カテゴリー:コラム

隠されたヒント

相変わらず、世間はコロナ騒ぎの大合唱。ロンドンに住む娘もかなり動揺している様子です。地域の人が亡くなったとか…。人間と言うのは、いつもそうですね。自分が巻き込まれると動揺が広がります。

追証を例にすると分かりやすいですね。他人の持ち銘柄が、いくら下がっても関係ないですが、自分が持っている株が下がると…途端に態度が変わります。当事者になると、「人間の本質」が見えます。自分が追証になって、初めて…その痛みが分かります。

だからこそ…政策官僚には株式取引を強制的にさせ、幹部には信用取引の経験も積ませないとなりません。自分が経験もしないで…どうして他人の痛みが、理解できるのでしょう。カタルは「失われた時代」下で、いくら努力しても…下がり続ける株を見て、とうとう営業活動をすることが悪じゃあないか…と思い、営業をやめます。

その間、どの程度か…。仕方なく、国会図書館に毎日通い、常連になります。あそこはたくさんの資料があり、昔の新聞も全部閲覧が可能です。なかなか快適な図書館です。食堂もあります。学食みたいなイメージですが…。

つらい日々でした。その挫折感に比べれば…今のコロナ騒動は、明るく感じます。みんなが一所懸命、改善に向かって努力をしています。金融も財政も政策を総動員をして改善に向かっています。

「失われた時代」の先の見えない時代に比べれば…コロナ騒動は、大変なことには違いありませんが、どうにかなる…と言うイメージです。何しろ、論理的に買える銘柄がゴロゴロしています。 6%の配当利回りなど…決して珍しくもありません。この金利裁定概念は絶対なのです。こう言うと…配当は確定じゃないと言われますが、証券は売買をしなければ、手数料が入りませんが…基本的に、銀行は時間が経過すれば金利で儲かる業種です。

最近、松井などは手数料を取らなくなり、その代わり信用取引の金利が高く、自分たちは1%程度で調達するお金を、3%程度の金利を取り、「鞘抜き」の商売をしています。労せず2%のさや抜きです。松井は小さな会社ですよ。あの社長は、もう変わったのかな? たしか…日本郵船のサラリーマンで、松井さんの娘婿です。でもネット取引を思いついて…軌道に乗せるのは見事です。

同じことが今、オンライン診療やオンライン学習などで始まります。まもなく、手術も一流の医者が、遠隔操作で手術ロボットのダビンチを使い、開腹する時代でしょう。人間の動作は微細な動きに対応できませんが、ロボットは拡大してやるから、人間の領域を超えます。脳神経などの微細な手術も大丈夫な時代になります。

そう考えると…今回のコロナ騒動は、神様がくれた「ビックチャンス」です。一気に人類の進化が早まります。何故、カタルが「コロナの後は、薔薇色相場」…と述べたか?

このような次世代産業にスポットが当たり、一気に時代の変革が早まるからです。5Gもようやく実用化を迎え…どんどんお金が流れます。そういえば…気づきましたか?

昨日、カタルはロコンドの解説で、「ヒカル君」の動画にリンクを張りました。でもきっと多くの人は、その動画を観なかったでしょう。でもこの動画には、貴重なヒントが隠されているのです。情報と言うのは…面白いでしょう。

実はこの動画の中で、ヒカル君は重要なことを言っているのです。未来社会の構造を述べていました。「種明かし」をしましょう。

カタルは「IRNET」を創設して、このIR活動に力を入れ転職をしようと思い…この会社を創設しました。当時はIRなんて、言葉を誰も知りません。ソニーは広報部長と面会をするのです。その時に、丸の内の富士通に行った時に…担当者が「費用対効果」の話をしました。要するに…お金を出す以上、それに見合う効果が、目に見えないとお金が出せないというのです。

その費用対効果の話を、あのビデオでヒカル君は述べていました。テレビCMより「ネット広告」の方が成果が出るというのです。直接、販売増に繋がっているという話をしているのです。 

情報の見方が、ここで終わっては駄目なのですよ。だから…I君の未来の株価のスケールが、非常に大きい事を…ヒカル君は間接的に言っているのです。この繋がりが…昨日のレポートには隠されています。

