対立が生む株高現象

今の相場の「立ち位置」を考えてみることにしました。そこで重要なのは「マネーストック」(マネーサプライ)の伸び率変化です。このマネーストックはM2しか、データが長いものがなく…それを使用しています。

マネーストックの変化率推移

この意味は、世の中(日本)に出回っているお金の伸び率を示しています。名目時代は、毎年、給料が上がり…物価も上がるのです。故に、人々に希望が生まれます。だから巷に「アメリカンドリーム」が溢れます。明日は良くなると言う「希望」が存在するから、人間は、頑張れるのです。

ところが実質成長の時代は…明日は、何も変わらない。むしろ、どんどん悪化するような…希望が抱けない社会です。電通事件などは、極みの現象です。上司は、一所懸命に会社の為に、家庭を犠牲にして頑張ったのに、会社が傾くと…途端にリストラです。一体、会社の存在は、何? これが「失われた時代」でした。

終身雇用や年功序列が崩れたのは、パイオニアの指名解雇事件の時です。世間は、まだバブル色が濃かったのですが…、既に、株価は大暴落が続いていました。1993年の出来事ですね。最初だった為に、パイオニアは社会から猛反発を受けバッシングされます。今では、どの会社も希望退職は当たり前です。でもその当時は、まだ終身雇用制度が、色濃く残っていた時代です。

基本はマネーの伸び方に…現れます。名目時代は…毎年10%前後伸びていたのです。長い「失われた時代」の正体は「清貧の美徳」ですね。本当に正しいのかどうか。政策の選択が悪いから、国民が疲弊するのです。それを「じっと…がまんしろ」と説く、村論理の鏡、二宮尊徳のような教えは、はたして正しいのかどうか。

カタルは先進諸国と新興国の「均等化の波」は、終わったと思っています。これは「ベルリンの壁、崩壊」により、先進国から新興国への生産移転が起りました。ファブレスやEMS(受託生産)と言う言葉です。具体的には…TSMCの設立は1987年です。ホンハイも、その頃から急速に業容が伸び始めます。今度のトランプ政権の話も…先進国への回帰論の話ですね。だから…これから「アーク」が、買われるのかも知れません。どうもカタルは、時代を先読みし過ぎる癖があります。

長期の日経平均株価推移

話しを、戻しますね。このマネーストックの変化率と、日経平均株価のチャートは連動しています。日経平均株価が上昇を維持するためには、ある程度のマネーの高い伸び率が必要になります。カタルの基本構想は…ようやく、日本もバブルの清算や空洞化の波を乗り越え…新しい時代に突入すると言うものです。

巷には日銀批判が溢れていますが、カタルは不満ですね。もっとアクセルを吹かせば…もっと早く「流動性の罠」などに陥らず、名目時代に移行出来たのです。ところが黒田さんも小物の為に…世間の批判が怖い為、大胆な行動を取れなかったのです。故に4年も「流動性の罠」に嵌っています。でも日銀の基本政策は正しいのです。

これ故に、ケネディクスは400円から600円のボックス相場を…無理やり、強いられたのです。カタルは前から、同じことを繰り返し、言っているだけの話です。日本に必要なのは名目時代の定着なのですね。既に失われた時代が30年近く続いている為に、現役世代は総入れ替えです。カタルも…「希望に燃えて」上京したのに…馬鹿が上に居て、失政を続けたので年収120万円の時代を長く過ごしたのです。ようやく年収1億になったのに…今度は、福井の馬鹿が、「羹に懲りて膾を吹き」…、折角の上昇機運を潰しました。政策もアホばかり…です。

ようやく…まともな「アベノミクス」です。でも褒められる水準ではありませんよ。これまでが馬鹿過ぎたのです。まぁ、普通なのでしょうね。サラ金規制など…おかしいでしょう。年収の1/3でしたかね。カタルの年収は120万から1億と激変しており、100倍ですからね。1億の時は3300万だし…、120万の時は僅か36万円です。世の中の仕組みが、狂っているのが、お分かり頂けると思います。だから年収が低すぎると言って借金が出来ず…今度は、年収が髙過ぎると言って…融資を断られたのです。国民生活銀行?(日本政策金融公庫)ですが…。これは実話です。

日本の国は、平準化を求め…村論理の中で仕組みが作られています。でも時代がグローバル時代に変化しており、仕組みが合わないのですね。だからいつまでも調整が長引くのです。ITバブル期に、ストップ安を続けた光通信の話と一緒です。その為に制度が変更になりました。やはりストップ高やストップ安がない米国基準が正しいのでしょう。

日経平均株価とサイコロジカルライン

日経平均株価とRSIの推移

カタルが付けている資料をみると…、今の状態は2014年11月頃の状態に似ているみたいなのです。この後、2015年7月にかけて高値を付けます。およそ半年間、上昇相場が続きました。つまり来年初めまで…このまま上昇する可能性があるのかも知れません。だから冒頭に、マネーストックの伸び率変化と、期間の長い日経平均株価の推移を比較して貰いました。

もし…「流動性の罠」から抜け出し、マネーストックの伸び率が10%近くまで上昇したら…一気に名目時代の「幕開け」になります。カタルは、不安定なトランプ政権が「相場の強弱観の対立」を生み、意外に上昇相場が続くのではないかと…とも考え始めています。果たして…今後の展開は、どうなのでしょう。それでは、また明日。

さて本日は、有料レポートの株式教室を展開します。本日は相撲があり、明日、読まれた方が良いかな? なるべく…早くあげますが、「手抜き」は、しませんからね。きっと、ご満足を頂ける内容だと…思っています。まぁ、実際に書いてみないと分かりませんが…。



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