さて…本日の「切り出し」は、先ずは此方にしましょうか…。この動きは「キャノン」(7751)の株価とも「繋がり」があります。一見すると…この「繋がり」は、一般の人には分かりません。「市場の整合性」の考え方は、非常に大切であり…高度な分野です。
潜在的な基礎知識が豊富にストックされてないと理解が進まないからです。カタルは「時間軸の壁」に挑んでいますが、今回は「大阪チタン」(5726)の時間軸のズレを体感し、米国株との連動性を感じています。まだ、この考え方は仮説の段階で…裏は取れていません。
そもそも「南巡講話」と来たら「鄧小平」を連想して、「富める者から先に豊かになれ」と言う言葉まで…理解できてないと駄目なのです。1989年4月に天安門広場で起きた革命騒ぎですが、ここで生まれた「改革開放」路線です。この流れと日本の「空洞化」が関連しています。
そうして…今は習近平の「共同冨裕」です。
この意味は習近平が、毛沢東に心酔しているのかもしれません。 「ワイルド・スワン」と言うユン チアンが描いた有名な本が「文化大革命」の悲劇を綴った実話をもとに書かれたドキメンタリー小説かな? 今はその文化人の粛清過程に似ています。だから…アリババのジャック・マー氏は、表に出てきません。ここでは「アマゾン」と「アリババ」の株価の違いを観ると分かります。
何故、キャノンの株価が上がると思うのか?
カタルは先日、200株だけですが3733円で買いましたね。この時代背景(国内回帰)にマッチしているからです。カタルが述べている「時代投資」の意味は、分かる人には分かるし…分からない人には、何度を説明しても…無駄な努力です。
株式投資は、自分が努力をして…儲けるために様々な手法を用いています。
カタルは一応、自慢ではないですが、証券マンとしては、かなりのレベルでした。でも投資稼業に身を転じてから損はしていませんが…小手川君に遠く及びません。比較することが、そもそも…彼にたいして失礼です。でもカタルは「やれる」と思っています。その過程を毎日、綴った試行錯誤のレポートです。故に、このレポートは「進化を続けている」と思っています。
カタルは「実践派」です。それも「事前告知」の上での「有言実行」です。
実は昨日、「ニデック」(6594)を寄り値の6291円で買った後、6000円でも一度、200株だけ買ったのですが、動きは悪く…6020円で売ったのです。そうして本日も、それを継続させています。本日も5951円で200株だけ追加で買いました。株価が「新安値の理由」が、一晩、経って…明らかになりました。
日経新聞は当たり前ですが…、朝日新聞にも理由が載っていました。
その要は「モーター大手ニデックの永守重信会長は24日、電気自動車(EV)用部品の事業について「今期の黒字化を見込んでいたが、150億円の赤字となる」との見通しを明かした。中国市場での価格競争の激化や開発費の上ぶれが要因という。」報道です。
やはり中国は競争が激しく…利益が確保できずに「縮小する」ようです。系列の「アイシン」(7259)か…、野武士の「ニデック」か…の選択です。
「ニデック」は歩合セールスのような立場で…弱いのです。「村社会論理」を強要すれば…グローバル競争に敗退します。半導体が良い事例です。そうして「トヨタ」(7203)への報道の仕方とジャニーズ事件の報道の仕方も似た関係です。これが…メディアの本質です。
この理由を理解して…カタルは5750円でも、更に200株の買い指値が入っています。 今のところ…5802円までです。その板バランスは此方です。5800円に10万株ほどありますが、何度か…指値を噛んでいます。俄然、面白くなってきました。
昨日のTICK回数、1位のレーザーテックに次いで…実質的にニデックは2位の人気でした。しかし…「レーザーテック」(6920)と言う株は、いつもながら…「人気度」が高い株です。
この半導体の話の中で…新規上場した「ソシオネクスト」(6526)と言う株の材料である「チップレット」と言う分野は、前工程、「中工程」、後工程とも…呼ばれる新分野と言うか…。一つの生産過程の話で、今は注目を集めています。この話は長くなるから…後日に譲り、此処で止めておきましょう。でも興味を持った報道は此方です。あとは自分で調べてください。ヒントだけです。
今は「野村証券」(8604)も「ルネサスエレク」(6723)も「リバランス」後の安値(10月3日から6日かな?=この期間の安値です)を、昨日は更新しました。下値を「切り下げた」のです。
一度、下値を切り下げると「やり直し」です。仕切り直し…大相撲の「待った」のようなものです。でもいずれも僅かな値幅だから、気にする必要はないかもしれません。
「BASE」(4477)も指標株の一つに見ています。
昨日、本日と「利食い」が出来ています。僅かな値幅ですが、失敗したと思ったのに、利食いに変わったのです。今度は240円になったら、また…買ってみます。でも240円になるかどうか…は、定かではありません。
明らかに「コツン」と音がしたイメージを持っています。かなり丁寧に…相場を解説しているつもりですが、分からない人は、自分でチャートを観て…カタルの原稿の意味を「深読み」してください。丁寧に…相場を観察していると色んな「力関係」が見えてきます。
「川船」(9107)に「空売り筋」が関与して…「レーティング」の引き下げなどを含め、相場の市場環境を測ります。「相場の体温」と言った方が良いかな?
