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「安川電機」(6506)の決算が済むと、2月決算の「ジェイドG」(3558)が発表され、ここから2Qの決算発表が本格化します。しかし…通常はこの時期は企業側も慎重姿勢を堅持しており、2Q時点の進捗率が100%を超えても…通期は変えない企業もある程です。

これが「日本人」です。何故、真摯に今の実態を述べないのでしょう。まぁ、ある意味で「ジェイドG」の田中君は、正直な方なのでしょう。

「Trump Media & Technology Group Corp.」 (DJT) の日足

気になるのは…米国の大統領選です。マスク氏は、毎日100万ドルを配るとか…。「ZOZO」(3092)の元オーナーの前澤さんを連想します。激戦州の票は「僅差」だと言われています。傾向として…メディアの「ハリス有利」でしたが、何故か…トランプの資金源とも言われる「Trump Media & Technology Group Corp.」 (DJT)と言う株価は、最近は、また上がっています。

市場は、色んな総合的な判断を下し…株価を評価します。何も業績の推移だけではありません。トランプ氏の政策の方が、経済活動には有利ですが、同時に「財政悪化」が確実だとも言われています。

今、コロナの対策で溢れたマネーの回収期ですが、ようやく…米国は利下げです。それでも「ビットコイン」を始め…株価は、新高値の示し「インフレ圧力」は高まったままです。ようやく「ボーイング」(BA)のストの「落としどころ」が見えて…来たようです。なんでも4年間で35%アップだと言います。これが「米国基準」の一つです。毎年、約9%の賃上げです。

一方、日本の「最低賃金上昇」は、石破さんが1500円を掲げており、順調に行っても約8%水準なのでしょう。まぁボーイングと、最低賃金は比較対象が違います。関連する話として、カタルは「きらやか銀行問題」を、何回か…レポートで採り上げています。

この本当の意味は「淘汰の時代」を表わしています。時代を遅らせて…最後尾に、時代のスピードを合わせる時代からの「転換」を意味しています。

1992年のパイオニアの指名解雇から発生した「空洞化」現象のピークは、2010年に日産自動車が「マーチの生産」を日本からタイに生産を移した時です。これが「空洞化のピーク」です。そうして…そこから2年半、実際は3年になるのでしょうが、2012年末に安倍政権が誕生して…2013年春には日銀による異次元の「量的緩和政策」の開始です。

タイの自動車生産の変化

このマーチは2022年8月でタイでの生産を止めました。他のトヨタやホンダなどの企業群も、タイでの小型車の生産を縮小しています。その様子をジェトロの資料から最近の傾向が分かります。この穴埋めは、基本的に中国のEVなのでしょう。

何故、カタルが日本の政策を危惧しているか? 内部抗争をして主導権争いをする場面ではなく、一度、決めたら走るべきです。今回の選挙演説を聞いていると、既に廃止される「健康保険証の復活」を訴えている…時代錯誤も、甚だしい政党が居ました。もう完全に狂ったメディアの報道からの…狂った政治です。

石破さんは「裏金」批判から安倍派閥の非公認です。既に前政権で処分が決まったのに、また「巻き戻す」…メディアの馬鹿加減が、日本の成長の「阻害要因」です。

お金の価値は、時代により変わります。バブル期の不動産株は、今の「さくらインター」(3778)などの「AI関連」評価であるPER 100倍以上の「バカ評価」です。自分の人生が100年もないのに…100年先の利益まで評価して株を買う行動です。この「馬鹿さ加減」が現実です。

でもバブル期の不動産と、今のAI革命の時代は違いますが、この尺度をよく覚えておきましょう。ITバブル期も同じでした。PER 100倍は、人間が「不老不死の時代」を迎えるなら…また違った考え方が、生まれる可能性もありますが、自分の人生を超える水準まで、高く評価をするのは「馬鹿げて」います。

