体、何回、オフィスビルの大量供給問題を、言い続けているのでしょう。でも日本橋の新築ビルも…みんな満室です。自分の書いた記事を検証したことがあるのでしょうか?

カタルは東邦チタンを買い、損をして…古河電工を買い、更に損をして追証になっています。その度に、己の未熟さと不甲斐なさを嘆いています。きっと読者の人は、カタルなんか…と思っていることでしょう。でも成功事例をあまり自慢しませんが、他にたくさんの成功も生んでいます。同時に失敗も…。だから玉石混合です。

こんな事は当たり前です。だから3流なのです。1流をめざし努力を続けていますが、2流領域にも及びません。でももう直ぐでしょう。

日経新聞の社説が何れ…現実に押され…変わります。今の先物相場と現物相場の関係ように…変化し始めるのでしょう。そんな訳で…本日は、これから有料会員向けの正式なレポートを書きますから、これで…お終いです。

会員の方は、今日は時間がかかるので…明日にでもお読みください。



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