カテゴリー:コラム

時代と価値観

最近のカタルのテーマは、昨日、書いたようなものですが…。

本日の日経新聞には金利上昇が、住宅市場にとってマイナス…と報道されています。このような見方は、間違っているように感じています。あまりに…大勢観を見てないというか…。

確かに、金利が上昇すれば、金利負担が増し、住宅の購買者数は減ります。だから、そのことは事実かも知れません。一般的には金利の上昇が、逆風に働くのですが、でも今は歴史上、かなり低い金利水準ですからね。仮に3%が5%に上昇しても、それ以上に給料が増えたり、物価が上がったりすれば…整合性は生まれます。逆に住宅価格は常に金利以上に上昇を続けるのが一般的です。つまり総体評価なのです。

僕らの観念は、今の状態から…比較されます。でも人間と言うのは環境に順応して変化していきます。進化論と同じですね。あまりに長い「失われた時代」の中で生きてきて、時間が経過したために、僕らは…すっかり、このデフレ環境に慣れてしまったのです。カタルはブックオフなどが誕生した当初、不快な思いを抱きました。中古品に対するアレルギーが身についていたのでしょう。古本屋など…カタルが小さい頃の話でした。

でも息子は平気のようです。フリマーなどに行ったりしているようなのです。骨董品と中古屋さんは、ずいぶん価値観が違うように感じます。

先日、株価を見ていたら…なかなかいい感じの銘柄が見つかったのです。「ネクステージ」(3186)と言う会社ですが、四季報を見てみると中古車販売なのですね。海外展開ならいざ知らず…とても買う気になれずに、直ぐに記憶から消したのですが、最近の中古車と言うのは、新車と比較して、結構…高い価格なのですね。

今度メルカリが上場されるそうで…これも中古品の売買の会社ですよね。やはりカタルの価値観とは違います。時代が人間の価値観をも変えるようです。それにしても…失われた時代と言うバカな時代が、何故、こんなに好まれるのでしょう。カタルは嫌いです。

他人のあらを探し…みんなで叩く構図です。面白おかしく…新潟県の米山知事を叩きます。財務省の福田さんもそうですね。セクハラ? 動物の世界、雌の関心を買うためにオスは必死に…涙ぐましい努力をします。それをモラル感が劣る行為? ME TOO運動も、カタルには理解できません。

いい女が居れば…口説きたくなるのが…男の本性でしょう。それを否定する社会は、何処か歪んで見えます。立憲民主党の辻本さんなんかを、もう…見るだけで、カタルは嫌悪感を覚えます。国会議員は、政策を審議するのが仕事でしょう。まるで週刊誌の記者です。そんなレベルの人間が大勢います。何故、此処まで、議員の品位が失われたのでしょう。カタルの感覚が歪んでいるのでしょうか?

まぁ、自分の価値観を直そうとも思いません。最近は、一投資家に過ぎませんから、自分の価値観を大切に磨き、感性を更に高めるだけ…と思っています。

しかし…「失われた時代」と言うのは、多くの自殺者だけでなく…様々な弊害を社会に残しましたね。何が言いたいか…分かりますかね。

今は、非常に低い金利なのです。歴史的にみると…。おそらく…時代が大きく変化するので、これまでの我々の価値観が変貌するかもしれません。フィンランドで試験的に導入されていたベーシックインカムの実験をやめるそうですね。僅か1年ほどのデータで検証になるのでしょうか?

一般的には犯罪も減り、高い効果が生まれると評判の実験です。

カタルは、今はスマートコミュニティーへの端境期にあり、人間の価値観が大きく変化するのではないかと思っています。具体的には、お金を稼ぐことが社会的なステータスを高めることでしたが…人間は目指す目標が違うんじゃないか…とも考えています。

確かに生活をするためには、最低限の収入は必要で、そのお金がないと人間はドンドン劣化し、追い込まれれば、犯罪にも走ります。おそらく犯罪者の多くは、社会一般レベルの生活が出来ないために、犯罪に走るのでしょう。だからこそ…ベーシックインカムの制度は優れている可能性があります。医療費も下がるだろうし…犯罪が減るなら、警察官も必要なくなります。

世の中には、生活の為に…嫌々、今の生活に追い込まれている人も多いのでしょう。出来ることなら、楽しい仕事が良いですね。幸い、カタルは株式投資と言うか…相場を考えることが好きですね。だから休みは暇で、少し寂しいかな?

昔…あれは新人時代ですから、証券マンの5年生ぐらいの時だったかな? 休みに株式の専門誌を会社まで取りに行って読んでいました。相場の未来図を考えるのが大好きでした。相場は奥が深く…必要に迫られ、様々なことを学びます。先ずは理解をしないと現場が分かりません。現場を理解できないと株価を判断できませんね。

今の若者のトレーダーの多くは、株価の上下だけで売り買いをしているのでしょうが…そのようなディーリング感覚だけでは、早晩、壁にあたる筈です。やはり経済学の基礎知識などが必要になるでしょう。あとは数学と…情報を集めるための英語かな?

奇妙な国ですね。日本は…。例えばヤフーファイナンスの株価の推移をみるためにエクセルデータを利用できないのですね。日本ヤフーは有料のようですが、米国は無料で、エクセルでダウンロードが出来ます。

日本の東証に空売り比率のデータが保持され、公開されていますが、何故か…PDFファイルで、エクセルの時系列のものがありません。仕方なく、カタルは時間をかけて…手作業でデータをエクセルに落としています。

日本と言う国は、なんと馬鹿な国なのでしょう。データを一般的に使いやすいように公開すれば良いのです。決算データもそうです。あの使いづらいサイトを、誰がお金をかけて構築するのでしょう。全てが万事、日本は、そうなのです。市場原理が正しく動くようなルールと体制づくりが必要なのでしょう。

カタルの基本的な考え方は、本日の米国不動産の懸念記事を見て…何故、この時期に書かされたのか…あの記事で誰が得をするのでしょう。新潟県知事の米山さん失脚で東電の株価が上がってきたのです。奇妙なことに…、株価推移をみると、事が公になる前から、下地がありましたね。

誰かが作為的にリークして、メディアを動かしている様にも見えます。僕らは賢い投資家を目指し、自分の頭で株価を考えて、自分で決断しましょう。誰かがこう言っている…そんなことはあまり関係ありません。その意見を見て、自分がどう判断して、どう行動するか…ただそれだけの話です。

カタルは、いつも相場の未来図を、事前にレポートしています。よく読んでみれば良いですね。カタルは少なくとも、原稿をアップする前に3回程度は読み直しますね。

だから書きながら、考えていますから、いくらバカのカタルでも、ある程度は自分で書いた原稿の消化率は、皆さんより高いと思います。はやくカタルも一人前レベルになる為に
…そろそろ一段階ぐらい、ステップアップしたいものです。それでは…、また明日。

有料会員の方へ 昨日、原稿をアップしたので…ぜひ、お読みください。



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