アーカイブ:2024年5月9日

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カタルの「メイン」シナリオは「B」から「C」と述べました。

NYダウ平均株価の4時間足の推移

この「B」説は「ゴルディロックス相場」です。このシナリオが台頭し…株高を支えたのは「CTA」(Commodity Trading Advisor=商品投資顧問業者)の存在だと言われていますが、追随するところは「少ない」との報道ですが、NYダウは6日連続高を記録しています。チャートを日足にしたかったのですが…どうしたわけか、昨晩の動きは入っておらず、このチャートは4時間足を用いています。

何故、この表示をしたかと言えば…5月1日発表の「FOMC」が基点になっていることを理解してもらうためです。

「リバーレポ」の取引額 の推移

この「CTAの仕掛け」と呼ばれる背景は…FRBが600億ドルのQT(量的引き締め)を250億ドルに減額した為です。この背景を、カタルは「リバーレポ」の取引額から推察していました。短期金融市場における「金余りの状態」を示す指標として…カタルは注目をしていたわけです。ですが…この結果、このような報道もありますが…此方の方が、やはり気になります。

丁寧に背景を説明するには、読者側にも背景を知る「下準備」がないと、解説の理解は進みません。

株式取引と言うのは大きなお金が動きますから、その理屈を理解したうえで…「状況判断」が欠かせないわけです。しかし…イチイチ、言葉の解説まですると…大変な量になりますから、読者が限られるのです。専門家でも「チンプン・カンプン」の領域なのです。

カタルはたぶん…かなりのレベルだろうと思いますよ。それでも「こちら側」の人間ですから、素人に近いのでしょう。金融の専門家と言うのは、兎に角、凄いのです。そりゃ、そうですね。「ノーベル賞」を受賞した経済学者が「負ける世界」です。

この背景の解説も必要かな?(ウィキペディアの解説です。)

ロングタームキャピタルマネジメント(英語:Long-Term Capital Management、略称:LTCM)は、1994年から1999年まで存在したヘッジファンド。かつてコネチカット州に本部をおいていた。運用チームにマイロン・ショールズなどのノーベル経済学賞受賞者らを集め、高度な金融工学理論を駆使して、組成から数年は驚異的な成績を記録した。しかし取引債券のわずかな金利差から収益を得るために巨大なレバレッジをかけていたため、アジア通貨危機の結果起きた市場の大変動を吸収しきれず破綻した。

別に、嘘は言っているつもりはないのですが…未来図の予測ですから、「完璧に当てろ」と言うレベルを要求する「馬鹿」が世の中は多過ぎるのです。

日本人の教育レベルは、貧困な「偽物教育」なのです。こんな常識も知らないで…日本人の経営者は、「日経新聞」や「NHK」を観るだけで、一人前と思っている馬鹿です。その日経新聞は「嘘は伝える回数」は非常に少ないですが…解釈を間違えるように、日本人を誘導します。「トヨタ」(7203)の不正と、ビックモーターの不正を比較して…「メディアの扱い方」を観ると、その違いが分かります。

果たして…公正で、公平な扱いをしているでしょうか?

そりゃ、広告費などが違うから「スポンサーに忖度」をするのは、当たり前です。でもNHKも同じようなレベルです。株式投資を長く続けると、理不尽な道理が「まかり」…通ります。そんな世界ですから、学者先生が普段は儲けることが出来ますが「まさかの事態」になると…破綻をします。これが現実です。

だから「ブツブツ投資」で「時間軸」を大切に考えるやり方を推奨しています。

今の相場の焦点は「政策変更」が既に行われ、その「浸透度合い」を測る時間です。カタルは、この3日間の「お勉強会」で…かなり丁寧に解説をしたつもりです。そうして今も…「C」説の「スタグフレーション」を疑っています。

米国の金利動向の推移

その理由とも言われるデータが此方です。このグラフを観ると、このような急激な変動を実体経済に加え…その「副作用」が出ない筈はないと思っています。故に、このお勉強会で…米国の「マネーサプライ」の変動率も載せたのです。

米国のマネーサプライ(M2)の推移

何故、カタルがそのデータを載せたか? 

背景がちゃんとあるのです。素人に分かり易いように、何処まで解説を踏み込み…省くか? 読者層の理解度はバラバラです。なかには学校の先生も多く、高学歴な人ばかりです。社会的に成功を収めている経営者の方も、多いのがこのサイトの読者層でしょう。かなり丁寧に「馬鹿なカタル」でも、理解できるレベルで解説をしています。

自分が理解できないと解説も出来ません。しかしこの理解度が正解かどうか…そんな事は未来の観測ですから、分かりません。しかし日本人の多くは「正解」が存在すると思っています。学校教育が貧困なのです。インターネットの時代になり、日本の劣化は明らかになっています。政策官僚の「質の低さ」です。

まぁグダグダ…愚痴を述べても仕方ありません。もう未来図は決まっているのです。だから…「野村証券」(8604)だけを買っておくだけで…今年はOKだと述べています。

でも「次のシナリオ」の為に「ニデック」(6594)や「ファナック」(6954)掲げて解説を続けています。昨日、初めて知ったのです。両者とも「ブラックロック」様の介入です。「アルプス物流」(9055)でTOBをする「KKR」もそうですが…、本日は日経新聞に中国政府のファンドが日本株を買っている報道がされています。

この根底にある考え方は、東証のPBR改革であり、金融庁の新発田参事官のインタビューです。「持ち合い株の解消」です。だから昨日は「トヨタ自動織機」(6201)と「アイチコーポレーション」(6345)の不自然な関係を「アセット・バリュー・インベスターズ」(AVI)が取り上げた日経新聞をリンクしました。この報道の価値が、どの程度のものなのか?

