ようやく…ナスダック市場は念願の200日線、復帰を果たしました。この日々の200日線の移動平均線がカタルは重要だと考えています。直ぐに、このまま…株価が上がり続ける訳ではありませんが、かなりの確率で…もう「大きな」株価下落の心配はないのでしょう。底値が確認されるのは、更に先の話になりますが…取り敢えず、株価は上昇波動の方向性を模索する段階でしょう。実は米国の株式は、既に…かなり上がっています。
このリバウンド相場が、どの程度続くか? この段階です。
カタルはこのままスンナリ…と「高値の奪回」は出来ないと思っており、1年以上の歳月をかけての「ボックス相場」だろうと思っています。これが大きなデッサンです。仮にインフレがピークアウトしたと思われても…実際のインフレ率、金利も以前のようになりません。ただ分からないのが…「AIの活躍」が、人類にどんな影響を与えるか? この事です。
例えばマイクロソフトは、この時期に…チャットボットの「ChatGPT(チャットGPT)」を手がける米新興オープンAIに今後数年で数十億ドルを追加投資すると発表しました。スーパーコンピューターを整備し、開発成果をクラウド上でのサービスなどに取り入れます。景気減速で従業員を1万人減らす一方、戦略分野である人工知能(AI)への投資は強化すると言います。既に関連する多くの株が上がっています。どの程度…利用できるのか、まだ分かりませんが何れ、SF映画の人工知能の世界です。
限りなく…多くの雇用が自動化します。
故に「ベーシックインカム」(お金を配る補助)の世界にも、予てからカタルは注目しています。最近、労働改善から輸送維持が問題化しており、医師の労働改善からも医師不足が指摘されており、教員の世界も同じです。つまり…少子化は政策の活用の仕方で…日本の高成長に繋がります。ようやく…河野大臣の実績で医療分野の効率化も開始されます。お薬手帳など…馬鹿みたいな制度です。問題は行政がこの効率化を受け入れるかどうか…その「覚悟の問題」です。
この覚悟の意味は、ようやく…「トヨタ」(7203)の「章夫社長」が退任されます。カタルは予てから早く辞めるべきだと述べています。ハッキリ言って、日本の改革を阻害している人物の一人でした。カタルは、彼の「総資産経営」を批判し続けていました。テスラに抜かれた段階で…引退です。ハッキリ言って…「時代遅れ」の社長のイメージです。彼の為に日本のEV化も海外から大きく遅れたのです。村社会論理の人間です。
同じことが…「ユニクロ」(9983)の柳井社長です。彼は、既に日本を脱出しており、その為に今回の「賃上げ」は彼のグローバル戦略への「決意表明」です。俺は海外を舞台にして「戦う」と述べたのです。それをメディアの人間は、賃上げの面だけを観て…本当の本質を観ていません。トヨタの章夫社長とユニクロの柳井社長の行動は、何れも時代が大きく変化している現象の一つです。
「日本製鉄」(5401)の橋本さんも、同時に…比較すると分かるでしょう。最近「東京製綱」(5981)の株価も上がっています。村社会論の人間である…東京製綱の田中重人会長の首を取るためにTOBを仕掛けた案件です。2021年1月から3月の話です。
このような現象が日本株を10万円に押し上げるのです。至る所で…同じような動きが始まっています。問題は「AIの浸透率」の話です。方向性は決まっており分かっていますが、問題はその変化のスピードなのです。日本製鉄の変化の芽は、1年以上前にカタルは伝えています。
「三菱UFJ」(8306)の変化も1年以上も前です。三菱UFJは米国子会社の銀行を売り、インドネシアなどに投資を振り向けています。これは自己資本比率規制の話も背景に在りますが…銀行業は成熟国より、新興国に「うま味」があるのです。つまり…総資産経営からROE経営への転換の話です。
読者の皆さんもそうですが…様々な現象は、「時代」を一つの方向性に導きます。
これを探すのが株式投資であり「市場の整合性」の話です。カタルは相場の「潮流」の話をしています。市場には様々な選択肢があり…時代の流れの中で相場が形成されています。つまり「逆風」ではなく…「追い風」の世界に投資をするのです。
皆さんの多くは「個別株要因」と「市場要因」の話を、理解しつつあることでしょう。カタルは基本的に日本政府、民間企業が行動をしないと「新しい時代の扉」は開かないと思ってきました。
その為に…この数年間、ずっと、その方向性で語っています。「アジアの隆盛」の話もそうです。カタルは上がる銘柄は既に事前に分かります。問題は、その変化のスピードの「見極め」です。これを「最後の壁」として、長年…苦しんでいます。
本日の日経新聞には「川船」(9107)の事が書かれています。本当は一昨年の時に新高値を更新する相場を創るべきだったのです。もう完全に市場には、まともな人間が居ません。だから歪な株価形成になっています。金利裁定機能も働かない歪な現象です。
取り敢えず…この矛盾を解消しなくてはなりません。カタルに数百億円のお金があるなら良い相場を立ち上げて…株式市場を活性化できます。でも貧乏人が何を言っても「戯言」です。やはり自分自身ではなく…他人の評価で、自分が認められないと駄目です。やはり20億円以上の資金を稼ぎ出さないと駄目でしょう。失った40億円を市場から取り戻すのです。そうすれば…本物でしょう。
今は、チマチマした実験を繰り返しています。その模様を綴ったのがこのレポートです。本日は「肝の部分」だけを書いています。冒頭の米国株2銘柄だけ掲げておきましょう。先ずはJPモルガンです。この株だって大型株ですが、株価は最安値の101ドルから143ドルですからね。率では「41%」も…株価は安値から上昇しています。
そうして100ドルを割れると考えていたテスラですが…こちらも同じ安値の101ドルから、なんと…既に180ドルの高値まで株価は戻っています。実に79%もの株価上昇ですよ。
二つの米国株の最近の動向を観て頂きました。如何に…自分の成績が不甲斐ないものか…が分かります。なかなか…やはり本物の世界は「遠い」ことが実感できます。仕方がない…自分の努力が足りなかったのでしょう。研鑽を積んで互いに頑張りましょう。
それでは本日はこの辺で…
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