先ずは米国株ですが…少しだけ「調整」です。小売売上高が鈍っていると言う報道があり、地銀の不正疑惑が報道されていました。いずれも大きな問題ではなく…むしろ米中のデカップルング懸念の方が大きく、更にトランプはプーチンと会談するそうです。早く…解決すれば良いと思っています。
国内では…「物を言う株主」が、力を付けています。「トヨタ自動織機」(6201)のTOB価格の話が、やはり…報道されています。更に…揉めている「ソフト99」(4464)の話です。このような傾向がある為に、日本全体の「総還元性向」が上がっています。今日は「JAL」(9201)の報道がありました。以上が…主なニュースでしょう。
カタルは皆様に「賢い投資家」を目指して欲しい…と思っています。
昨日は「金融教育」の話をしました。労働で得るお金より、資産運用によるお金の方が「数倍」以上、無限まで…とっても大きいのです。だから仕事も大切ですが、「不労所得」=悪と言う概念は「間違って」います。
投資は、確かに「博打」的な…要素も在りますが、預金金利より、ずっと利回りは良いのです。その代わり、元本が「欠ける損失リスク」があります。でも世の中には、過去「預金封鎖」もあり、国債も「紙屑」になった…歴史もあります。だから生きて行くうえで、色んなリスクがあるのが「当たり前」なのです。
日本人は、そもそも…馬鹿なのです。カタルは、そう…思っています。自分で…道は「切り拓く」ものでしょう。だから他人より「努力」をしなくてはなりません。当たり前です。どの程度の努力が、実を結ぶ可能性が高いか…低いか? そのタガ(枠組み)を決めるのが「国策」です。
実質経済下の清貧思想での勝者は、僅か先着「一名様」限りです。しかし名目経済下の世界では、この数が100名…1000名と増えます。だから周りに「成功者」が溢れ…自分も刺激を受けて、自分も「頑張ろう」とするのです。
このような基本的に、シンプルな「理屈」程度は、理解して欲しいのです。さて、昨日は時間がなく…今日は、少し「下準備」をしたので…何故、「ジェイドG」(3558)の株価が「秋本番」を迎え…年末に向けて3000円台の株価を目指すのか?
その知識武装をしましょう。闇雲に「株価が上がる」と述べている…訳ではありません。確りした…「論理的な背景」があるのです。既に、何回も述べていますが、株価を決める大切な要素は「企業業績」が基本です。この業績がドンドン…良くなる企業の株価が、ドンドン…上がります。
だから…過去の歴史は、覆りませんから、その事例を参考に…何故、その株価が大きく「上がった」のか? それを検証して、その「類似企業」を探すなら、未来に上がる「株」が、分かるかもしれません。カタルは既に…未来に上がる株は分かります。しかし…その時間軸だけが見えません。最後の課題である「壁」です。だから、貧乏になった…昨年の失敗作の「ジェイドG」(3558)は、皆さんにとっても「良い教材」です。その事を理解して欲しいのです。あくまで「教材」の一つなのです。
この5月の連休にカタルは「DX」株の比較をしました。更に、正月は米国株の検証をしています。この成果を踏まえ、「成長性」と「収益性」の大切さを学びました。この原理が理解できるなら…その知識を会得できるなら「鬼に金棒」でしょう。でもなかなか…論理通り動かないのが「株価」です。今日は、他の要素(需給面)などは省いて…「論理面」の解説に努めましょう。

「ジェイドG」(3558)の失敗から、参考にした企業が5月の連休の「SHIFT」(3697)です。その月足を観ましょう。何故、月足かと言えば…「企業業績と株価」の関係を観る為です。「需給のバランス」を観る為ではありません。その株価と業績推移を掲げておきましょう。

