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これまでカタル自身は、今年はこれまでに…2回「警戒感」を募らせています。3月の決算期のトラウマ、そうして6月の警戒です。しかしこの6月は杞憂に終わり、海外投資の買いが見られました。でも、その動向はあまり強くなく…どうにかTOPIXが新高値を付けるほどでした。

TOPIX の日足推移

物色範囲が「横に広がること」を期待しましたが、新しい動きは、あまり感じていません。どうにか…「野村証券」(8604)も、一応は、3月の1006円の高値を1021円と更新したのですが、その勢いを保てません。日米両国ともに…株価の「乖離問題」は存続します。米国は、かなり市場の意見は割れています。実際、先週は大きなファンドの「換金売り」があったように感じています。

一つは日経平均株価を支えた「半導体株」の評価です。カタル自身は前から「市況関連」との認識を持っていますから、PERが30倍を超える株価水準は納得できません。「レーザーテック」(6920)の株価は、どうしても理解できないのです。

「三菱重工」(7011) の日足推移

今回、主役となった「三菱重工」(7011)も大型資本ですが…既にPERは25倍を超えています。今回の株価の高値は、このセクターの物色がTOPIX指数の高値を支えました。「日立」(6501)などと共に…日本の「社会資本整備」関連でもあります。

この解釈が上手く…カタルの中で消化されてないようです。

どうしても、カタルの場合は「思い込み」が激しい方です。それだけ自分自身の相場観に自信を持っているのですが、なかなか…来そうで、来ない「まどろっかしい」時間が流れています。よってカタルは一旦、ポジションを落としており、資金も三度以上かな? 儲けのカスと言うか…今年は、既に考えられない程のお金を、株式から引き上げています。と言っても1000万円未満でしょう。本日も100万円を引き上げました。

カタルの場合、自分自身を、自制できず…兎に角、信用の「枠」があれば…あるだけ買う性格です。先日も「ココペリ」(4167)を3万株以上も買いました。まぁ、その日のうちに「微益」で、「適正ポジション」まで…株を売ったのですが…。あのまま…仮に株価が下がっていたら、更に「意図しない買い」をするところでした。自分自身で、株価の下落を止めようとします。出てくる売り物を、全部、買う体制だったのです。

でも「BASE」(4477)も「不可解な下げ」を演じるし…、「野村証券」(8604)も、なかなかスッキリしません。

よって先週末から、今週にかけて…微益でも「枠を空ける」体制にしました。だから買い余力は、かなりあるのですが、相場の理解が、「今、一つ」ですから、自分が納得できるまで…慎重な行動にしようと思っています。

例えば見通しの明るい有望な産業の航空機ですが…「ボーイング」社(BA)の増産と言うか…、復帰と言うか…。出荷体制も従来の見通しに戻ったのですが、今度は、従業員のストライキ問題が出てきています。人件費の40%増を目指すそうです。

「千代化」(6366)もそうですが…米国は「想定以上」の環境です。だから米国株の更なる高値を、この乖離問題を抱えたまま…乗り越えられるとは思ってないのです。通常は「大統領選」を控え…株価は下がらないと思いますが、高値圏での「時間調整」を強いられると思っており、今は「半導体株」の株価の「新たなステージ」と言うか…。株価が落ち着く…場面を観てから、考えよう思っています。

今年は正直、「すこぶる」好調なのです。通常、「ジェイドG」(3558)のような、「下げ」を食らったのですから…成績は芳しくない筈ですが、その下げを乗り超える成績です。

今回の会員レポートでは、2つの銘柄と、従来から焼き直しを掲げました。真っ先に掲げたのは「ココペリ」(4167)との対比で…これから採り上げる「焼き直し」銘柄の「U君」と博打を承知で大化け狙いの「S君」、そうして堅い…選択の「M君」を取り上げ、追加で最近動きがみられる「C君」も掲げています。

でもカタル自身は「大化け」の株価10倍以上、を狙うS君が赤字ですが、一番、好きかな?でも時間的に、全く問題にならず…皆さんに本格的に紹介をするのは「来年の後半」でしょう。本番は「再来年」と言う…「気が長い投資」です。まぁ「投機の部類」です。でも100万株程買うなら…「ひょっとしたら」の確率ですが、面白そうです。ですが、下手をすると倒産です。

まぁ無難な「株価の成り立ち」が分かる…事例を今後、数か月かけるのかな? 

