アーカイブ:2024年6月29日

TOPIXは新高値

昨日のTOPIX指数は2821まであり…今年の高値を更新しました。日経平均株価は半導体を中心とする「値嵩株」に大きな影響を受けますが、TOPIX指数は「時価総額」を重視しています。銀行株を中心に株価は上昇を続けているからでしょう。

TOPIX指数の日足推移

「三菱UFJ」(8306)の株価は1738円まであり、今週は、連日上がっており、金曜日は出来高を伴って…大幅高しました。これから「金利のある世界」になりますし…持ち合い株式の効率化も進みます。

「三菱UFJ」(8306)の 日足推移

基本的に邦銀は、未だに完全な効率的経営とは言えません。「三菱UFJ」の東陽町支店は、駅前に店舗を抱えていますが、駐車場のまま…の「空き地」が放置されています。これで株主の期待に応えられるでしょうか? 既に銀行の主要店舗は「空中」店で良く、1階に店を構える必要はありません。ATMなどの狭いスペースだけで事は足ります。

基本的に、経営者が現状を理解しているかどうか…なのでしょう。ネット世界になり、キャッシュレス社会が当たり前になっていますし、多くの手続きは「クラウド上」で処理されます。たぶん…既に店舗は必要ないのでしょう。

その点、最初から「店舗」を構えないネット銀行などの方が…競争は有利なのでしょう。でも遅れている邦銀ですから、いくらでも「利益」を作れるのです。

「野村証券」と同じで、ガードが甘い「みずほ銀行」は危険な投資にも気軽に…融資を実行しているように見えます。 「ソフトバンクG」への融資は、本来は「危ない部類」の会社形態ですから、兆円単位の融資は「ヘッジ」が必要でしょう。当然、その分、金利は高くなるはずです。でも日本人はリスクに見合った…料金を取りません。この点は投資家も同じです。

基本的に、カタルのような「ハイリスク」派閥は、危ない人間です。

ソフトバンクの孫さんと同じ種族です。だから本来なら、もっと早く…この泥沼地獄から抜け出せるはずでしたが、結果は「堂々巡り」です。何回も、チャレンジしては時代の壁に跳ね返されます。これが実質経済の世界です。

ようやく…「三菱UFJ」が2000円近くなって来て、金融機関が「元気になる」時代になりました。この意味が、皆さんは、きっと…理解できないでしょう。

カタルのこの基本構想は2003年から…なのです。あの時に、そのまま…立ち上がるはずだったのです。金融庁をはじめ…、政策当局は馬鹿な清貧思想を広めたために、日本株は「二番底」を探りに行きました。あの円高の為替相場は、そういう意味です。

ドル円為替の長期水準

しかし折角のチャンスを生かせない日本企業です。100円を大きく上回り…75円台まで円高になっています。「グローバル」概念を持つか、どうか…。

「三菱UFJ」の株価は、色んなことを教えてくれます。

「三菱UFJ」(8306)の 月足推移

カタルが「800円でも安い」と感じて…株の打診買いをしました。しかし、リーマンショックは米国の話で、日本のように…バブルの反省をしている国は、まったく関係ないのに、折角、立ち上がり始めたところで、再び…「げんこつ」です。権力に敵う人は居ませんから、奈落の底へ行きます。

でも…流石に「三菱UFJ」の株が500円台になったのを見て、カタルは、そこから…馬鹿になって、「三菱UFJ」の株を買い始めたら…なんと318円ですからね。まさに驚きです。

その後は安倍政権が誕生し政策はまともですが…日本では実質経済論者の清貧思想を唱える人が多く、なかなか…本格化しませんでした。ようやく、リーマンショックの高値1950円を抜くのです。この株価を抜くことが本格派の証でもあります。

本来なら株価は安いので「TOB」をすれば…儲かったのです。ですが…日本は「うるさい国」です。

「ラインヤフー」(4689)を見ても分かります。何故、ネイバーを、敵視するのか? 日本人は韓国人、いつも…下に見ています。多くの韓国のドラマを見て…感じるのは、古くから日本は韓国を虐めてきました。

