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ケネディクスが不本意な格好で終わり…相変わらずの「運のなさ」を嘆き、しぶしぶ信用の分を損切りしました。気持ちはそうですね。でも実際はトータルで見れば利食いなのでしょう。

それにしても…お見事でした。このタイミングは絶妙です。コロナ禍で不動産に対する認識が変わり…昨年の春からの根回しが効いたのでしょう。現物株の2万株は、まだどうするか…決めていません。でも裁定概念が働きますから株価は下がらず、上がらずで、この水準で横ばいのヨコヨコ…で、上場廃止日を迎えるのでしょう。

野村証券(8604)の週足推移

仕方なく…カタルは野村証券を買い始めます。本日は、取りあえず…2万株を買ったところです。寄り値は598円でした。600円以下なら、どこでもOKです。何しろ、配当利回りで5%なのです。

昨晩と言うか…今朝方まで映画を見ていました。「マネーショート」と言う題名のものです。

カタルがベンチャリをやって40億円を飛ばした背景に流れていたドラマです。専門用語が出てくるのですが、カタルは当初サブプライムローンだけでは問題にならないと思っていました。それをもとにした「パッケージ商品」(CDS)を販売して、他人をだます手口が演じられていました。あの当時は、この「CDS」の存在が見えなかったのです。日経新聞には、当初はサブプライムローンだけの話しか…新聞記事になっていません。英語が読めるかどうか…。

この情報があったなら…40億円を飛ばすことはなかったかもしれません。この映画で、偶然に若者がそのヒントを得ます。そうして空売りをしますが…あの資料を見て、直ぐにピンと来て、その情報を活かす人と、基礎知識がないと…あのような情報に接しても、行動に移せません。この「気づき」を得られるかどうかが…重要なのです。

市場には様々な景気波動の主役たちが、ゴッチャになって動いています。どの流れに乗るのが正しい行動かどうか…非常に難しい話です。景気循環は様々です。コンドラチェフの波に乗るには、どの銘柄を買えばいいか? キチン循環の波に乗るのは、どれに乗るか?

日本の場合は、実質経済と名目経済の大きな境があります。

ようやく…カタルは「流動性の罠」を抜けたところだと述べました。それに賭けるためにケネディクスを買い続けてきましたが、時間切れです。仕方なく…同じグループで、今、新しい株価波動がスタートする野村証券を選択しました。ケネディクスと比較すると保守的かもしれません。しかし…カタルの年齢も年齢です。今回の会員レポートにも書きましたが、カタルが柏崎支店に勤務しているときに、あのバブル相場が開始されました。

あの当時の環境をうまく説明が出来ません。何しろ、証券マンと言っても勉強をしてない馬鹿です。たぶん入社5年程度じゃないかな? それでも…成績は社内で一番で、年間の最優秀賞をもらいました。…と言っても、たった10万円の話だったと思います。その10万円は会社の株に消えました。

ある日、ストップ高をする銀行株を見て叫んだのです。支店長が…「兎に角、銀行株を買え!」それがスタートでした。あれから永遠5年以上…株価は上がり続けます。その間にカタルは柏崎支店から新潟支店に転勤になり、若手の指導を任せられてから、法人部員になりました。法人はある意味で証券会社の花形かな? 法人部長は必ず役員になります。

今回はストップ高の発進になっていませんが、ようやく日銀様が「勝利の時」を迎えます。これだけお金を入れても、バカな日本国民は現預金を1034兆円(日銀の資金循環表から)を低金利で積んでいます。

何故、野村証券を採用してカタルが買い始めたか? 実は一昨年の9月にカタルは臨時の会員レポートを書き、いよいよ始める…と述べてから1年半程度の時間が経過しています。あの時に掲げたO君も順番がやって来ます。

コンドラチェフの時代革新の波では、カタルはロコンドを挙げています。ようやく…喪が明けたので、無理をせずに下値なら買えばいいのでしょう。たぶん、すぐに株価が大きく上昇はしないと思っています。仕掛け筋の動向が感じられないのです。

