昨日は「先物」からの「指数による株価上昇」です。基本的に内容がない相場です。素人と言うか…メディアは表面上の現象しか見ません。たぶん…多くの投資家も実態が分からないのでしょう。カタルは株屋のプロを自認していますが、機関投資家の連中とはあまり付き合いがありません。末端の法人営業は経験をしていますが、ヘッジファンドの連中とは住む世界が違います。でも漏れてくる話を総合すれば…大体の想像はつきます。
昨日はいくつかの点で面白い現象があり…光明が見えています。
米国の0.25%の利上げは、当然でしょう。
ただパウエルの会見が、カタルの想像とはズレが大きいように感じました。カタル自身は英語が出来ないし…会見の様子を聞くこともしていません。一般報道では、更に利上げするような「インフレ警戒」を、改めて…「表明した」という事を、懸念して…終盤の会見後に株式市場は下げが加速したようです。この報道です。
でもWSJの報道は、少し内容が違います。更なる利上げより…観察から停止に移行したような報道ぶりです。見出しは「FRB0.25ポイント利上げ、早期の利上げ終了を示唆」となっています。これはカタルの観測通りの…これがベストシナリオです。此方です。
故に相場は大丈夫でしょう。カタルの「事前観測」通りでしょう。昨日は指数で株価が上がっているから、本日は「売り物で」始まっていますが、全く心配はないと思っています。やはり買い場でしょう。
ただ担保の乏しい…カタルのような貧乏人は、「自重」せねばなりません。でも株価は上がるのでしょう。本日の「ロコンド」(3558)は、ようやく1100円台回復になっています。何故、この銘柄を伝えているか?
カタルが1000円割れの場面から推奨して…株価は、勢いよく4000円台に入り、カタルは成長株?…と勘違いした株です。故に最後まで拘り…「撃沈」しました。失敗した株です。でもカタルは、ちゃんと「アフターケア」をしています。
田中君の経営は、先端を行っていると考えています。早くに…規模拡大ではなく利益に拘り黒字化させました。そうして、いったん利益を計上すると「再び成長路線」に舵を切っています。米国の利上げで…アマゾンは今、追加の人員削減です。多くの新興企業は昨年リストラを実施して、規模拡大から利益重視の方向性です。
この経営姿勢が、田中君は優れています。故に早晩、株価は下値圏のボックスを抜けます。たぶん…株価は2000円台のステージに入ると考えています。先ずは下値圏のボックスの高値である1465円の奪回です。この攻防になるのでしょう。ちゃんと…アフターケアをしましたからね。
株価の未来など…カタルのような馬鹿でも時間軸さえ問題にしなければ…大概はある程度の経験を積むなら、未来が見えます。
でも経験を積んでも、「時間の壁」は自分が「仕掛け」ている訳ではないのです。だから分かりません。カタルなら、この下げで大阪チタンを買いますよ。この時間軸が正しいのでしょう。野村証券は「先見の明」がありましたが、相場作りと言う点では…3流域に見えます。
あの時に「やり過ぎた」から…少しシコリが残っているのでしょう。相場と言うのは、流れに身を任せ…他人が買う時に売るのです。全部、自分で利益を独占しようと言う考え方では相場になりません。誠備の加藤あきらがそうでした。彼は時代性も、業績も観ず…中身のない株を需給だけで持ち上げたのです。あれじゃ…野村などの大手が「適格担保」から外すのが当然です。誰もが「認める株価」でないと駄目です。
ただこの大阪チタンは、やはり素質があるようで…昨日は大量保有報告書に三井住友DSアセットマネジメントから5.37%の大口保有の申請がありました。たぶん…カタルと同じようなタイミングで、株を買っているのでしょう。この買いは当たり前です。このタイミングで買い始めます。今年の企業業績は「激変」をします。
このような種族が、下値を買う時間が必要です。昨日は珍しく…手が入りました。大引けにかけて数万株を買っていたようです。でも本日は3135円までありますから、まだ上昇過程に移行するかどうか分かりません。それに「板バランス」は、調整期間を述べています。たぶん期日の売り物です。物理的な時間は5月には完全に峠を越えています。だから今はチャンスです。
何故、時代背景が大切か?
