米国市場はやはり弱い展開に見えます。何故なら、昨日の前半相場はパウエルFRB議長発言を気にして相場が動いていました。この現象はパウエルの「タカ派発言」を気にして動揺しているのでしょう。やはり、昨年の最後の「駄目押し」言動が市場には効いています。株価の「資産高効果」が薄れましたから消費は停滞し…インフレの過熱を心配するのは今の段階では「過剰反応」です。
2年後や3年後に見える「アジア圏の躍進」によるインフレ圧力は別にして…です。
取り敢えず、ロシア侵攻から発生する資源関連のインフレから…粘着性のある住宅、人件費などの心配も薄れています。このあと、昨年春にかけて…大きく上昇した原油価格の下落の効果があるので、インフレの話題は市場から消えて…景気動向に焦点が移行するのでしょう。今回の0.25%の金利引き上げで、カタルは最後の利上げになり、しばらくは…様子見だと思っています。カタルは…ですからね。それぞれが…色んな資料を読み自分なりに予測をする話です。
問題は、どの潮流に投資対象を絞るか?
基本的に日本は、本日のユニクロ(ファストリ=9983)の「賃上げ」の話で、今回は企業経営者が態度を変化させます。経団連会長が「賃上げ」発言です。
日経新聞は、このような「名目成長時代」への掲載記事を増やして、世論を正しい方向性に導く「使命」があります。このマネジャーの年収比較が、本当かどうか…疑わしい資料ですが、多少の眉唾でも構いません。正しい方向性に日本を誘導すべきです。これはメディアの使命です。「東芝」(6502)の奉加帳が頓挫している現実を直視すべきです。パチパチパチ…。
加えて…昨日のWBSでは、滝田さんが消費税の税収増大の話をしていました。名目成長だからこの税収も増えます。だから官僚派閥の中にも、最近は意見が割れており、このような現実は、我々…「株屋にとって」非常に良いことですね。
だから「野村証券」株(8604)も上がります。でも本日は「エーザイ」(4523)を買うためにカタルは5000株だけですが利食いをしました。この理由は、株価は騰がるけれど…スピード感の選択です。やはり…カタルはハイリスク派閥です。
本日はエーザイの8500円から50円刻みで買い物を入れてあり8500円は買えました。このエーザイは次第に…「株価が強くなる」と思っており、今年の主役銘柄の一つでしょう。当面は楽しめる筈です。
今、同系統の「大阪チタン」(5726)の3940円が100株だけですが、利食いになりました。カタルは昨年の失敗もあり…薄利多売買を継続して利益の蓄積に務めようと思っています。だからカタルの売買動向はあまり参考にはならないでしょう。
でも昨日も「ナ・デックス」(7435)が下げて来たので…3000株かな? 追加で買っていますね。本日も830円から下値に買い物を用いてあります。買えなければ…また考えます。当面は、この800円台を、確り…買う予定です。何しろ…「三菱UFJ」(8306)と「日本製鉄」(5401)と同じ流れです。このような大型のバリュー株より、小型株の方が上手く行けば…TOBでしょう。株価は安過ぎます。
このような割安株の改革に、東証も乗り出しています。
でもプライムだとか…グロースと言っても「村社会論理」で…ドラスティックな改革の実現が出来ていません。もっと過激にROEの10%以下の企業は上場廃止にすべきでしょう。PBR1倍以下も同様です。このような「身を切る改革」をしてこそ…世界時間になります。東証も「村社会のお仲間」企業です。最後尾に基準を設定するのではなく、切磋琢磨して…「上を目指す」のが、名目成長の時代です。こんな事でトップの指導者が務めるのかどうか…疑います。
昨日は何が起きたのか…僅か2000株だけですが、事前に買っていた「ユビキタス」(3858)が365円で1000株「利食い」が出来たのです。そうしたら…後場寄りに更に買い物が入り…422円だったかな? 利食い出来ました。正直、驚きました。このような現象を観ると…目先筋も少し、元気になって来たのでしょう。
アレレ…今度はエーザイの8650円100株を利食い出来ました。先ほど…8500円で買ったばかりです。この売りは8400円で買ったものですが…「薄利多売買」戦略です。当面は揺れ動きながら…株価は上昇を続けると思っていますから、本当は戦略が違うなら…あるいは余裕があるなら、利食いなどせずに、ずっと…買い続けます。でも貧乏人は、常に「流動性」を確保するために「利食い千人力」です。株価の先は予想通りに運びませんからね。
昨日は、たった3000株ですが「BASE」(4477)の230円の指値が買えています。本当は3万程度買うべきなのでしょうが…何しろ貧乏人です。それに昨年後半から予想が外れていますからね。やはり「Jトラスト」(8508)の合併は見えていません。要するに、株の世界は何が起きても大丈夫と…当面は、この「薄利多売買」路線を歩もうかと思っています。
考えて観ると…昨年末に損切りをした株、どれも…みんな株価は戻っています。1000円前後で買った「B君」なんか…損をして投げたのですが、今の株価は1064円ですから2000株ですから往復で150円だから、30万円近い差です。全て…貧乏人だからです。もし金持ちなら買い続けます。この辺りの選択一つ見ても…カタルは多くの間違いを犯しています。他にもありますよ。数えあげるとキリがありません。