分かる奴には分かるし…「ぼんくら」には、一生、理解できないのでしょう。見えない糸で繋がっている「市場の整合性」の話です。

このような下準備があるから…日経新聞が、本日は「商社の総還元性向」を取り上げています。しかし…世界基準で観ると、これでも大きく遅れています。昨日、「トヨタ」は還元策を発表しています。配当で1兆円、「自社株買い」は1兆円で、合計2兆円です。約5兆円ですから…「40%」の総還元性向になります。これが…今の日本基準でしょう。

しかし「自動織機」(6201)と「デンソー」(6902)の「持ち合い株解消」の話は出ていません。「デンソー」が、先駆して…市場に伝えています。報道の視点が違います。

本当に日本をどう導くか? 

メディアにはその視点が欠かせない筈です。だから政治資金規正法を巡り…地検の恣意的な報道である「アドバルーン」報道を繰り返します。あの報道の真実は、おそらく地検内部も判断が分かれたから…恣意的に国民を誘導した「裏金」報道です。その方が、メディアは「飛びつく」からです。大衆を騙すのは…簡単です。「リクルート」や「ライブドア」や「東芝」問題なども、その一環です。今回の「ラインヤフー」(4689)の資本問題も、同じ視点に見えます。「日本空港ビルディング」事件で、国会議員が「外国資本」なんか…要らないと述べたのです。

日経より

本日の日経新聞では、此方のデータが面白いと思いました。様々な基礎知識がないと…相場は理解できないのです。何故、コロンビア大学で紛争が続くか…恣意的な日本のメディアの誘導を信じていたら…「曲がった」解釈になりますから、一つの検証作業を、様々な角度で捉えねばなりません。それでも…なかなか「あちら側」へ向かう時間軸の壁は厚く…高く聳え立ちます。

でも…背景を知ると「面白さ」が倍増どころか…だんだん「株式投資の楽しさ」の理解が進むでしょう。面白いでしょう。株式投資は…。知れば、知る程、奥が深く…勉強を続けるなら、働いて得る所得の10倍なんてもんじゃ…ありません。自分の生活が、更に豊かになります。でも最後は「人間動物園」行き(老人ホーム)なのです。

しかし…それを理解する為の「お勉強」の時間は大変な労力なのです。

自分でやってみれば分かります。自分で出来ないのに、他人に強要することは出来ません。現場の指揮官は、常に「率先垂範」です。本物は、やはり「実績」を残さねば…価値がありません。今の大谷君の活躍は、当たり前のレベルなのでしょう。CM料金だけで…膨大な金額です。

さて…相場が始まりましたが、先ほど紹介した「ニデック」と「ファナック」は高いですね。ブラックロックの先行事例として…「船株の相場」のペースが、参考になるのでしょう。カタル向きではありません。

このチンタラ感が、世界のブラックロック様の時間です。

何故、カタルが200日線に拘りを持って…その様子を伝えているか? 分かるでしょう。本物の時間軸を凌駕して…利用する側にならないと駄目なのです。「郵船」(9101)と「商船三井」(9104)と「川船」(9107)を比較すると…その違いが分かります。これが「総還元性向」を高める…意味なのでしょう。

たった3年程度の「時間の我慢」が出来ないようでは…なかなか「あちら側」への距離は、縮まりません。3万株を揃えて…のんびり過ごすべきか、相場を楽しむべきか…どっちが良いのでしょう。「BASE」(4477)の値動きを観ると…目先筋の思惑がよく分かります。

DX関連のK君の日足推移

連日、株を買っているK君は下値を切り上げていますが…果たして、どんな数字を出すのでしょう。この株はカタル好みの仕手株のなかでも「ユビキタス」(3858)を超える値動きになる株です。当たれば、大きい筈ですが…ハズレもあり得ますからね。常に、選択と言うのは「どちらを選択するか?」 …なのですね。

N君の日足推移

ハイリターンを望むなら冒険をしなくてはならないし…「堅実性」を望むならN君の…こんな選択もあります。ただし…頑張ってもなかなか「倍増」は難しいでしょう。

S君の日足推移

更に株価位置は高いですが…こんなS君の「博打っぽい」…選択もあるのです。

世の中は「沢山の選択肢」が存在し…自分が、どの学説を信じるか? そうして…どう利用するか? その選択と決断の結果の「行動」は、誰も…結果が分からないのです。自分が、最後に決めることです。

本日も安い「野村証券」だけを、丹念に買い続ければ…それで年間を通してみれば、マズマズの成績になります。必ず、「4桁で利食い」をできるのです。約、正味1割程度ですが…億円単位での投資が可能です。10億円でも100億円でも…この器なら、大丈夫です。

「急がば回れ」…と言う諺もありますからね。ノンビリ…やる事でしょう。それでは…また明日。

「野村証券」(8604)の板状況

買えるかどうか分かりませんが、今、野村証券の880円に5000株の指値を用いました。知らなかったのです。875円でも買えるなんて…ビックリポンです。まぁ、無理をするほどの事でもありません。この程度の株なら、いくらでもご用意できますからね。それでは…またね。



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