政策の選択次第

カタルほど…多くのニュースを観ている人間は、他にあまり居ないでしょう。最近は「スマフォ」とお友達です。でもどんどん…読まなくてはならないサイトは増え続け…かなり制限をして「有料サイト」の契約をして居ますが、どうしても日経新聞は代表事例ですが、一つに纏めず…「小出し」の情報ですから、その度に有料サイトの利用が増えます。まぁ情報料金は、そんなに高いものではありませんが、「重なる」と…それでも、かなり多くなります。どのサイトが有料だったか? 忘れるほどです。でもこれが商売だから仕方ありません。

皆さんは、カタルが「選択したもの」を伝えていますから、かなり…絞って伝えています。カタルのような秘書が「一人いる」と思って…活用されると良いのでしょう。

一つの報道(情報)を観ても…そこから、その記事を発展させて…「自分なりに消化」をしないとなりません。作者の意図が正しいとか…。間違っていると言う評価ではなく、自分がその報道に接して、どう考えるか? この感覚が皆さんに欠けています。

外れたとか、当たったとか…もう「馬鹿レベル」の認識は、止めましょう。

今日は、唐鎌大輔さんのレポートが、カタルの意見を補足しています。でも彼が「みずほ銀行」チーフマーケット・エコノミストの肩書がなくなったら、果たして…「一本立ち」できるかどうか…。カタルの歩合給の世界を考えるとよく分かります。

山一證券が倒産して、カタルが勤めていた証券会社に「株好き」のエリートが10数名かな? かなりの人が、歩合セールスとして入って来ましたが、たぶん…「みんな消えたんじゃ」ないかな? みんな高学歴で…有名大学の出身でした。早慶などは当たり前、なかには東大もいましたからね。彼は山一ではなく、「ソニー」から株好きで…転向したのですね。まぁ学歴は兎も角、みんな実践では「食えない」のです。これが現実です。外資に「鳴り物入り」で…転職しても、その多くは2年~3年で消えます。

所詮、他人に「完璧なレベル」を求める方が、どうかしています。何か…感じるものがあるなら、それで「合格」です。自分が「知らなかった視点」を教えてくれるかどうか…なのです。

まさか…イスラエルが、ガサを攻撃した時に…シリア政権の崩壊を、読んだ人が何人いるのでしょう。中東情勢は複雑です。そもそも…米国がイラクのフセイン政権を倒した時に…今の情勢まで、分析をしていたかどうか…。パワーバランスを壊すことは、簡単ですが…その後の「未来」が読めないと…駄目です。

この報道を読むと…日本株は「薔薇色」未来です。

日本の対外直接投資の推移

データと言うのは面白いですね。まさに…「カタルの人生」を示しています。カタルは1997年に「失意の時代」を経験しています。そうして1998年に転職をしようと決意をして、このサイトの前身である「株式市場 日本を考える」と言うホームページを始めました。

この時に、これからはネットの世界しか…「成長」が見込めないと思ったからです。この「IRNET」は、「IR活動」が、必ず、必要になるから…それを主体にした会社を創ろうと思ったのです。当時の上場企業の多くは「IR」(Investor Relations)と言う言葉を、「知らない」と言う時代です。

その時に、「ソニー」は広報部長に会ったのです。そうして…一番びっくりしたのが…彼の口から「他社の動向はどうでしょう?」と言う「村社会」の「横並び意識」の発言でした。こっちはソニーが日本で一番「進んでいる会社」の認識ですから、最初に訪れたのです。

カタルは、そもそも…ネット第一世代です。ビルゲイツと同じ年で…孫正義の2歳上です。話が逸れました。自分が経験しているから、「時代の流れ」が、よく分かるのです。だからこのグラフを観て…直ぐに日本の岐路が分かります。この1997年から1998年に海外投資を始めて…「ネット株」を買えば…良かったわけです。「マイクロソフト」でも「アップル」は10年遅れの2007年です。

この日本の対外直接投資額の推移を観ると…カタルの困難な時代がよく分かります。しかし実際はリーマンショック後でも充分なのです。つまり10年遅れです。そうして10年が経過して、ようやく…「時代」が開花します。カタルには、このグラフは苦しかった1997年からの120万円の年収時代が「頭の中で」甦ります。

日本への投資の少なさを実感

そうして次のグラフです。この日本の「対外・対内直接投資の推移」を観てください。村社会を「強要する」から、お金が海外に流れます。日本の仕組みが間違っているから、日本に「投資活動」が起こりません。景気が良いとは…何か? だから、ここでは「キヤノン」(7751)の御手洗さんを紹介しています。 

東大法科を卒業したエリート官僚なら、「活発に動く」世界を創ることが欠かせないことが、直ぐに分かる筈です。こんな道理は「小学生でも」わかります。どうしたら…世界中から日本への「投資が増えるか?」 

最近のインバウンド需要は、「オバーツーリズム」が指摘されるほどです。京都はようやく…「財政再生団体」に陥らず回避されそうですが…カタルは、もっと「過激」です。現在はホテルの料金により、違う「宿泊税」ですが…国内と海外に分けて、もっと多くの宿泊税を取り、金閣寺や清水寺などの観光名所も、海外からの旅行客は、観覧料金に税金をかけて「別料金」でも良いと思っています。

カタルの豊洲に住む住人は、中国人のゴミの出し方に不満を漏らしていました。今では、豊洲や晴海地区は、中国人の世界です。だから管理料を別にして、専属に…ごみを分別するスタッフを雇うしかありません。

