アーカイブ:2016年8月19日

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かたる:馬鹿の一つ覚えで…ケネディクスの買い増しを毎日していたら、とうとう限界を迎えたらしいのです。評価損はどんどん減り、もう買い余力が…余りなくなりました。あまり無理をすると、まさかの事態に、対処ができません。株の世界は、「魔物」が住む世界です。その魔物に、ヤラレ、何人の人が命を落としたか? 金で済むなら問題ありませんが、命のやり取りまで…株は追い込まれることもありますからね。

昨日、久しぶりによちゃんから、電話がありました。彼は奥さんが亡くなって失意の中で暮らしています。我々の業界では、知る人は知る人物です。昔S石油と言う企業から注文を受けていました。流石にJALを急騰させたときには…政治家の人から御目玉を貰い、「国策企業をオモチャにするとは、何事か?」…と怒られ、資金元を閉じられました。

昔はすごかったのです。大手銀行は、それぞれ傘下に金融子会社をたくさん持っており、ノンバンクから20億、30億と引き出し、勝負を掛けます。中には50億程度の融資もあったようです。彼の大手顧客は200億円を飛ばしたと言います。いくらバブル期とは言え…200億円は、大変な金額ですからね。その個人は有名な人です。カタルも一度、彼の屋敷に行きました。庭師を抱えており、自宅の森を整備させているのです。田舎の話ではなく…新宿ですからね。銀行がお金を貸す筈です。広大な土地でテニスコートや幼稚園などを経営していました。

亡くなられたマックの藤田さんも、株が好きでしたね。カタルを和光証券に紹介してくれたKさんのメイン顧客でした。その為に、カタルが稼げるようになった時は、マックの関連財団に、毎年、寄付をしていました。Kさんに、僅かなお金を差し上げても喜ばないし…間接的に、ご恩返しが出来れば良いかな?…とおもい、マックの関連会社に寄付をしたのです。昔は、みんな凄かったですね。今の証券マンが小粒になったのか…どうか。こんな世の中にしたのは、みんな宮澤喜一です。彼は晩年…この政策を、甚く後悔をしていました。その失われた時代の封印が、明けるかどうか…。

失業率と消費者物価の推移

失業率と消費者物価の推移

誰も、あまり評価してないようですが…カタルは、あの馬場レポートを物凄く高く評価しています。日経新聞の馬場さんは、きっと誰かから聞いたのでしょうが…3%の完全失業率を切ると、消費者物価は上がり始めると言うものです。今は人手不足とは言え…完全なものではありません。介護など…一部の業種だけですからね。団塊の世代は、ドンドン退職を迎え…間もなく、日本は本当に人手が足りなくなります。そうなると人件費を上げざる得ず、それが物価上昇を後押しします。故に…この表は、非常に重要なのです。

迷っていた「クラウドワークス」を、正式にカタル銘柄に採用したもの…あの馬場レポートが、決め手でした。小さな会社の場合、どうしても経営者の資質が、ものを言います。マズマズの路線でしたが、今一、信用が得られなかったのです。しかしこの表を観れば…埋もれる人間にも…仕事が回りますからね。クラウド上の仕組みですから…やがて世界を相手に拡大する可能性もあります。故に株価が1万円になっても、不思議ではありません。読者の人は、800円にも届かない赤字企業が1万円?と、驚くかもしれませんが…あの変化率は、そう落ちない可能性が高いのです。そりゃ、確かに…必ず、いずれは落ちますよ。売り上げが増えれば、変化率は鈍ります。しかし時代背景を考えると、外注はドンドン増えますね。故に、変化率は、そう大きく落ちないのでしょう。

