アーカイブ:2024年5月

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昨日、明らかになった「東京海上」(8766)などの損保の「持ち合い株」解消の動きは、金融庁の新発田参事官の「国家の方針」が効いています。この問題の「切っ掛け」は「ビックモーター」の例の事件が、切っ掛けですが…同じような保険会社への不正請求はトヨタ系列でも起きています。

でも「メディア」の取り扱い方は、全く違います。この感覚が、村社会における「裁量権」です。テレビドラマに登場する「大岡越前」の温情のある「お裁き」は、ルールを杓子定規に扱いません。

今回の「政治資金」問題でも、検察の議員に対する扱いは違います。

何処まで厳格にルールを適応するか…「曖昧な基準」が、権力の価値を高めます。税務署と対峙するとよく分かります。人により、銀座のクラブの飲み代は、「経費認定」されますが、税務署の一般的な見解は、一人5000円までと言う話です。

でも銀座のクラブは、席に着いただけで…一人、当時は4万円でした。仲間が、新潟の田舎から来て、一緒に、すし屋からクラブに行ったのですが、すし屋で10万円近く払ったのを見て、「目を白黒させて」いました。田舎は安いですからね。でもカタルの近くの…東陽町のすし屋は、せいぜい…一人1万円です。

最近、街のすし屋さんは、大手チェーンの「回転ずし」に押され…カタルの通う店も「廃業する」と言います。代々…続いた「老舗」ですが、大将も75過ぎかな? 最近は客の注文も忘れる有様で…客が逆に教えるのです。誰もが「老い」には勝てません。そこで、そのビルを3億円で売って「引退」すると言います。

「東京海上」(8766)の日足推移

話しが外れましたが、冒頭の「東京海上」を、僕らは「マリーン」と呼びますが、チャート見ると分かりますが、200日線を割れたと時に…もし株を買っていたら、今は「ウハウハ」…です。

しかし、2倍まで行きませんが、「野村証券」(8604)と同じような成績です。でも野村証券は今年に入ってからの「株価上昇」です。昔から「株式の缶詰」と呼ばれていた「マリーン」です。「京都銀行」も、カタルがレポートに取り上げてから、かなりの株価上昇です。社名が変わったのですね。知らなかった…。何故かな? 今は「京都フィナンシャルグループ」(5844)だそうです。

分かりますか…マリーンと京都銀行は「同じ仲間」で「共通点」があります。持ち合い株式の含み利益です。「京都フィナンシャルグループ」は「ニデック」(6594)もそうですが、「任天堂」(7974)に「京セラ」(6971)、「村田製作」(6981)など…京都は、意外なのですが、優秀な「企業」を育みます。

でも…ROE経営は「資金の効率」まで…考える仕組みです。

よって、金利が低いなら借金をして事業を拡大させて…「稼げ」というのです。ROEのデュポン式の分解式を観ると「財務レバレッジ」を上げると…全体の数字は上がります。売り上げに対する粗利の多さの「利益率」と「資産の回転率」…更に「財務レバレッジ」の3つに分解されます。

K君やC君もそうですが、売り上げは伸びていますが、「経費」が掛かっています。

「出前館」(2484) の週足推移

このコントロールをどうするか? 「水道哲学」の事例は、最近では「出前館」(2484)かな? でも株価は一貫して…右肩下がりです。

今回の「ジェイドG」(3558)は、この見方が焦点の一つです。彼が、今回…「リーボック」の試験のように、「合格点」を出せるかどうか…。来年の業績に掛かっています。何故、株価が、なかなか…戻らないのか?

この理由は、単に…企業税務会計の「繰延税金資産」だけの話ではないでしょう。通常なら売り上げは倍増しますから…利益の倍増と読むはずです。カタルはそう考えています。

いや、売り上げが100億円を超えて200億円台になるのです。GMV(流通取引総額)では、もっと大きいですから、「規模の拡大効果」が生まれ…何れ、売上高利益率が「ZOZO」(3092)並みになる可能性もあります。両者を比較すると分かりますよ。現状を観て…「駄目だ」と言う考え方と、逆に、10%が30%になる「伸びしろ」があると考えるか? 

この場面が「見処」なのです。

カタルは、過去9年間かな? 彼の実績を観ると…流石、経営コンサルタント出身の「マッキンゼー・アンド・カンパニー」育ちだと思います。たいした…実績です。投資家が、彼をどう判断するのか? 此処に明暗が分かれます。

伊藤忠もドコモの「マガシーク」を紹介するにあたり…まずは「リーボック」で、実験をしたのでしょう。その試験に合格したから…次のステップの課題の「マガシーク」の試験です。これまでの買収を観ていると、いずれも…大手企業のものです。今回も「ニッセン」かな? 田中君の経営センスが分かります。

「ソフトバンクG」(9984)の孫さんは、「シャープ」(6753)の佐々木さんが、裏で銀行の支店長に電話をして、債務の「個人保証」をしたのです。だから担保のない若造が1億円の融資を得られたのです。それが今の「ソフトバンクG」の起こりです。あの時に、シャープの佐々木さんとの出会いがあったので…今の孫さんが存在します。一所懸命に、頑張る奴を、世間は見捨てません。誰もが、応援をしたくなる「資質」が、昔から彼にあったのでしょう。同じことです。

物事の成り立ち、運命の悪戯など…色んな事がありますが、自分が、どんな姿勢で、日々…挑むのか? 目先の板上の需給バランスで、株価を判断しないで下さい。もっと…株価の成り立ちには、深い…背景が存在します。自分が、どの視点で、企業に投資をするか…止めるのか? 

