アーカイブ:2015年10月

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かたる:しかし…NY市場は、ガラッと変化しましたね。ビックリするほどです。イエレン時間とサマーズ時間の違いが、こんなに影響を与えるとは…驚きです。バーナンキ議長がテーパリング発言をしたのは、2013年5月ですからね。既に2年以上経過しても、次のステップに動けないと言う事は…リーマンショックの根が、深い事を物語っています。

考えてみれば…当たり前です。東西冷戦の雪解け(1989年)から、市場経済が先進国だけでなく、BRICsなどの国を筆頭に、新興国中心に市場規模が急拡大したわけですからね。カタルはベルリンの壁崩壊を見て、日経平均株価10万円…と、あの時、謳ったのです。この事はネットの時代ではないので、皆さんは知りません。カタルはあの光景を見て、市場経済圏の拡大を予測しました。そうして市場、つまり需要が増えるから、生産力の強い日本は一段と潤うと思ったのです。(しかし、実際はジムロジャーズが主張した資源投資が、最も投資効率が良かったのです。)

ところが…ガラパゴス化(鎖国制度)の咎めを受けるとは…。グローバル化の論理が優先されたわけです。この背景は日本の存在価値観の低下、東西冷戦が終わったことで日本の役割が終わり、米国に国際ルールを求められたのです。もともとプラ合意と言うのは…そういう意味ですね。このような基本的な解釈が間違っていた為に、カタルは人生を棒に振る選択をして、歩合セールスとして苦労をするわけです。

田舎の証券マンが、たまたま時代に助けられたのを自分の実力だと思い、ヒヨコが世間に飛び出た為に…餌食になりました。知識の必要性に迫られ、証券アナリストの資格を取ったりして頑張ったけれど…何をやっても無駄でした。下がり続ける相場に勝てる道理はありません。ようやく、安倍政権下で600兆円目標を見たのです。しかし池田隼人の所得倍増論から比べると…僅か20%増です。でもあの頃は13兆を26兆にする話ですからね。昭和30年代の「3丁目の夕日」の世界です。何故、この時代に多くの人が「郷愁」を抱くのか?それは「希望に燃えた」時代だったわけです。「失われた時代」と全然、背景が違いますね。

1000兆円の借金など…たいしたことはありません。早く実力のある人間が政策指導者につけば簡単ですね。黒田さんにしても、もう少し度量が必要です。そりゃ、ガラガラポンを知っている人からすれば、恐くて二の足を踏むのは分かるけれど…それしか道はないのです。既に、財政ファイナンスの世界ですから、どっちに転んでもやるしかないのですね。年率5%をめざし、マネーストックを10%の伸びまで上げるのが、彼の役目の筈です。それが4%台では…、とてもとても…と云う話で、だから量的緩和失敗論が飛び出す始末です。

失った1300兆円(土地の資本価値)を、5年から10年で回復させれば、一気に成長率は5~8%程度になると思っています。そうなると…ウハウハ状態の投資熱が起り、一気にスマートコミュニティーの世界に突入です。日本発で「宇宙エレベーター」の開発が、実現するかもしれませんね。大林組の株価を1万円に放り上げると、意外に実現するかもしれません。ほら…夢が出てきますね。希望とは、こういうものです。後ろではなく、前を向いて生きる社会を、構築する事ですね。やれ、中国のバブルだとか…そんな心配ばかりメディアは取り上げます。完全に「失われた時代」に、どっぷりと嵌っています。

シャープは良い会社です。たかが2000億や3000億のお金で活気が取り戻せるなら…安いものですね。シャープの従業員は、およそ5万人、関連企業含め、栃木工場のある矢板市などの影響を含めれば…大きな影響力があります。5倍から10倍は影響があるのでしょう。つまり最大50万人の雇用に関わる事例ですね。経営者が馬鹿だったから、過剰生産設備で沈んだのですね。亀山だけなら、何とかなったのでしょう。それを堺まで手を広げ…おそらく関連を含めれば…兆円規模に迫る投資なのでしょうね。本当は貸し手責任があるから、あの資本に付け替えたお金は、「棒引き」するのが筋ですね。おそらく三菱内部の派閥争いが影響したのでしょう。世の中の、成功と失敗は、やはり紙一重なのですね。今日は142円を回復していますね。カタルの買い値の165円には届きませんが…。来年の目玉になる可能性が高いので、よく動きを追っておくといいですね。

希望を抱ける社会と…希望がない社会の違いは、何か?