だから…有力な買い手が入るまで…カタルは、下値をジックリ集めます。まだまだ買い増しです。現状は4桁が妥当株価だと思っています。多くの人は、株が騰がると利食いをするのですが…間違っています。ヤレヤレ…と、きっと、昨年の733円高値を買った人は、今頃は利食いをしていることでしょう。ケネディクスも、ユビキタスもそうだと思います。しかし…その行動は間違っています。自分の頭で、どうして、その株が上がって来たか?時代背景をよく考えることです。これから本番を迎える企業を売るなんて…馬鹿な行動です。追証なら、利食いも仕方ありませんよ。でも強いとは言えませんが…マズマズの展開ですね。

クラウドワークスなどは、ストップ高まで買っても、たいした売り物が出ていません。買っても良いのですが…買っちゃ、駄目なのです。おそらく、時期が来てないから…まだストップ高にならないのです。強引に株価を作ろうとはせず、力がないなら、力がないなりに、粛々と下値の売り物を集めればいいのです。1か月、2か月と…毎日、すこしずつ買えば良いですね。何も、一日に全力投球する必要はありません。毎日、買うのです。このような、良い素質を秘めている会社は、なかなか探す事は出来ません。

ほら…ね。昨日、終わりに少し述べた大阪チタン、やはり底入れから、株価が上がって来たでしょう。カタルは、外資系の手口を紹介するつもりで、1500円台の時から、打診買いを始めました。もともと、この株は1500円程度が、下値だったのです。おそらくサウジのSWFの売りで需給バランスが崩れたのでしょう。でも外資系は、自分達が再び参入するために…つまり買うために、「レーティング」をわざと引き下げたのです。良く、外資がやる手口です。馬鹿だけですよ。大量に玉を買うためには、先ずは売りから仕掛けするのです。

シャープも、その可能性があります。ただ何度も言いますが、上昇角度が問題になります。クラウドワークスとは、変化率が大きく違うため、大相場になるかどうか…。クラウドワークスは、かなりの大物です。自分で探してごらん?この売り上げの変化率の会社が見つかるかな? 見つかったら…是非、カタルにも教えてね。カタルが、その時代背景を分析して…、行けるようなら、一緒にやりましょう。

大阪チタンの日足推移

大阪チタンの日足推移

カタルは「大阪チタン」で、株が、どう底入れするか? この株で解説する…と宣言して時々紹介していました。証券マンの人も、素人も…プロに騙されてはいけません。底値圏で売り推奨するのは、大概は、「買いたい弱気」と思って、その背景を考えるべきですね。丁度、高値圏で買い推奨が出るのと、正反対の現象です。

此処で思い出してください。カタルは野村証券が、小野薬品を買い推奨した時に仕上がり宣言をしました。でも目先は、野村さんの勝ちでしたね。半年ほどかな?それから上がり続けましたからね。でも今は、その推奨株価を大きく下回っています。まぁ、肺がんの臨床に失敗したせいもありますが…基本は同じことです。素人にババを引かせるために買い推奨をするのです。本当に良いなら、自分で買い上がればいいのです。アナリストは、自分で株の売買を出来ないと言い訳を言いますが、嘘です。自分でレポートを出した時に、現物で買えば良いのですね。みんな素人ですよ。

その証拠に…野村証券を辞めると…、誰もその後、注目されませんね。本来、当たり続けるなら、バフェットのように注目され続ける筈です。みんな素人ですね。機関投資家も同じです。三菱UFJの株価が500円以下など…一体、どう説明をするのでしょう。

完全にデフレの「流動性の罠」に嵌ったままです。三菱UFJの株価が1700円に乗れば…ようやく、正常な名目の世界に移行したのです。だからカタルは、ケネディクスだけ見ていれば、相場は分かると述べている訳です。

毎度、おなじみの古新聞、古雑誌の回収です。「ケネディクス、ケネディクスはありませんか?ご家庭の不要になったケネディクスを買い取ります。」こうやって、カタルは、毎日、ケネディクスを買いましたが、そろそろ限界点に達しました。さてトホホのカタルか? ワハハのカタルか? カタルはバブル崩壊以来、毎日、名目の世界に憧れ…、それを馬鹿の一つ覚えで、追いかけ続けています。また明日。



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