そうしてキチン循環の中では、半導体絡みの銘柄を選択しています。T君こと…東芝です。アルファベットにすると…おばあちゃん絡みのT君や東京ドームやユニゾに絡むT君などがあり、分かり辛いので…東芝は大きな会社なので既に公開しています。今は色んな景気循環が背景に流れており、よりどりみどりで…どれが一番か、カタルには分かりません。

ですが…ここは王道を歩もうと考えています。やはり30年間も失われた時代を過ごし…待ちに待った大相場です。この路線はここから数年間、日経平均株価が10万円を超えるまで続くと思っています。何しろ、日本は条件が揃っています。この背景も既に皆さんに伝えています。アセアンの活用です。やはり東芝も買わないと駄目ですね。窓埋めを待っていましたが…空振りですから、成り行きで…ハイ、3050円で1000株のお買い上げです。

実は野村証券で、もう一つ、口座を作ったのですが…また稼働できません。数日、時間が掛かります。これが吉と出るか…凶と出るか…。世の中は「塞翁が馬」なのです。ケネディクスのTOBが幸いをするかもしれません。何が…人生にプラスになるか、マイナスになるか分かりませんからね。要するに…「なるようになるさぁ~」なのです。

含み資産株のT君の日足

あらら…やはりこっちのT君も来ています。でも売り物がなくて…コロナ後の高値は767円です。それでは750円で1000株だけ買いに行きます。あれ? 売り物は200株しか場に出ていませんでしたが、1000株買えました。面白いですね。

先ほど…2250円で500株を指値していたら、買えないので2279円で500株を買ったロコンドも、下値の2280円の関門を抜き、次は2349円です。高値を買った人はとりあえず、3回のうち1回程度…は、買い増しをしておきましょう。

昨日、千代化の話で述べています。何故、高値では株を買えるのに…折角、買った株が下がってきたときに、安値で株を買えないのか?…ここが問題なのです。

確かに…野村証券は連騰をしており、年末から50円ほど高い株価位置なので買いづらいのでしょう。ですが…どんな高値を買っても良いのです。

特にカタルは名目時代の相場の特徴として「新高値を追っても買え!」…と述べています。ようやく…日銀の異次元の量的緩和が効き始めています。だからデフレの出口と評した27270円を、指数買いだけですが…抜けたのです。500円を割れていたフェローテック(6890)が2000円を付けるのです。

僅かな期間に…既に4倍以上です。カタルはあの時に、何と言っていましたか?

そうです。IIJと並び…「救済銘柄」候補に掲げた銘柄です。

別に自慢をしている訳ではありませんよ。上がる株は事前に決まっているのです。問題は時間の読みだけの話です。この最後の壁が難しい。今朝方…見た映画「マネーショート」の空売りを仕掛けた当初は、逆に動き…ファンドの運用成績はマイナスになっていきます。そうして2年です。相場の感覚は、こんなものです。ぜひ、暇があったらこの「マネーショート」と言う映画を見ると…カタルが語っている「時間の話」が理解できると思います。

個人の力量により、時間軸はそれぞれ違うのです。今回は「そーせい」の五味さんの話も会員レポートではしています。彼の投資法を紹介しています。様々な…手法があるのです。

さて…ロコンドの売り物が見えてきました。2300円には、たった11300株しか売り物がないのですね。そこを噛んだらカタルも一緒に500株だけ買いましょう。果たして本日超えられるかどうか…。今は便利ですね。逆指値の注文が出来ます。だから2299円を付けたら2300円まで500株を買う注文を出しました。これなら…2299円か2300円で買えますね。

何故、それより安いのに買わないのか? 

カタルは「壁」を買うようにプログラムされています。常に売り物の壁を買うのです。100万株の売り物が出ているなら、5万、3万…と買い続けます。自分が売り物を全部買えても…その売り物を買っては駄目なのです。市場と共に動きましょう。無理をしない投資をカタルは推奨しています。それでは…皆さん、本日はこの辺で…、「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ…誉めてやらねば、人は動かじ」

カタルはいつも率先隊長です。本日はケネディクスの寄り値で86000株を売りました。残り2万株はまだ決めていませんが…。これも…定めです。また明日。



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