「ココペリ」との対比で、U君を説明しようと思っています。同時に「野村証券」の解説を確か…日曜日にしています。だから現在の四季報の予想数字は、明らかに間違っています。この数字がいつ四季報で、「修正」されるか? ここが「野村証券」の株価とも関連があります。

だって…この数字は、売り上げ(収益)が倍増するのに、利益は微減です。こんな「不可解な謎」を、誰も疑問に持たないのが…可笑しいのです。買収で、売り上げ(収益)が伸びるのではありません。このマジックは「リストラの経費計上」が、絡んでいるのでしょう。だから時間の問題で株価は「走りだします」が…誰が、いつ株を買うか? そんな事は分かりません。本日は1万株程度、昨日も1万株程度を外しています。でも買いたい「弱気」です。

ここしばらく…不可解な現象、米国の大統領選も含め、この消化時間を待つ体制です。カタルの頭の中で描く…相場のシナリオに、実際の相場が追随をするか…を見極めます。

3社の株価比較

そんな中、なんと…早めに保守的な…「日本郵船」(9101)が、「増額修正」を出してきました。2021年の再来になるのかどうか…。その背景は此方です。一時的なフロックですから、長続きしないのでしょう。

あの時に、僕らは、まず「商船三井」(9104)を100株だけ買ったのです。それから「お船の相場」に散々…振り回されて、カタル自身は。この相場を「もの」に出来ませんでした。ですが、「商船三井」は、未だにPBR 1倍割れです。

「商船三井」(9104) の日足推移

そこで…3社の比較をしてみます。それでは買えるかどうか分かりませんが、「商船三井」を4800円で200株だけですが、そこに「買い指値」を入れてみます。まぁ、カタルの場合は、「なんでも…参加」です。通常、先日の日経新聞を商船三井の社長は見ていますから、今回こそ…商船三井は1000億円以上の自社株買いを実施すると考えています。

先ずは行動してから「後の事」を考えます。買えなければ…皆さんと、供に…「後場寄り」に変えようと思っています。通常は、時間を置くなら…買えるはずです。

あの年はカタルにとって「初めての入院」になるので、よく覚えています。病室で新聞を開いて「商船三井」の爆利益に驚いて…月曜日の寄り付きで100株買ったのが、船株相場の始まりでした。でも時間軸の解釈を間違ってなければ…大儲けになった「悔しい相場」です。結果だけ見れば…カタルの当初考えていた「目標株価」を超えたのですが、上手く…取れなかった「悔しさ」だけが、心に残ります。

大概、多くのカタル銘柄は、必ず、株価が騰がりますが、時間軸が克服できません。

今回、「ココペリ」の相場に関与して観て、自分にお金があるなら…簡単に、相場のタイミングが分かるのになぁ~と思っています。「ジェイドG」クラスも、自分で相場を動かせないなんて、恥ずかしいレベルです。100万株程、「買う力」が必要です。

本日はNY高を受け、株価が高いようですが、一応、カタル自身は「警戒モード」を、三度になりますが…発令中です。

株を買うことはいつでもできます。それに今年は、このまま終えても、既に「年間の利益」は十分に得ています。だから「無理をしないモード」を、しばらく続けようと思っています。話は変わりますが、此方はある意味で理解できる報道です。彼の心中は分かります。

カタル自身は、コロコロ…と気持ちが「変化する」人間です。何しろ、「貧乏人の要素」しかなく…常に「貧相」な考え方です。基本は「朝三暮四」のタイプの人間です。「我慢」と言うことが出来ない人間ですから、本日の原稿はあまり深く考える必要もないのでしょう。

まぁ「泣いたカラスがもう笑う」口ですからね。証券マンの発言なんか、株価次第でコロコロ変化します。また…明日。



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