早く…「大人の投資家」になりましょう。

マリーンも、野村証券も、株価が騰がる理屈は同じです。背景に流れる日本経済の環境ですね。この背景が「資産投資」に傾いています。だから金融庁の指針が発表され、損保各社は此処から数年かけて「持ち合い株」の解消に動きます。「トヨタ自動織機」(6201)と同じ背景です。

この「見えない糸」を考えるのが「市場の整合性」の考え方です。

もう馬鹿だけです。事前に上がる株は、決まっています。だから本日は、カタルは「BBタワー」(3776)を、今のところは2000株だけですが…285円で利食いをしました。先日は、240円まで買っていましたね。本日は「野村証券」を5000株だけですが、905円で買いました。昨日は「BASE」を300円で5000株買っています。この「BASE」は、間違いなく…上がるのでしょう。

「BASE}(4477)の日足推移

その背景を、説明しています。「連休」の休みを使って「3つのパターン」を解説しました。何故、5月1日のFOMCを観て…カタルは強気転換をしたか?

所詮、バカに、何を説明しても無駄です。自分で「考える」ことをしません。自分の頭で考えるなら、1300円の「ジェイドG」の株価も買えるのでしょう。しかし…カタルも、ここまで「押される」とは…思ってもなかったのですが、「トホホ」のカタルです。なかなか…思うような展開になりません。

でも僅かな「時間のズレ」だと思っています。結果は、決まっています。誰も「時代の流れ」には、勝てないのです。何れ…車は「自動運転」の世界に行きます。「SDV」の要は「ルネサスエレク」(6723)でしょうが…なかなか、今度は「デンソー」(6902)が持ち株を売るそうです。だんだん「本当の実力」での…勝負の世界になります。系列を利用して押し付けることは出来ません。

K君は、戻り高値ラインですが、なかなか…「売り板」が薄い株ですね。ストップ高をさせようと思えば…簡単です。この手口が、野村の福島副社長です。Nさんを魅了させ…400億円を飛ばしたのです。

まぁ、よちゃんも関わっていますが、素人は分かりませんからね。「誠備の加藤さん」の「常套手段」です。誰でも…明日、この株が大きく上がりますと言われて、現実にそうなると、信じます。でもカタルは、そんな「ちんけな」…手は使いません。あくまで…本物の世界を目指します。

やはり…もう300円で、BASEを買うのは、難しそうです。

また誰かが株を買っています。この株は「素質」があるからです。この「BASE」と「K君」は、似た者同士です。本日はC君も193円で1万株を買いに行っていますが、買えたかどうか…勿論、なかなか買えない「Jトラスト」(8508)なので…本日は400円でも、株数を増やして2000株を買いに行っています。

野村証券やマリーンの株が、上がる時代です。必ず、「Jトラスト」の株価も騰がるのでしょう。でも…カタルは神様ではありませんから、残念ながら…時間軸の把握は出来ません。

ただ言えることは、日本株は此処から、数年…は上がり続け、何れ…日経平均株価は10万円を超える…可能性があると言う事です。

日銀の資金循環表より

何故なら…「正しい政策」を実施するなら、株価は上がり続けます。経営も同じです。だって計算をしました。バブル期の38915円を基準して3%成長を実現させると…既に日経平均株価は10万円を超えているのです。この報道は、そういうことを語っているのです。つまり…日銀の「資金循環表」を観ると分かりますが、個人の現預金は、やがて証券に変わり、大きく膨らみます。これが…資産投資の意味です。

そうして「ブラックロック」は、それを見込んで赤字の「マネーフォワード」(3994)の株を買い始めたのです。

何故、赤字の「マネーフォワード」が、こんな株価評価なのでしょう。

「マネーフォワード」 (3994)の四季報数字

でもこれが現実です。この繋がりが、「分かる奴」には、見えますが、バカには赤字なのに6000円近い評価なんか…おかしいと思うのでしょう。

「マネーフォワード」 (3994)の 週足推移

そうして四季報の特色を観ると…「中小企業向け業務ソフトのSaaS、決済等のフィンテックに注力。個人向け資産管理アプリも」となっています。

「中小企業向け」の業務ソフト? このブラックロック様とカタルの考え方は同じです。何故、カタルが8830円の馬鹿高値を付けたK君に惹かれたのか? 

そうしてこの高値でも…まぁ高値と言っても、最安値から3割程度の上昇ですが…200日線から顔を出したばかりです。天下のブラックロック様の先を、カタルは皆様に伝えており、昨年の11月からこの株を買っています。馬鹿には、この繋がりが見えないのでしょう。日本の課題は、この「中小企業の効率化」です。

でもカタルは株価が騰がるなら、持ち株を売ります。下がるなら株を買います。

単純なのです。あとは皆さんの選択です。事前告知をして…そうして有言実行をして、「あちら側」に行けるなら…「本物領域」でしょう。果たして…カタルは時間軸を克服して、あちら側に行けるかどうか…。皆さんは、馬鹿がまた…何か言っていると面白おかしく眺めればそれで良いのでしょう。

それぞれ…見どころがあるのです。何処に焦点を当てて自分がどう動くか…いつも事前告知をして「行動している」カタルです。また…明日。



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