鼓舞

大学入試センターの問題が新聞に載っていますが、あの文字サイズを苦労せずに読める人は何人いるのでしょう? つまり…日経新聞は無駄な紙面を使っているんじゃないでしょうか? それとも恒例の慣習だから新聞に載せているのでしょうか?

ネット時代が定着し…自分が好むニュースなどは読みますが…関心のないものは読まなくなっています。この傾向が選挙結果に反映されるとの報道をよく見ます。普通に考えるとトランプ氏の行動は異常に近い…わがままなドラ息子の行動に見えます。まるで…世間一般の常識と言うものが通用しません。でも意外に根強い支持率です。

日本人は学校で集団行動の大切さを植え付けられて育ってきました。共通の様式からはみ出すと怒られます。目立った行動をする子供は先生から注意を受けます。カタルは教師から何度か…殴られたことがあります。今では体罰は悪いことになっていますが、その当時の先生の気持ちを思うと…涙が出て来る思い出になっています。愛してくれているから、きっと真剣に怒ってくれたのでしょう。その後の先生の努力を思うと…そう感じています。

この学校と言う集団生活の中で、様々なことを学び社会に出ます。でも人を育てるというのは難しいものです。カタルは日本の教育を「ロボット教育」と呼び揶揄しています。従順な国民性はこんな教育があるから成り立つのでしょうが…カタルは「失われた時代」を通じて、日本が育んできた…この教育方針は間違っていると考えるようになっています。

通常これだけ長く押さえ付けられると暴動が起きるのが普通でしょう。でも安保闘争のような行動は見られません。フランス、パリの報道を見ると、あの程度で…と思います。

カタルは株屋なので…やはり、ちゃんと経済運営が確りしている国の株価は、右肩上がりで伸びています。逆にトラブルを抱えている国は…やはり株価も低迷します。本当によくできています。今回の下げは2015年~2016年の形か…リーマンショックからの回復過程を歩むのか分かりませんが、今年に入り順調な展開で戻り始めています。

少しずつ株価は回復しており、なかなか折れません。なかなかピークアウトしないのです。株価が下がるのは…一旦、大きく株価が上がると、人気がピークを打つわけですが…その人気は「期待値が剥落」しているから、盛り上がりを欠き、いつも中途半端な形で人気が持続しているように見えます。

この相場は、今の日本のように感じています。「失われた時代」は期待値が完全に剥落した時代です。新聞やテレビが日本の技術力を誇る記事や番組を見ると、カタルは間違っているんじゃないか?…とよく思います。この30年間の低迷は、完全に周回遅れどころか…2周も3周も世界トップから遅れたように思います。しかし…いまだに立憲民主党などはくだらない議論に終始しています。政策を語るのが政治家だと思いますが、日本の政治家はメディア受けばかり狙う、ピエロのような人間ばかりです。

どの分野でもそうです。本物の人間が求められます。本当に仕事が出来るなら、どんな環境でも社会から認められるのでしょう。でも偽物だから…ブームが去ると、一過性で終わります。会社を辞めた人間が、その後、何年も活躍するケースは稀です。

歩合給の世界に、山一証券を辞めて同僚になったやつがたくさん居ましたが、その後も何年も…食える人間は、皆無じゃないかな? それが実態です。

もう6年ですから、そろそろ「流動性の罠」から脱出して、本当の意味での名目時代が始まるんじゃないかと思っています。そうすることで…富の配分は、徐々に年金生活者から働く若者に変わっていきます。プライマリーバランス問題も改善します。あらゆる意味で…日本の問題点は…此処に尽きます。

今年は「名目時代」元年でしょう。平成は「実質時代」でした。

NY市場も疑心暗鬼の前進をしていますが、米国民は名目時代を長く生きています。だからすぐ立ち直るのでしょう。でもカタルの名目時代の現役生活は、僅か10年です。後の30年は実質時代の生活なので、少し痛みを受けると、なかなか心理が改善しません。やはり…力士と同じように白星です。これが薬になります。

まぁ、見ていれば…分かります。カタルはカタルらしく…ガンガン攻めようと思っています。でもなにぶん、今は心が折れちゃって…昨年の目標未達と言うか、失敗と言うか、早く気持ちを切り替えないとダメだと自分自身を叱咤している所です。自分自身を鼓舞させている所です。投資も…自分の気持ちの持ち方が大切なのでしょう。

ようし…明日から頑張るぞ!

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