昨日、訳が、分からない寄り付きの1万株以上の買い物で…買い気配スタートをした「I君」ですが、気になりますから…今1560円に1000株の売り物がありましたから、残り600株だけ買って合計で持ち株を1000株にしています。ハイ、1560円でお買い上げです。
この「I君」は、かつての大人気株でした。車の自動運転の分野で…市場で一時、持て囃されました。今年はチャンスがある株の一つです。会員レポートで紹介をしている筈です。でも時間軸は分かりません。要するに…可能性のある株の「種まき運動」の一環です。
本当は、高値になって買い直した「エーザイ」も、下値で買うチャンスは、いくらでもあったのです。もともと…今回のアルツハイマー病治療薬レカネマブだって、アデュカヌマブの後継薬品の認証でした。だから一昨年の…あの1万円台でも相場になると思っていたのです。
相場と言うのは、至る所に…チャンスが転がっています。でも、なかなか「もの」に出来ません。難しいものがあります。この「ナ・デックス」(7435)だって、信用買い残で増えたのは、たった10万株です。目先の売り物は10万程度のものでしょう。どの株も同じですが…この株を事例に、解り易いから解説しましょうか…
先ずは外部環境です。先ほどの東証の改革発言ですね。此方の報道になりますが…皆さんが読めるのか分かりませんが…基本的に先ほど述べたPBRやROE基準を守らない企業の話です。
このような企業は、外部環境から見て…何らかの対策が必要です。自社株買いが正しいのでしょう。だから…間違いなく株価は上がります。問題は、その時間です。今、この企業のオーナーの古川さんは、持ち株を移動させています。たぶん色んな理由があるのでしょう。高齢なのかもしれないし…支配権に拘っています。
このような株主を無視した企業は「TOBの対象」になります。小さすぎて村上ファンドなんかは狙いませんが…論理を無視した経営です。ハッキリ言って、会社の私物化です。批判が嫌なら…正当な価格でMBOをして、上場廃止にすべきです。日本製鉄が「日鉄物産」(9810)にTOBをした事例と同じ事です。
時代の流れが背景に在り…好業績で割安株は、いくらでもあります。順次、紹介していきます。別に「ナ・デックス」に限った事ではありません。時代に流れに沿った投資をカタルは述べています。あとは…皆さんの判断です。
カタルと同じように考えるなら、同調すれば良いし…この株は小型の現物株だから「空売り」は出来ませんが、エーザイや大阪チタンは「空売り」が可能です。皆さんの勝手です。自分が決めて行動をするのです。他人に同調を求めるべきではありません。自分がやりたいようにすれば良いのですよ。
とかく…日本人は同調を求めます。社員を観てください。みんな多くの人は仲間とつるんで…昼食に向かいます。そうして「俺はカレー」と言えば…「じゃ、俺も」…と同調する声が多くあります。連帯行動です。バカバカしい。投資活動は孤独なものです。
他人が批判をする時に、株を買う。他人が批判をするから、当然、「株価位置」は安いですね。BASEのようなものです。高値から1/10で止まらずに…3448円でこの株を買うバカが大勢いました。でも今はどうでしょう。同じ株ですが…228円ですからね。6.6%ですね。1/15ですか? たった2年前の話です。
この2年間で、何がそんなに変わったのでしょう。カタルには「理解不能」です。これが「人気」と言うものです。むしろ高値で増資を実施して…会社には現金が沢山ありますから、企業価値は、以前よりずっと上がっている筈です。たぶん、この春に、「爆上がり」する候補の株です。
何故、この春か?…インフレ圧力がドンドン軽減され、利上げ観測が消えるからです。こんな事は事前に、みんな分かっています。問題は時間とタイミングの話しです。
良いですか…カタルレポートが正しいわけではありません。正しいなら…こんな穴倉生活はしていません。都会の小さなマンションの「賃貸暮らし」の人間ですよ。要するに市場に存在する…ほんの些細な「一つの意見」に過ぎません。
自分が様々な資料を読んで、どう考えて…どう行動をするか? ナ・デックスを選択しても良いし、BASEを選択しても良いし…日本製鉄でも三菱UFJでも…エーザイでも構いません。要するに自分がどう考えて、行動をするか? この話だけです。
カタルが、どう行動しようが…そんな事は関係ないのです。自分がどう考えて、行動をするか? その考え方をずっと述べています。
こんな事は小学生の時に教えてもらい…自分の行動に活かすものです。それなのに日本人は小学生、中学生、高校生…大学生になっても…画一化? 馬鹿らしい限りです。もっと…真剣に、自分自身の人生を、生きましょう。「楽しい人生」を送れば良いのです。幸福の価値観は、お金のタガではありません。お金持ちでも不幸の人は、大勢います。確かにお金があれば選択肢は増えますが…。自己満足の世界は、色々です。自分らしく行動をすれば良いのでしょう。
そんな訳で…「ゴタク」のレポートは此処までです。また明日。