凄い「成長力」ですね。なんと…2012年8月~2025年8月の確定値までの13年間の平均的な売り上げの伸び率は48.65%なのです。これを見せられると…株価は、やはり大きく上がります。故に…2017年7月に「SHIFT」の株を80円で買って、その株を持っているだけで2023年12月には、なんと…株価は2400円になります。この表示は「株式分割」を考慮したチャートです。だから…約6年と5カ月間の辛抱が出来たなら…80万円のお金は2400万円です。実に…「30倍」ですよ。
このような「当たり籤」を引くための知識は「成長力」です。複利運用の「潜在成長率」の高い企業が、再投資をして…更に業容を拡大させます。だから「成長力」は大切です。
同時に収益性の利益率も大切ですが、SHIFTの場合は、その経営方針で「利益」より「成長」を重視したようです。この会社の2012年から2025年までの平均の売上高営業利益率は、僅か…7.93%なのです。つまり10%を欠けています。それでも…株価が30倍です。
それを支えたのが「効率化投資」です。業務のDX化を推進することで、業務が効率化して人件費を省くことが出来ます。銀行が「デフレ環境」の「金利がない時」代にも、収益を伸ばせたのは…RPA(Robotic Process Automation)など導入により…不必要な人件費を削減しました。店舗の縮小統合も、その背景です。しかし銀行も先日、久しぶりの「新店舗」を出して、今度は「夜の営業」も始めます。これは「実質経済から名目経済」に移行していることを示しています。
「SHIFT」は、時代背景に恵まれ…「総資産経営」の拡大戦略を採用して、業容を大きくしました。しかし…「ジェイドG」(3558)が、今度、買収する…民事再生法かな?「ロイヤル」は、「後先を考えない」拡大政策を採用したので資金繰りに困り「破綻の道」を歩んだと言います。「キャッシュフローの概念」が、経営者になかったのでしょう。
「アマゾン」の創業者のジェフ・ベゾスは「フリーキャッシュフロー」が黒字なら、拡大経営をすると言い、長く…「利益を出さない」…その経営が、市場から「批判」を浴びていました。利益より「成長」を追ったわけです。
今の中国と同じです。不動産の「恒大集団」は、長く拡大政策を採用したために「破綻」をしました。鉄鋼も太陽光電池も…今のEVも中国企業は、過当競争の中で躍進しています。民間企業より、「国家方針」が優先されます。間違った…政策運営です。今度は「共同冨裕」は「清貧思想」です。経済用語では「合成の誤謬」を生みます。「一帯一路」は、スリランカの窮状を生み…インドネシアの新幹線は、苦しんでいます。まぁ話が飛びますから、戻しましょう。

要するに…株価を決める要素は「成長力」であり、今回の失敗は、収益の概念を失念した株価推奨が…カタルが失敗した「婀娜」になりました。その為に昨年は5000万円を飛ばし、今年は1000万円です。しかし、ようやく「マガシーク」の統合が終わり…田中君の言う「統合効果」が出てきました。そうして「成長性を問う」今回の「ロイヤル」のM&Aも高く…評価できます。

此処で家電業界の「ノジマ」(7419)の成長ぶりを観てみましょう。この成長を支えたのはM&Aの活用です。株価は3倍以上になっています。カタルがジェイドGの田中君を買っているのは…このM&Aの「目利き」です。今回も民事再生の「ロイヤル」も、過去の事例から観て、「彼の決断」は正しいのでしょう。彼に任せておけば…大丈夫です。
彼にお金を預けましょう。今度5年程度経過すると株価が1万円処か…3万円、5万円になるかもしれません。カタルは一つの口座だけ…「雪だるま投資」を選択しています。よって…今日も「株を買い続けて」います。
しかし、他の口座の株は「儲け」だけが人生の楽しみではありませんから、「外す」つもりです。その株価は1750円以上と試算しています。本当は2000円以上に「したかった」のですが、「損をしない投資」と謳っていますから、「安全性」を優先させました。