「ジェイドG」(3558)なら、最初は1830円で止まると思っていたのです。でも…駄目だったのです。最近は、1580円かな?…と思っていましたが、駄目でした。1530円も可能性がありましたが、結局…1500円を割れたのです。
まぁ全体相場も似たようなものです。
ルネサスエレクも、また下値を切り下げました。自分で買って…相場を良く観察しないと分かりません。「エーザイ」(4523)は8160円と8000円割れを買いましたが、いずれも利食い圏です。「大阪チタン」(5726)の3080円は失敗ですが…下値の買いは何れも…「利食い圏」です。机上論では、このような値動きは分からないのです。
昨日は570円割れの野村証券も5000株だけですが、買ってみました。でもなかなか…600円台に戻りません。そろそろ「潮目が変わる」筈…と、ずっと思っていますが、なかなか…「その変化」に確信がないのです。
でもKKRは「KKRは高利回り債を購入、銀行ローンを売却-FRB利上げ休止で」…と報道されていますし…「ベーシストレードとは何か、なぜ規制当局を悩ませるのか-」との報道もあります。何しろ…この「レバレッジが50倍」です。何故、カタルが「ロングタームキャピタル」の話をレポートでしているか? この辺りのレベルになると、読者のなかでも理解できる人は、かなり減るのでしょう。
良いですが…株式投資は遊びではありません。確りした「基礎知識」があるなら、論理的に行動が出来ます。でも…自分の考え方が正しいとは限りませんから、常に相場観は、市場動向を観て変化して修正されています。
この辺りの事を理解してないから、正解があると思って、馬鹿な論争をします。誰が正しく、誰が間違っているという事ではないのですね。未来の選択は常に流動的で…誰も分からないのです。
一つ言えるのは、流れが、いくつか…存在します。
どの路線を歩むか? その理解度の問題です。もう少し分かりやすく…皆さんの関心のある話題にすることも出来ますが…どうでしょう。
カタルは非常に広範囲の銘柄を観ています。「ユビキタス」(3858)の値動き、「J・TEC」(7774)の値動きなど…何れも、滅多にない「買い場」です。儲ける事なんか…簡単ですが、我慢が利きません。今は、色んな実験が、楽しいかな?
BASEもそうですが…「C」君も、この辺りに「変化」があるのかもしれません。やはり一度、「決算を観てからの反応」を観た方が良いですね。
ジェイドGなんか…1400円割れを、また買えるのです。結局、あの2日間ストップ高は、余計だったのです。でも良い経営者だから…安心できます。直ぐに…立ち上がる路線は目先は消えました。だから1万株程度を、此処で…減らしたのかな? 1410円でも買った玉が在ったのです。1万株程度だけですが、持ち株を減らしました。
「富士通」(6702)の実験もしてみたいのですが、なかなか…ね。もう少し資金が増えないと、自分の思うような実験も儘なりません。
最後にこちらの話題を一つ提供しましょうか…。もう一つ此方の基礎知識も必要です。この二つの知識が在れば…今の状況が分かるかな? 「7nmプロセッサ搭載」の話です。「ラピダス」の話と関係して…こちらのニュースも関係します。貨幣乗数効果の話です。このような繋がりが、瞬時に思い浮かぶ…レベルが、「プロの世界」でしょう。
アップルの中国の販売が気になっていましたが、大きくはなく…「5%減」らしいですね。野武士の「ニデック」が競争に負けるという事は、トヨタなんか…既に「3流の世界」かも知れません。
中国の自動車販売台数は2686万台で、米国は1390万台なのです。日本の乗用車は344万台で、全体で420万台です。このような数字が背景で理解されているかどうか…株式投資は「奥が深い」でしょう。だから「知れば知る程…面白い」のです。
今はネット時代ですから、記憶力の悪いカタルでも、マズマズのレポートでしょう。自分が分からなくても…毎日読んでいれば、そのうちレベルは上がります。そうして「無知の涙」を味わう…回数も減るのでしょう。
問題は、いつも言いますが、自分の「力量の把握」です。無理をしない投資の意味を、どれだけの人が理解しているかどうか…ですね。敗退者は、この意味を知らないのです。それでは…また明日。