だから… 文 在寅 大統領のように、日本を非常に「悪く観る傾向」は、過去の歴史を観ると…分からないでもないのです。

太閤秀吉の時代から、意味のない「侵略戦争」を仕掛けています。この心が太平洋戦争に、繋がった可能性もあります。日本人は、もっと歴史を勉強し…本当の教育を学生時代から教えているなら、社会人になってから「別の生き方」もあったのでしょう。

今のネット世代の考え方は、非常に幼稚です。少しお金があるなら、いくらでも彼らを騙せるでしょう。老人の多くは、「振り込め詐欺」などに引っ掛かり、いつもテレビで…被害報告がありますが、うちのかみさんは、「何故、あんな幼稚な手口に引っ掛かるの?」…と言いますが…なかなかどうして、彼らは「巧妙な手口」を用いますから、なんとなく…騙される老人の気持ちがカタルは分かります。 

カタルも一度だけですが…彼等から「電話」が掛かってきました。カタルは詐欺を疑い、銀行の行員の真似をしたのです。だから、こちらが「社長の名前は何と言うの?」と、「別の質問」をすると相手は応えられません。「それでは御社の株価はいくらですか?」…と聞くと、すぐに向こうから電話を切りました。

まぁ気を付けていても、世の中は、どんどん悪い方向性に向いました。これは…日本人の気持ちの中から、若者中心に「希望」という概念が消えたから、暗い世の中になったのでしょう。

人間には「今日はダメでも、明日がある」という…気持ちが大切です。「モチベーション」を高める動きがないと社会が沈みます。

今の中国は強権政治です。習近平がトップではいつまでもダメでしょう。基本的に共産党の「平等な世界」というのは、駄目なのですね。「共同富裕」という理想論を人間は何度も試みていますが、この理想が実現したことはありません。

ソ連は結局、崩壊しました。「自滅」です。共産党も同じでしょう。そもそも強権政治は、長く続かないものです。お金持ちは…基本的に頭が良く、努力をして社会競争に打ち勝った人がお金持ちになるのです。他人批判をするような人はダメですね。

ソフトバンクの孫さんは、マクドナルドの藤田さんと面識があったようです。カタルは会ったことはありませんが、カタルを和光証券に入れてくれた人脈を持った岡三証券の小菊さんの一番の主要顧客はマックの藤田商店でした。

何故、小菊さんが藤田さんから、可愛がってもらったのか? 

カタルの推察では小菊さんは戦争孤児でした。二人の兄弟が小さい時に…両親とも死んだのですね。だから…彼は弟と自分は別々の親戚に預けられて…幼少期を過ごしました。弟さんは伊藤忠商事で、兄貴の小菊さんは日興証券に入りました。兄弟とも、きっと優秀だったのでしょう。

たぶん…マックの藤田さんはその生い立ちを知り、長く小菊さんを可愛がって…億円単位の注文をずっと続けてくれたのです。

証券マンの中でも「松下幸之助」の担当者も有名な人です。カタルは伝聞ですが…並大抵の努力では、一流の経済人を落とせません。お金持ちは、やはりセールスもよく見ています。努力をしなければ、相手も応えませんね。これは「当たり前」のです。

株屋は一流になるために…ずっと努力します。しかし…そんなことは当たり前なのです。その中から、本当に限られた少数派が「あちら側」の世界に行けます。でもその道は険しく…なかなかどんなセールスもあちら側には行けませんね。

でもソコソコなら…かなりの人数をカタルは知っています。でも所詮は,普通なのです。

ずば抜けた…人はなかなか居ません。残念ながら桁違いの人には会ったことがありません。このレポートはその試行錯誤の過程ですから、不完全なものです。よって…みなさんが評価してくれる気持ちは分かりますが、カタルだって人間ですから、良く間違います。でもカタルの人生の中で…確立されたジンクスというか、法則をなるべく…みなさんに伝授しようと思っています。株式投資のイロハですね。

カタルは既に年金世代ですから、ここからの「伸びしろ」は知れています。しかし…読者の中で「意欲のある若者」なら、きっと…「明日の日本」を作れます。微力ながら…その手足、いや「捨て駒」になれれば…それで、カタルもこのレポートを綴っている意味があります。今は機上の飛行機の中で原稿を書いています。これからシンガポールに向かいます。そんなことで…また明日。

今、シンガポールの娘のマンションから原稿を挙げています。



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