いったい、何が…違うんだよ!

最近、生活が不規則なイメージを持っています。今は午前5時です。これは年齢のせいかな?…昔と違うのです。カタル君、10年ほど前かな? 2010年11月に会社を辞めて投資家業に転向したのですが…直ぐに相場が立ちあがらずに、まだ低迷していました。

2010年は11月まで…だろうと思いますが、残り1か月を残した…その年の年収は914万ほどでした。だから…別に食えなくては「会社を辞めた」のではないのです。小手川君の活躍を聴いており、素人に出来るなら、俺だって出来るはずだと思って…投資家業に転向したのです。

でも日銀が更に金融緩和(量的緩和?)をするというのに…なかなか直ぐに株価は立ち上がりません。大震災の時は、地方だから大きな影響はないと…高を括っていましたが、駄目相場でした。そんな訳で食えないから、仕方なく…新聞配達をやったのです。なにしろ…馬鹿が働けるところは限られます。6か月ほどだったかな? カタルにとって…とても新鮮で楽しかったのです。

若者に負けないように…新聞を配る部数を伸ばしていきます。最後は350部ほどを配りました。毎日、駆け足です。最初はヘトヘトで200部も配れません。兎に角、疲れます。まるで拷問です。でもこの肉体労働も2か月間ぐらい我慢をすると…耐えられるようになります。人間は変わることが出来ます。

その生活パターンが、今までの習慣を変えました。限度は6:30までに朝刊を配り終えないと駄目です。なかには、うるさい客が居て、そいつの為に、わざわざ順路を変えて…4時ごろに配達をします。この配る部数を200から350に伸ばす過程が面白いのです。

どうやったら時間を短縮できるか? 何回か、順路を変え、マンション内の回り方も工夫をします。エレベーターを利用して最上階から配り始めますが…途中で新聞を置きます。手に持てる量は限られますから…2回分程度、途中階のエレベーター前に、新聞を置いて最上階に上がるのです。

一番、効率が良いのは、郵便ポストに入れるマンションです。この場合は簡単です。いちいち個別宅まで新聞を入れるのは大変ですからね。マンション内を駆け足でクルクル…回ります。この順番も、どのように回れば…最も早いか? 試行錯誤です。

体力も付いたので…夏に山登りをしました。富士山と憧れの槍ヶ岳です。なかなか良い選択でした。体力づくりは新聞配達で…お金をもらって、「ジム」に行っているようなものです。この6か月間は、今でも良い想い出です。人間は動けば…食べられます。年ではないのです。兎に角、新聞配達をしている時分は、腹が減って、腹が減って…高校時代のように飯が旨かったですね。そうして睡眠はムサブルように眠ります。

でも副作用かな? その為に今は、夜中の2時から3時に眠り7時半から8時ごろ起きて…スマフォでニュースをチェックして、原稿は大概、10時ごろに書き上がりますが…日により調べ物があり、11時30分ギリギリの時もあります。そうして…昼は12時半ごろ食べて、ビールを飲んでいますから、お昼寝で14時30分ごろ相場を観て…引け後のデータを入力して15時30頃から再び昼寝です。そうして17時から散歩ですね。1時間程度でしょう。そうして入浴して夕飯を食って、夜のデータ入力が2時間ほど掛かります。

だいたい…21時ごろに全ての作業が終わりますが、ベッドに横になって映画を観たり、スマフォでニュースをチェックです。このニュースのチェックは時間がかかります。たぶん…一日、2時間以上、様々なニュースなどに目を通しています。

データ収集の時間も必要で…検索などをして、気になる銘柄を探す作業です。そのリストから上がってくる銘柄を、いちいち…内容をザっと見るのです。この精査する作業は経験値が物を言います。ただ業績が良くても駄目です。時代性を反映するか? チャートの形はどうか? 仕手性はあるのか? 色んな観点から検証しますが、なかなか…「馬鹿になるような」銘柄は出てきませんよ。1年に一つ生まれるなら…「上等」です。