それは「今日より明日」なのです。昭和30年代は物価が上がる社会です。インフレで苦労するのです。たかが10%や20%程度、食料品が上がったと言い、不平不満を言う社会ではないですね。その分、稼げばいいのです。はやくキャッシュレス社会を構築すべきです。マイナンバーを活用し、カードで決済でも良いですね。スマフォで決済できるのです。活用すればいいのです。この仕組みだけで、どれだけ効率化するか。お金を効率化させれば、全ての動きが的確に把握でき、経済統計も的確に把握できるので、政策もスパコンが指示するような時代になるでしょう。その方が効率的です。やがてお金への価値観が薄れ、人間の満足感の概念が、変わるかもしれません。社会貢献が生きる喜びに変われば、人類は、もっと飛躍できるかもしれませんね。

さて今日も…戯言から始まった原稿です。株価を見ると良く分かりますね。信用力の拡大の様子が…です。僅か…1週間で評価損が、半分になりました。まだマイナス圏なので、偉そうに言えませんが…外人売りが止まれば、株価が上がるのが道理ですね。みんな日本郵政の相場を意識しています。その為に戻りが鈍い三菱UFJと言う印象ですね。でも心配いりません。どの株も水準を上げてきます。自分の持ち株で、戻りの悪いもので企業業績の見込みが変わらないなら、買い増しをして待てばいいですね。逆に戻りが鈍いから…チャンスがあるとも言えます。どの株も上がりますね。それが「システマティックリスク」と言う基本概念です。

さて今日は、日経平均株価は弱いけれど、個別株は活況ですね。これが儲かる相場です。カタルは、何度も…述べています。カタル独自の「好転率」と言う指標を提示していましたね。25日線が26週線を上回る現象です。まもなく…この動きが止まります。まだ1週間ですから、まだもう少し続きますが…やがて26週線とのかい離が縮小すると、株価は面白いように騰がり出しますね。でもその時分は…相場も変化します。「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ちますが、楽観の内に成熟し、幸福感と共に散る」のです。まだ懐疑の最中でしょう。8月25日から9月29日が、悲観の中で生まれたのですね。

やはり三菱UFJが、基軸だと思っています。この銘柄の動きだけ見ておけば…相場の四季が分かると言うものです。まだ783円を抜けないのですね。面白いね。やはり株は…。知れば知る程、奥が深くなり、興味が湧いてきます。追証で苦しんだ人は、そろそろ持ち株を減らす準備を、早めにした方が良いですね。どっち道、年末から年始まで…の期間限定かも知れません。この辺りはイエレン時間の復活に影響を受けます。でも日本郵政から、三菱UFJの新高値更新などとなると…景色図も変わるかもしれませんね。その辺りがピークかな?…と現時点では、漠然と想像しています。まだまだ先の話です。Vテクは1000円も戻りましたね。驚きです。この連騰は…上値が大きいのかも知れませんが、カタルは買い過ぎた分を売っています。でも興味があるので、最後まで付き合います。

本命と考えているパイオニア、今日も買い気配スタートで、現在の出来高が2200万台です。やはり…ね。でもあまり膨らまずに休んでも良いように思うけれど…もう少し上に行き、一服かな? 前回の押しは、29日の249円でしたね。それともこのまま飛び続け、『俺がスター株だ』と、自己主張するのでしょうか? 空売りだけはしないように…。

アコムも素晴らしいと思うけれど…どうでしょう。勿論カタルは、ケネディクスなのですが…毎度おなじみの…じゃ、解説しても仕方がありません。遅れていたJTECを買いに行ったけれど…追加は、買えなかったようです。クラウドワークスは…こっちも今の所は駄目のようですね。日本郵政で、三菱UFJが下がるようなら、買おうかな?この29日からの上昇は緩いけれど…良いイメージを持っています。

オリックスはなかなかですね。これは6月10日ではなく、7月の初めに損切りしたのですが…たしか1800円前後だったと思います。今日の株価は安いと言っても1729円ですからね。5%程度の下げ率ですね。今日は、大阪チタンも高いのですね。先日は惜しかったね。あの下げは…絶好の買い増し場面でした。まぁ、のんびりやればいいのです。チャンスはいくらでもあります。

さて戯言もこの辺で…。肝心なことは、自分の力量把握ですからね。9月29日の自分の心境を、日記に付けた人が居るかな? 投資日誌と言うのは…自分の力量把握に役立ちます。カタルの場合は、この原稿が投資日誌ですからね。あの時は、恐くて怖くて、最悪、建玉全部を、現引きしようとも考えていたのです。あれから僅かな期間、実質的に1週間程度で、この変化ですからね。人間の心などは、実に「ふわふわ」したものですね。それでは…また明日。



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