「ジェイドG」(3558) の板状況(9:21)
ほら…「ジェイドG」(3558)は「高値」(1537)を取りましたね。今年の新高値です。でも…ね。カタルは昨年、12月10日1580円で「損切りのクロス」をしたのです。諦めきれずに、今度は期日のない「一般信用」で株を買ったのです。その買値にも届きません。だから失敗作です。
実は年末に、評価損を計上して単価を下げたのに…この時期まで、その株価が「回復しなかった」のは「初体験」なのです。如何に「効率の悪い」選択をしたのか? その為に反省もして、読者の皆様にもご迷惑をかけました。いくら…自己責任とは言え、カタルを責められても仕方ありません。だって…全体株は、5万円に届きそうな…「新高値」です。
一度、「選択」を誤ると大変です。このような「時間の試練」を耐えて…耐えて、50年間が経過するとバフェットのようになれるのでしょう。しかし既にカタルは70歳ですから物理的に無理な要求です。だから焦りも感じています。
しかしこの「大阪チタン」(5726)や「ジェイドG」(3558)の失敗は、カタルに、その損失以上の無限のお金が湧いて出てくる「打ち出の小槌」を与えてくれました。たぶん…「卒業式」が近いのでしょう。「ルネサスエレク」(6723)を採用するのは、「ある狙い」があります。まぁ来年の話をすると「鬼」が笑います。
今日は先日、娘が「3Dマトリックス」(7777)は、「売った方が良いの?」と聞かれましたね。馬鹿な娘です。株式投資は「初めての経験」です。だから当たり前です。彼女に、カタルは毎月「NTT」(9432)株を100株ずつ、ずっと…「買い続けろ!」と述べました。たぶん…今のNTT株は、たった156円前後ですが、何れ1000円以上になるのでしょう。そう思っています。
35年も36年も待ち続けた…「名目経済」です。もう「カタルの天下」でしょう。
実は、今日も…「ジェイドG」の株を買っています。だって…200円高の1万株なら、その利益は200万円ですから、約700万円の株を買う事が出来ます。3万株なら600万ですから…2000万円分の株を買えます。これが「名目経済」の仕組みですよ。利益が利益を生み…更に「無限のお金」が手に出来るのです。簡単です。
また話が逸れました。カタルは、この「ワンタッチ」を狙い…「3Dマトリックス」(7777)や「大阪チタン」(5726)は「損切り」でしたが、それでも「ジェイドG」(3558)の持ち株を、増やし続けたのです。この間に15000株程を買ったのでしょう。そうして担保が空きましたから…今日は「3D」を1万1000株かな? 更に「大阪チタン」も1000株かな? いや…違うかな? まぁ良いですね。買い直しています。
皆さんは、カタルが株を「売ろう」が、「買おう」が…関係ないのです。
人それぞれ…色んな狙いがあります。でも大筋は、このレポートに登場する「銘柄」だけを売り買いの対象にすれば、良いのでしょう。いくらでも…ご用意します。「割安株」が良ければ…割安な配当利回り株を推奨できます。でもカタルの本意ではありません。カタル自身は「面白おかしく」…「ハイリスク・ハイリターン」の選択です。だから皆さんは、気を付けましょうね。
それが嫌なら…「野村証券」(8604)の株だけを「買い続けても」良いのです。株式投資なんか…簡単です。

「ジェイドG」(3558)の 週足
その「ジェイドG」の株価は、年内は「上昇波動」でしょう。いや…しばらく「上げ続ける」のでしょう。ただし…途中で、株価の上下は在りますが、基本的な株価波動の話です。カタルの株価推奨の最初は「2020年の初め」でした。その後、4月から「爆上がり」をします。「ヒカル」効果時代です。
インフルエンサーの活用が「無限の利益」を生み「成長株」を夢を見て「1万円相場」を謡い続けて…失敗です。インフルエンサーの収益は「一過性の利益」でした。カタルは、色んな人が居るから、販売促進に「良いアイディア」だと思いましたが、駄目でした。そうして…しぶとく待ちます。
今度は「伊藤忠」(8001)から提供された「リーボック」です。ようやく低迷相場から収益が伴い低迷期を抜け出せました。その後、「マガシーク」の統合は、「期待」が一気に膨らみました。でも会計法の扱いで…株価は、沈んだり、浮上したり…色んなことがあり、ようやく完結です。今度は「ロイヤル」です。一部で既存の売り上げ低下を「嘆く声」もあるようですが…仕方ないと思っています。
それ以上にM&Aを加速させるなら、売り上げも、利益も増え続けます。現状の株価は「リーボック」も否定、「マガシーク」も否定、未来の「ロイヤル」も否定です。否定、否定…の三銃士です。

彼はまともな人ですね。「決算の見通し」で、いくつかのパターンを提示していました。「法螺の部分」が小さくなりました。カタルは「面白さ」がなく、彼の人物評価を下げました。でも「復配」も実施します。何故、こんな株価に「放置」されるのでしょう。
市場にアナリストが本当に居るのですか? こんな成長期待がある株を顧客に勧めないなんて…大馬鹿ばかりの証券マンです。ちゃんと勉強をしないから、駄目なのです。
カタルの感覚では、PSRは2倍以上の評価で、場合によれば…3倍の評価です。ですから最低でも…株の時価総額は400億円~600億円です。しかし…既に「ロイヤルの買収」は決まっており、その売り上げが70億円から80億円と言いますから、もっと…株価の「時価評価」は上がります。
来年は4180円の「過去最高値」に、挑戦でしょう。「ノンビリ」やりましょう。カタルは「後場寄り」も「大引け」も…最低で500株ずつ以上の「株」を買う予定です。「2000円以下は、何処でも買い場」です。「デンソー」(6902)の時に、用いた言葉です。でも…どんな相場観より、「己の力量」が優先されることが、もっとも…大切なのです。また…明日。
明日も、明後日も…この「成長性と収益性」の関係を、説明します。「慌てる」こともないのです。大切な事は、自分が確り「理解」をして、自分が納得したら行動です。その行動の責任は、自分が取るのが「大人の世界」です。互いに無理をせずに、頑張りましょうね。又ね。