習近平の悪政により…日本には、多くの中国人の金持ちがやって来ています。新築マンションの大半は、海外からの購買です。

この動きは更に加速し…西武HDの赤坂の跡地はブラックストーンが買い、お台場のニューリックが保有していた日航ホテルは米投資ファンドのTPGアンジェロ・ゴードンだそうです。一部屋1億円だそうです。お台場は882室で1000億円と言う価格だそうです。赤プリは4000億円だそうです。この記事を読んで…カタルは、直ぐに…ある事に気付きました。まぁこれは「会員様」優先です。

そうして…次のグラフです。

各国の内部留保の比較

これが清貧思想の実質経済の実態を、表わしています。今の日本が「異常な政策」を実施しているか…「実態が分かる」と言うものです。 何故、ラピダス問題が、日本の象徴的な事件と言うか…、見処か…このグラフを観れば分かります。

日銀がETFを買っているのに…株価が下がった時に、馬鹿な経済学者は「株の値下がり損が、どうのこうの」…と大騒ぎしていました。こんなバカが、日経新聞やNHKに登場するのです。今の状態を観て…日銀批判をした彼らは、何と…言うのでしょう。

この「内部留保」の推移を観ると…如何に、「総資産経営」が駄目で、今のようやく始まった「ROE経営」の加速が、正しい時代の流れと言う事が分かります。

減り続ける財政赤字

そうして財務省も、ようやく気付き始めたのが…こちらのグラフです。最近の財務省も、ようやく…自分達の「間違った政策」を理解し始めている事でしょう。今は、まだ「分岐点」です。だから安倍派閥の高市さんと、石破さんの票が「僅差」だったのです。

実質賃金の分析内容

しかし最近の「賃上げ」の動きを観ると分かります。このグラフも大切でしょう。何故、「タイミー」に、カタルが傾斜したか? 分かりますか? これから始まるのです。

だから…カタル自身は「NISAで」1000株だけですが…「タイミー」を1350円で買ったのです。1000株が1億円になるかどうか…。それは小川君の「頑張り」次第ですが、時代は「タイミー」に流れます。

何もせずに…現状維持でも毎年、5%程度の賃上げです。だから収入は増えます。努力をすれば…どんどん加速します。何故、カタルがタイミーに「好評価」を与え…「推奨」を続けたか? 金曜日も、僅かですが、株を買いました。また買う事でしょう。

でも「神様」領域を、皆様から求められても、カタルには「その才」はありません。もともと…馬鹿で無能な人間だから、こんな貧乏な生活なのです。

これだけ頑張っても、なかなか「あちら側」に行けません。世間は、そんなに甘くありません。今回だって、また「試練」です。ピーク時と比較すると…3000万円以上、5000万程度は違うのでしょう。貧乏人には、この金額は堪えます。

カタルは、常に「有言実行」、それも「事前告知」をして…自らが先陣を切り「実験」をしています。しかし最後の「時間軸の壁」は、なかなか…克服できません。もうこのレベルで行ったり来たり…の繰り返しを3年以上やっています。

ようやく…世間一般的な投資額になりましたが、なかなか…脱皮が出来ません。今回も「尖った運用」を心掛けた為…「タイミー」は、最後に「損切り」をしたのです。たぶん…それでもピーク時は2万か3万株を持っていたのでしょうが、今は、僅かな株数です。でも気持ちは、変わりません。「BASE」(4477)も「タイミー」(215A)も「ジェイドG」(3558)も同じです。

次の「戦略」も見えていますが、これも会員様が優先です。でもカタルは、非常にオープンな人間ですから、必ず、皆さんにも事前に伝えています。あとは、読者のみなさんの「読解力」の問題です。そうしてカタルレポートの使い方の問題なのです。

赤裸々に…外れている自分も語っています。でもそもそも…カタルの「好みの問題」があります。そこで…このレポートが今の市場を語っています。しかし「徐々」に…変化しています。

まぁイチイチ…「丁寧な解説」を求められても、説明する方も大変だし、受け取る側の認識で、感じ方は様々です。自分達が、勝手にやった事の「責任」まで…カタルは持てません。しかし…やはり読者が喜んでいるメールを貰えば嬉しいですね。「タイミー」は苦労しましたが、マズマズでしょう。それは会員だけが知っています。一度は「卒業」しています。1450円を割れてから…本格化しています。

ただ…「規制の壁」、「行政の壁」、この読みがどう変化するか? 

難しいのです。過去、日本は、何度も…「強権」を振るっています。「グッドウィル」は、介護と人材派遣でした。厚生労働省の管轄です。まぁ折口さんが、日本政府への「対応」を間違ったのでしょう。しかし…彼に「非がある」と言っても、「許す方策」も在ったはずです。詳しいことは分かりませんが、今回の「闇バイト」問題は、同様の「危険」も孕んでいます。だから…日経新聞の報道が正しいとも言えます。

此処に「相場の焦点」が絡みますから…やり方次第では、「大相場」の素地があるのです。一気に、株価が1万円の可能性を否定するものではありません。市場が活況化する為に…何か…「欲しい」所です。

だから政策官僚は、自分達の「行き過ぎた管理」が、今の「動かないお金」の世界を創ったのです。政策は、非常に重要です。やり方次第で、日本は「薔薇色」世界になるし…間違った方向性なら…310万人も殺した「太平洋戦争の道に」なります。「特高警察」など…今の韓国と同じ背景を、日本は持っているのです。

韓国も危ういですね。このままでは…米国も「手を引く」可能性が在ります。そうなったら…日本が最前線です。

今は「分断の時代」、だから…選択次第では、いくらでもお金は稼げます。時代の方向性に賭けて…「投資」をしましょう。また明日。これから会員向けのレポートを書きますから、会員の方は、明日にでもお読みください。



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