先ず、第一ステップで、ヒカル君の動画を見るかどうか…。次のステップでその動画の中で「重要なアイテム」を手に入れられるかどうか…。気づくだけではダメです。その「気づき」を、実際の銘柄とつなぎ合わせ…I君の相場に結び付けられるかどうか…。時間の概念で、必ず、そうなります。その進化のスピード変化の時間が、カタルの最後の壁なのです。

あまりに早いと…ブイキューブのように投げてから相場になります。PSSもそうです。そんな事ばかりを経験をすると、如何に時間を合わせるか…が、やがて課題になります。カタルの課題は、この時間概念です。もう上がる株は分かります。でも実際に相場がスタートするタイミングが、なかなか…難しいのです。

だからI君の新高値で買った方が、タイミングが合うかもしれません。

いちいと…このように解説をしないと、昨日のレポートの理解も進みません。例えば…カタルが勘違いをしたボーイング(BA)の話も、カタルの視点が、下地にあるのです。カタルはその下地があるから、てっきりその話か…と、勘違いをしてレポートを掲げました。だから、後で「カッコ書き」で、本文を訂正しています。

カタルは昨日、ボーイングに触れた時に、日経新聞だから…てっきり「自社株買い」批判の話をするのかな? …と、あの「見出し」だけを見て原稿を書きました。

カタルの指摘のようにBAは自社株買いをしたり、高額配当をしていたので、公的支援が「相応しくない」という意見があります。先日は、意見対立から経営陣が去っています。

てっきり…その話を展開すると思ったら、記事の内容はWTOルールの話でした。基本的に市場原理は、弱者の排除です。だから倒産をさせるべきだという意見があります。

故に…あの時にカネボウなどを、公的資金で救ったのは「間違い」だという市場論理があります。産業再生機構でしたかね? その後、コロコロ名称を変えて存続しているから、カタルの頭の記憶力は、いい加減です。日本の村社会は、みんなで助け合う社会構造です。だから奉加帳が存在します。

関係ない企業が、「付き合い」の為に、要らないお金を使いました。村論理の本質は、皆で支え合い、共に歩む形です。だからどうしても…社会の変革のスピードが最も遅い最終ランナーが基準になるので、遅れます。故に「失われた時代」が30年間も続いたのです。

未だに463兆円もの内部留保があっても、トヨタは1兆円の資金を準備します。いざとなったら、トヨタのCPなら、何処でも買います。それなのに…それが美徳のような報道をします。あの行動を批判する人は、いません。むしろ、我も、我も…と、トヨタに続きます。一方、下がる株に資金を使って、果敢に自社株買いをするソフトバンク。面白い対立構造です。

この背景には、新時代の「MAGA相場」があります。日経の記者さんは、しっかり勉強をしていますか? 「株式資本主義」と言うか…。グローバルな新しい国際ルールの模索です。まだ手探り状態ですから、この考え方は確立されていません。赤ちゃんのようなフワフワな状態なのです。でも大切なのです。

時代の「先を読む」には、様々な引き出しを準備してないと…都合よく、合わせることが出来ません。だからキャリアと言うのは、凄い財産です。

皆さんには、見えないかもしれませんが、カタルは毎日、原稿を書いているためにソロソロかな?…と思っている自分が、同時に存在します。あと…本当に一歩なのです。この壁が、なかなか抜けません。

今回も様々な読者に向け…引き出しを提示しています。三菱UFJ、ソフトバンク、野村證券、ロコンド、更に、もっともアクティブなのはI君でしょう。何しろ高値圏です。

他にもC君もU君もS君もJ君も…O君もあるね。様々なアイディアが頭の中で湧いています。証券マンと言うのは、七色仮面と言うか…カメレオンです。でもカタルの性格は、ハイリスク派です。だから…読者は真似をするのではなく、相場を楽しむために…最低単位を買っておけば…共に相場が楽しめますよ。今の焦点は三菱UFJの株価とソフトバンクですが、本当は、米国のアップル株です。

カタルに様々な実験が出来るお金があるなら、一気に治験作業は進み、製品化できるのでしょう。だからもう少し相場を張るお金が欲しいものです。せめて追証のお金は自分で出せるようになりたいものです。かみさんの金を使っている様じゃ…話になりません。

皆さんは…カタルを反面教師にして、無理をせずに、のんびり…と相場を楽しみましょう。そのユトリがあるなら大丈夫です。自分の心の変化は、自分にしか分かりませんから、くれぐれも無理をしないように、ノンビリ、のほほんと生きましょうね。それでは…また明日。



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