野村だけでなく…三井住友DSのように、時代が合っているなら、続々と…新規参加者が参入して「相場に厚み」が増します。株価が下がることで、「新規の参加者」が増えるのです。既に四季報予測も会社予測も…一株利益が114円となっているように、前の四季報は78円~57円に減額予測だったのが…今回は76円~114円に大きく変わっています。2倍の変化ですよ。
たぶん…カタルは最終の数字は一株利益が200円を超えて、場合によると300円近くになると思っています。114円でPER30倍なら株価は3420円です。時価の3150円なら採算に合う通常の株です。それも、どんどん利益が増えるのです。通常、PERは50倍ですよ。つまり株価は114*50=5700円以上でしょう。
「レーザーテック」(6920)は現状のPERは58倍で、未来の利益で36倍です。でも足元も半導体市況は赤字の泥沼です。所詮、設備投資の受注など…キャンセルになる可能性もあります。でも…ドローンから車のEV化から繋がる車の環境ですから、半導体は船より正しく…時間の問題で回復です。
「ルネサス」(6723)が、オーストラリアの「パントラニクス」を買収しました。NFC技術の会社です。良くなってきましたね。この柴田と言う社長も、なかなか…ですよ。最近はM&Aを活用して時間軸を、早めた経営をしています。
「自前の技術」? もう馬鹿だけです。総資産経営の考え方では…経営は失敗します。此方の報道を観てください。
「経済産業省はグリーンイノベーション基金を使った次世代データセンター(DC)のプロジェクトで、NECが担当する「アクセラレーター」の開発を中止する。」と言う報道です。仕事と言うのは、如何に「時間が大切」か…分かります。東芝の事を言っているのです。
あの馬鹿社長は、もう首でしょう。まるっきり「時間の概念」が欠けています。大人の世界では、成功は当たり前です。しかも時間をかけず、予算も掛けず…達成する世界の話が、「本物のプロ」の世界です。
カタルは自分自身の投資に対し…この時間を追求しています。様々な実験をしていますが、なかなか…この壁は超えられません。「最後の壁」です。もう景気循環も在庫の話も損益分岐点も、みんな頭の中にあります。でもこの時間の壁は難しいですね。
やはり「BASE」(4477)も来そうです。久しぶりの290円です。時間軸の話ですが、やはり強い株の方が早く来ます。ロコンドは、このガラ(暴落)でも、全然…1000円割れがないのです。
カタルは持ち株を利食いしたのですよ。この相場ですよ。「利食い」と言っても損をしない程度、本当は売りたくないが…追証では、儲かるものを外すしかありません。あとで悔やみますが…貧乏人は「選択肢」がないのです。やはり株式投資は金持ちが勝ちますね。当たり前の理屈です。
今日は「リクルート」(6098)が、高いじゃないですか…カタルは、事前に、何と言っていましたか?
やはり…ね。でも貧乏人だから仕方なく売ったのです。「コンチクショウ」で、ありあんす。保守対応では「DMG森精機」(6141)なんかも…国内回帰ですから可能性があります。「エレクトロン」(8035)を始め…多くの企業が国内に工場を建設します。まぁ、「オークマ」(6103)も可能性のある株です。
最後に…日経新聞のスクランブルの「見出し」しか見ていませんが…川崎君かな? 不安を煽るような報道は、やはり間違っています。なにも理解してないと思われます。
今、ザっと内容を読んだけれど…やはり認識が間違っています。自分の新聞社の一面に「公示地価」の話が掲載されています。全国の住宅地も1.4%の上昇です。この全国の住宅地は長い期間、マイナスのままでした。ようやくここまで来ました。これは…「名目成長」時代の話ですよ。ここから…どんどん加速します。日本を救う政策は「インフレ」なのです。
これが税を公平に…若者を助け、出生率をあげます。さらに国の財政事情も改善させます。こんな簡単な理屈を、確り理解しているかどうか…。その視点で、報道をしなくてはなりません。全ての前提が、この名目成長時代に合った方向性に流れるのです。
これが「時代背景」です。良いですか…自分が、自分自身がしっかり勉強して置き、この時代背景を、ニュースを観たとき、これは時代に合っている事象かどうか…常に考えるようにしましょう。そうすると…「市場の整合性」の理解が進みます。
まだ上値を買うような動きはないですね。「大阪チタン」の話です。まもなく…だろうと思っています。でも「エーザイ」(4523)も駄目です。まぁいつも…大きく飛び跳ねる前は「しゃがむ」のが、自然な動きです。そんなことで本日は、この辺でお終いです。また明日。