昨晩遅くまで…有料会員レポートを書いていました。会員の方は既にアップしてありますからお読みください。昨日は珍しくアップが遅れ…午前2時半前後になりました。書き出しが遅れたこともありますが、いろんなデータを調べて原稿を書いているためでしょう。その中で一般読者にも12月の26日の三井住友に関するレポート部分は重要なので…もう一度お読みいただくと良いですね。右のカレンダーから読み直せます。
その関連記事が…昨日の日経新聞一面の記事であり、三菱UFJがBMSの買収資金2兆円を融資する話と関連します。更にWSJも同様のレポートを解説しています。日経新聞の解説より、ずっと優れた報道内容です。これは残念ながら有料版のようですが…。カタルは有料会員向けに、日銀がFRBを補完している実例として解説しました。
加えて…本日の日経新聞の一面にはイールドカーブの話が載っています。極めて…今の状況判断は難しいのです。債務リスクの軽減は金融界の健全化とも関連しています。JPMの株価は再び100ドル台を回復しましたが、三菱UFJの株価は正当な評価を受けていません。でもこのWSJの記事を読めば…何れ、時間の問題で変化します。
この辺りの解説が理解できるようになると、株式投資も面白くなりますね。こんなにワクワクすることはありません。自分の仮説が正しいかどうか…。実際にその仮説をもとにして投資をして、失敗して損をするなら、自分の仮説が間違っていたのです。何故、間違ったか?
色々…考えます。まぁ、昨年のカタルの失敗は自分自身の性格によるものです。でもこんな形になるとは思ってもいませんでした。駄目だと思っていたけれど、こんなケースは考えてもいませんでした。しかし色んなことを学びました。方向性と言うのは大切です。現状認識が間違っていると言う前に、この方向性はかなり重要です。
カタルは日立などの業績内容の良い会社を買うのではなく、変化率を買うのだと東芝の相場で述べています。この辺りの考え方も一般的には理解しづらいものです。12月26日のリンクした三井住友銀行のレポートを読むと、ようやく新しい時代の幕が開けるというのが分かると思います。
株屋は、面白い考え方をします。何故、天皇陛下がこの時期に現役引退を申し出て、今年、それが実現するのでしょう。日本は神の国で…名実ともに新しい時代が始まる幕開けだとポジティブな考えを持ちます。このレポートはその事を示しています。なにもWSJが三菱UFJの事を書くことに至ったか? それは…そのような背景が現実に進んでいるからです。
時代がそのような現象を求め生んでいるのです。元号が改正されるのも偶然の一致とは思えないのです。此方のレポートを読んでください。
このレポートの良い所は、平成時代は就職氷河期があり、「人的資源の損失」に繋がったという部分です。まぁ、この逆境をプラスに変えた池井戸潤君は作家として大成しています。まさに彼の人生は三菱銀行に入行した悲劇を糧に成功した事例でしょう。ピンチはチャンスなのです。
彼の同期は、みんな呆れる日本の政策にヘキヘキして、中国などに活路を求めた連中も多かったのです。「実質時代など、糞くらえ! 名目時代よ、こんにちは」…なのです。
元号の改正は、日本人をリフレッシュさせます。昨年の大発会と今年の発会は大違いです。この辺りも面白い整合性を含んでいます。このようなことは、なかなか生まれるものではありません。
人間は、感情に左右される動物で、数々の不合理な偶然が重なると…「神の暗示」に思えるのです。こじつけかも知れませんが…今年は何故か、ワクワク感があるスタートを切ったのではないかと思っているのです。何しろ…東海大も箱根駅伝で奇跡の総合優勝です。それも新記録の樹立です。
この感情は、馬鹿カタルだけの…単細胞的な連想なのでしょうか? こんなことが切っ掛けになり、行動の起点になります。人間と言うのは極めて単純な…不可解な動物です。
それでは…、また明日。