仮に時代が戻るなら…カタルはもう一度、「割安株」のキャンペーンを始めるかもしれません。事実、12日の会員レポートでは、絶対に…この株価水準から下がらない株を会員の方に紹介をしました。逆に上手くいくなら「仕手化」して…株価が5倍以上になる可能性もあります。

割安株「N」の日足推移

しかも配当利回りは5%を超えるのです。故に、今の株価水準で株を買うなら下手な定期などより、ずっと良いのでしょう。明らかに「NISA向き」です。でもいつ株価が上がるかは分かりません。下値には、違いないけれど…株価が上がる時期は分かりません。でも…PERは6.42倍から5.67倍、PBRは0.5倍、配当利回りは5.52%です。

時間を待てるなら、こんな「待ちの戦略」もあります。

「Jトラスト」(8508) の日足推移

同じことですよ。「Jトラスト」(8508)は…株価は、何れ、必ず4桁を超えると…今でも思っています。今回の8月のガラから12連騰を示した株価は、そのまま…簡単に上昇波動に移行はしませんが、活躍する時期は到来しているのでしょう。「金持ち時間」と「貧乏人時間」の違いを自分は、「どう考えるか?」この考え方です。

目先は失敗を「認めざる」得なかったけれど…「タイミー」(215A)は「良い素質」を秘めた企業でしょう。「ユビキタス」(3858)のような「偽物」とは違うと思っています。この仕組みを考えると…「魅力」はタップリです。しかし今のPER評価は、かなりの成長を織り込んでいるとも言えますが「さくらインター」(3778)より、ずっと…未来に可能性を感じています。

AI革命で、採り上げた…前々回の会員レポートだったかな? 

A君の日足推移

この「A君」の株価は、本日は大幅高しています。今回の業績は、良いように見えませんが、「仕掛け人」が関与し始めた可能性もあります。この手の株価評価は、難しい…。IPO時の1万円を超えた評価は、明らかに「バカ評価」でした。あれから1年間は株価が下げ続けました。今回のガラで1553円の最安値を付けましたが、しかし、まだ株価はカタル基準には届きません。

「タイミー」は、このような時間を置いて、何処かで…また「やりたい」と思っています。だからNISAで買った現物株は、そのまま「ほったらかし」です。そうして…いつか下値に株価が届いたら、また買います。「下がれば」良いのです。その方が「儲け」は大きくなります。

証券マンの現場で働くと分かりますが、出来るセールスは、ドンドン「持ち株」が増えて、いつの間にか…「大株主名簿」に自分の顧客が載るようになります。「双日」(2768)なんかは良いケースでした。いつの間にか…「個人筆頭株主」になって、社長から表敬訪問を受けるようになっていました。カタルの話では、ありませんが、仲間の話です。

隣の浜ちゃんも、似た経験を持っていました。株価が下がった方が、その結果、良くなる場合も在ります。「負け惜しみ」ではありませんよ。全て実話です。最初の10万株が、いつの間にか…100万株、200万株に膨らみます。

トランプの選択肢を考えると、こんな話題が気になります。

各国の財政状況

この基準を考えると、分かりますが日本の借金だけに「スポット」を充てています。しかしバランスシートを考えると分かりますが、国家は「無駄な資産」を多く抱えています。活用しない資産を整理すべきです。

国家の総資産経営を止めて…日本国は「ROE経営」に邁進すべきです。過去の国鉄の組合は非常に強く…JRへの組織改革が難航しました。23日かな?ようやく「東京メトロ」(9023)が新規公開されます。なかなか、良い水準の株価です。

過去、「NTT」(9432)の上場が「切っ掛け」になって、バブル相場がスタートしたのです。あの時を、思い出します。カタルは「山形共済連」から、初めて1000株を超える大口受注をしたのを覚えています。当時の株価は300万円近かったので…一度に、30億円かな? この注文がカタルの証券マン人生で「最高金額」でした。あの頃が、懐かしいのです。

馬鹿をやる奴が「勝利」を収めるのが…名目成長時代の証しでもあります。いつになったら…訪れるのでしょう。また…明日。



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