いや困りました。
昨日、何気なく…「米国株」を、もう少し…調べようと思ったのです。この理由は、米国株の株価水準が、世界から観て…高過ぎる「バブル状態」を疑ったためです。この理由は「ある報道」が「切っ掛け」です。でも…これは既に「改善方向」にあります。FRBは3回の利下げを実施しました。カタルは、この問題は「当局の姿勢」に関わりますから…今は余り気にしていません。
「失われた時代」の誕生は、日本株の「バブル崩壊」が基点ですが、この株価水準は「持ち合い株式」などの「異常な条件下」で誕生させた株価でした。その価格、「株」も「土地」も仮需による限度を超えたので、その修正が必要でした。しかし当局は、その努力を怠りました。
日銀は当時、「円高」に対応するために「金利平価説」ばかりを気にして、「低金利状態」を長く続け、その結果、生じた120%融資と言う「未来の土地の値上がり」を見込む…過剰融資を日銀を始め…大蔵省も見落としました。分かった時は「手遅れ状態」で、既に「手の施しよう」がなかったのでしょう。
延命策を図りましたが、なかなか…銀行の統合が進みません。まぁ基本的に、貿易摩擦問題で「日米対立」から…「プラザ合意」が分岐点になった時に急いで…着手すべき問題を「先送り」した結果、「失われた時代」の誕生です。
未だに「解雇規制」を含む抵抗は根強いですからね。既に、実質的には「希望退職」と言う形で「解雇」があるのにも拘わらず「法整備」は後手になっています。だから海外からの「資本投下」が進みません。馬鹿政策です。これはメディアに元凶があるのでしょう。
今回の株価の調整は、東京地検の怨恨は、言い過ぎかな? 彼らもここまでの展開は望んでなく…行き過ぎた対応を、今は後悔しているかもしれません。でも時代は面白いのです。「少数与党」になったから…逆に問題が鮮明になり、改革が進みます。
ここで…こちらの報道ですね。まぁカタルと同じような観方です。財務省の負け組が、大学の先生や政治家に転向します。その「落第生」が…と言う趣旨なのでしょう。
最後まで本省に残るエリート官僚は、「本省に残れれば…良い」と述べていたのです。エリート官僚の「事務次官レース」は、各年次で…関連企業と言うか、下請け企業と言うか。「出先機関」に…競争に負けると行きます。その事を述べているのでしょう。本省の「課長職」と言うのは、凄い権力ですよ。ノンキャリアの最終目標です。まぁ、こんな話は、どうでも…良いですね。一つの事を理解する為には、大変な「予備知識」がないと駄目なのです。
例えば…カタルは「玉置浩二」が好きなのです。
今年はNHKの紅白歌合戦に特別企画での登場とか…言います。その為か…偶然、深夜に放送された「安全地帯・零ZERO-旭川の奇跡」と言うNHKの特集番組を観たのです。やはり…凄い奴だったのです。その成り立ちが「凄いなぁ~」と思って、番組を観ました。ネットでも見られそうです。「NHKプラス」です。
一つの「形になる」為には、様々な努力が、背景に在って…成り立ちます。今回も、偶然にカタルは「報道」を切っ掛けにして、「株価の成り立ち」の「背景」を調べようとしています。
この過程で、昨日は代表事例として「アップル」を観たのです。カタルはPERと言う一般的な尺度である「ものさし」を基準にしていますが、米国株の人気株のPERは、それぞれ「マチマチ」…なのです。
実はアップルの営業利益率の30.54%は理解できましたが…カタルが普段から問題にしているROEの数字が「168%」と言う…「とんでもない数字」に驚いたのです。最初は間違いではないか…と思ったのですが、調べると事業規模に比較して…えらく「過小資本」なのです。その自己資本比率は、僅か…15.6%なのです。
この財務指標は、カタルの知識ではなく…一般的には「50%以上」が、健全なレベルと習って来ました。
ここまで…「効率化」を追求するのが、今の米国基準なのかもしれません。この問題を理解する為には、ほかの企業も、全て表面的な数字ではなく、イチイチ…財務指標を検討しないと結論が得られませんから、時間が掛かる作業です。
よって…一度「約束」はしたのですが「ごめんなさい」…単純にPERだけを比較するのでは、米国株の謎を解明する作業に成りません。背景を調べないと駄目です。だから今日は「パス」します。年末は連休ですから、その時に、やるかもしれません。でも約束ではありません。
