時間軸を変える

本日の日経新聞の5面に「銀行融資枠 何故、利用急増」となっており、最後は「…アニマルスピリッツの低下を映す断面である」と結んでいます。まぁ、言えているのですが…片手落ちの原稿ですね。基本背景は過去の金融政策にあります。長い「失われた時代」の中で…なかなか減らない不良債権処理を、急がせるために「小泉・竹中改革」が実行されました。半沢直樹の世界です。なんと…驚くことにUFJを強引に抹消したのです。 

カタルはこの政策を評価していますが、しかし一方では後遺症を心配していました。ここまで行政が踏み込むのは、「やり過ぎじゃないか…」とも思っていたのです。あの時は不良債権処理を急がせるために、借金企業51社の木村リストが市場に出回り、竹中平蔵と木村剛が、強引に借金を減らす政策を行ったのです。このなかで、実際に…カネボウは消えました。  

そうして…いくら有望でも、赤字企業への融資は、「ご法度」になったのです。カタルは「ベンチャーリンク」で40億円を飛ばした背景です。さらに、一度は…立ち直ったかに見えた市場でしたが、一時的に下落する不動産市場価格をもとに、金融庁は銀行に圧力をかけて「ダ・ヴィンチ」を倒産状態に追い込みます。仕方なく…金子さんは、不動産の整理を強行させられ、失意の中で失敗を味わいます。  

基本的には、このような理不尽な政策変化を見ているから…企業経営者は、日銀も、政治家も信じなくなり、キャッシュを積み上げる「流動性の罠」に陥っており、必要のないコストを払い、二重三重の安全策を取っているのです。「負の学習効果」ですね。だから現預金残が増え、内部留保が異常に膨らむのです。  

歴史的な背景を理解してないと…株式市場の流れは、なかなか理解できません。株価を動かすのは…人間だからです。この心理を甘く見ていたから…カタルは、永遠と「ケネディクス」を4年間以上も、金利払い続けながらクロスを繰り返しています。馬鹿をやっているものです。

だから実践の経験が、必要なのです。新聞記者は自分で新聞の勧誘をして…朝、早く起きてというより、夜中ですが…新聞配達をしてみる経験が必要です。末端営業員の苦労を知らずに、エリート路線を歩ませるから、東芝のような迷走劇が生まれるのです。経営者は孤独なのです。株式投資も同じだと思います。 

例えば…本日の日経新聞には「アドバンテスト」の持ち株の引き上げ報道が載っています。カタルがあの時に…「今日の市況」で、何度か述べています。日経新聞が、あれだけ叩いているのに…なかなか株価が下がらないから…カタルは1800円割れのところで、アドバンテスト株を買いましたね。直ぐに売っていますが…、カタルは、いつも…事前に「未来」を述べています。  

追証の最中…カタルはどうしても、「夢テク」が買いたくて、「DeNA」などを損切りして、9月6日の670円を1000株だけですが買っています。更に、カタルは…何処かで述べていますが、証券マンは、このような急落場面は、手数料を上げるチャンスだとも述べています。あのような下げ場面は、失敗した銘柄を有望な銘柄に、切り替えるチャンスなのです。だから…カタルの現役時代は「手数料マシン」なのです。なかなか株式手数料を、月に1000万円以上、あげるのは大変ですよ。自分でやってみればわかります。  

金曜日は、少し驚きました。夢テクの前引けは804円だったのです。確か…後場寄りは10円高程度の気配値だったのです。それが実際は825円だったかな?…カタルはそこで500株を買い、更に大引けの868円を、500株買いました。まぁ、下値で買った玉があるから、高値でも買い増しが出来るのですが…。  

カタルは、いつも事前に、述べていますね。754円の時も、「100株だけ買いましょう。」と言いました。うまく行けば…家族で、年末は「焼き肉屋」だ…と述べています。実際にカタルは、その日は、大引けの750円でも300株を買い増し、その日は合計500株の夢テクを買っています。  

メイコーの週足推移

「ムトー精工」7927の上昇にも、驚いています。此方は売った後だけれど…この株は第二の「メイコー」6787だと述べて、推奨していました。実はメイコーも買う予定だったのです。でもこちらは…昨年末のあまりの急騰で…推奨する暇も、なかったのです。今では600円、ソコソコの株だったのに…2269円ですからね。驚きます。  

ムトー精工の日足推移

まぁムトー精工の上昇も…ある程度は、予期していたのです。それは…会員向けのレポートで、「株価位置」の話を、解説しています。多くの人は日足しか見ませんが…カタルは常に「時間軸を変えろ」と、述べています。日足から週足…さらには月足、年足と…時間を延ばせば…自分の「立ち位置」が見えてくると述べています。 

ムトー精工の月足推移

 これは非常に大切なことなのです。何故、過去は、その高値まで買われたか?…その背景があるのですね。出来るだけ…大相場になった時代背景を分析して、自分のものにすると良いですね。そうすると…どんどん相場の「醍醐味」が分かり、株式投資が面白くなってきます。カタルは、もう完全な「株の中毒患者」です。自分で未来図が見えるようになってくると…相場が面白く、様々な疑問が、湧いてきます。実験を続けることが、出来るなら楽しいですね。  

でも株式市場は、いつも貧乏人には過酷な世界です。買いたい時に売らされるのです。追証で…。まさにコンチクショウです。せめて100株でも良いから、様々な実験を続けたいものです。皆さんの参考になれば…幸いですが、株式投資は、いつも自分で、様々な意見を聞いて選択するのです。自分で決断するのですよ。だから…いつも孤独なのです。  

本日は、会員向けの原稿を書く日ですから…会員の方は夜遅く…。いや、明日、読んでください。前回も…日付が変わってからのアップでしたからね。それでは…また明日。 



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