「アップル」は、過去、ずっと100%以上の「総還元性向」をしている筈です。だから自己資本が消えて行くのは分かります。たぶん推察では、「営業キャッシュフロー」などの「フリーCF」が、関連するのでしょう。アップルのフリーCFは1088億ドルなのです。実に16兆円を超えるのです。でも時価総額は568兆円もあるのです。
この数字を元にして何倍に変われているかと言う感覚が、一つの指標なのかもしれません。そうすると…16倍程度ですから、今の名目成長時代の米国の潜在成長率を考えると「妥当な水準」かも知れません。これは「一つの仮説」に過ぎませんよ。
この総還元性向を、過去に遡って調べるのは「大変な労力」がかかりますからパスだね。たぶん…アップルは100%を超えた総還元性向でしょう。此処に…米国の強さの秘密があるのでしょう。新陳代謝の促進です。
逆にM&Aが盛んで…問題になる程です。巨大資本を活かした「市場の独占」です。これに対抗する為、中国は、国益を国有企業に投じ…採算度外視の市場「シェア争い」を演じています。だから寧徳時代新能源科技(CATL)36.9%や、比亜迪(BYD)34.2%などがEVの電池市場も、ほぼ独占状態です。
まぁ、いくら「トヨタ」が頑張っても…所詮、一企業の資金は限られます。半導体も同じです。「兆円」単位の資本なんか…。日本が遅れるのは仕方ありません。むしろ…カタルが「文化の時代」を謳っているような…「新たな価値観」が生まれる可能性が在ります。カタルは「豊かな時間」にお金を使うようになると述べています。
この紹介したNHKの特集番組もそうですが…昨日のNHKのBSは、なかなか…面白かったですね。「ナスカの地上絵」など…魔坂、山形大学が現地で研究しているとは…思ってもみませんでした。あの予算は、何処から出るのでしょう。きっと金欠でしょう。
お金は使って「なんぼ」ですから…株で儲けたら、全国の食えない学者に寄付をする組織も良いですね。そこで…ある企業に「投資の芽」があります。まだ誰にも、言っていませんが、可能性のある「秘蔵っ子」でしょう。でも今は、まだカタルでも「早過ぎる」ように思えます。先ずは「ジェイドG」が、まもなく…大きく育つでしょうから、それからです。
みなさんの多くは、カタル同様の「貧乏人」時間です。
少し「金持ち時間」で、ユッタリ…したらどうでしょう。この時間軸の決める作業が、今週にも「決定される」かもしれません。本日の原稿に隠されていますが、さりげなく…ヒントを散らした程度では、多くの人は、きっと「気付かない」のでしょう。
別に隠すことでもありませんが、自分で普段から「考える力」を養ってないから…相場が理解できないのでしょう。暇な人は…「NHKプラス」を活用して、見逃した番組を観られます。なかなか…普段は批判をしていますが、良い番組もNHKにはたくさん…あります。日経新聞も同じです。でもやはり…どちらも「官僚様、御用達の使命」が、否定できません。
まぁ基本的に「情報」と言うものが、与えられるものではなく「自分自身」が利用して…得るものです。日本人は、株価が下がるとヘナヘナして…少し上がるとワイワイ騒ぎ…馬鹿みたいです。
基本的に未だに「時間軸の壁」は超えられませんが、こんなものは簡単なんです。不退転の決意を持って、相場に臨むかどうか…。そうして皆さんは、直ぐに行動に移しますが…株価の成り立ちを考えると分かりますが、「早いもの勝ち」ではなく…ゆっくりやった方が良いケースが沢山あります。上手に底値を買う事が、株式投資で成功にはなりません。目先筋が利食いをしてから、本格相場の事例も、数多く…あります。
よく自分が売った後に、株価が急騰することもありますし…多くの人は、自分が売った株価より、時価が上がると、また同じ株に「お金を足して」買う事はしませんが、隣の浜ちゃんから、この心理を学びました。
前日に、顧客に株を売らせても…彼は、翌日、また売った以上に…高い株価になった同じ株を、同じ顧客に買わせるのです。この行為が、カタルには「不正」に映ったのです。不正と言うより…「不誠実」かな?
でも彼に「その問い」を求めると「だって良い株は限られているから、他の株に行くより、戻る方が良い」と、さりげなく…言いました。まぁ手数料商売の証券マンです。それでも…彼の言い分は「一理」あります。売ってから…こそ、その価値が分かると言う事もあります。だから、常に「新鮮な気持ち」で、相場に臨んでいるとも言えます。まぁカタルらしく…日々…頑張るだけの話でしょう。
会員の方は、昨日、臨時のレポートを簡単ですが…書きました。良かったら…参考にしてください。また明日。