今回のJトラも2019年の失敗作です。でも…可能性があるから、ずっと観察銘柄だった訳です。実は大阪チタンもそうだったから…悔しいのです。800円台に低迷しているときに…何度、買おうか…と思ったか? 結局、見送った背景は、航空機の生産は遅れると思っていたことと…電力料金の問題です。

チタンはカタルの得意分野で…貿易統計まで追っていたほどです。東邦チタンをやって失敗したのも…好きだったために「MLCC」は売れると思っていましたが…肝心のチタンがあの時は駄目でした。今回はロシア制裁の行方が、どうなるか? まだ確定ではありません。エアバスの大半は、ロシア産でしょう。条件が合うようで…自信がなかったので、見送った経過があります。

そうしたら…野村が強引に仕掛けました。たぶん…「救済銘柄」ですよ。やろうと思えば…「オモチャ」ですからね。でも裏付けが見えないのに…強引に持ち上げるは違反です。誠備の加藤とは、違うはずです。2年後、実際に利益が出てくる時に、再稼働させるべきでしょう。200日線との乖離をみると高いですからね。明らかにスピード違反です。

むしろ今なら、お船を取り上げるのが、面白いとも思いますが…一般的には、急激に業績が悪化するという「見方」があります。しかし…カタルは「新常態」かも知れないと疑っています。まぁどっちにしても、この爆利益は減って行きますが、でも…大きく落ち込まず、来年も意外に「堅調だろう」と思っています。だって利益が1/3になってもPERは7倍くらいでしょう。来年3月末もバカ配当が続きます。そうして再来年も利益は、極端に落ちないと思っています。

蛇の目の四季報数字

「蛇の目」も、コロナによる「一過性の収益」と思われていましたが、四季報予想では4年間も高収益状態です。この評価がPER4.63倍です。だから船は持ち続けても良いんじゃないか…と言う考え方もあります。

別に「キャピタル・ゲイン」(株の売り買いで儲ける投資=売買差益)だけが…株式投資ではありませんから…船株を数年間、持ち続けていても採算に合うのかもしれません。商船三井の配当利回りが13.07%もあるのです。日本郵船も同列で12.99%です。しかも今は、増配含みです。

仕手性を発揮するとすれば…やはり川船でしょう。チャート論から言えば…最も強いのが毎回、高値を切り上げている川船です。6月が高値です。一方、商船三井や郵船は3月の高値をまだ抜けてないのです。この違いは…配当かな?

最終的に川船が一番、一株利益は高くなります。

でも内容は悪いのです。日本郵船が一番です。商船三井はカラーが強気ですからね。証券マンには高い人気があります。いつも先行して決算を出して予想以上の配当を実施します。安川電機に似た感触です。

次は自社株買いの可能性もあるでしょう。今週はようやく…新高値更新のチャンスです。名目成長時代になると…「新高値になったら、株を買う」戦略があります。高値になった株ばかりを追うのです。天井を掴む可能性もありますが「数、打ちゃ…当たる」法則で短期投資には向いています。新高値になったら株を買うのです。内容なんか関係ありません。兎に角、株価が高値を更新したら株を買うのですよ。

京都銀行(8369)の日足推移

先日買った「京都銀行」(8369)の投資も有効です。200日線を割れたから株を買う戦略ですね。カタルは銘柄の入れ替え作業でトントンで売却しました。

兎に角…名目成長時代になると、「市場要因」が好転します。この効果は金曜日に確認したはずです。われわれ人間の気持なんか…コロコロ変化します。何かが「切っ掛け」で強気になるのです。ほんの…些細な感覚です。まぁ色々ありますから、自分の性格に合ったものを選択すれば良いのでしょう。ただ明日は…高くなると予想されますから、「ブツブツ投資」を心掛けて…行動をしましょう。これなら…高値を買っても大丈夫です。

カタルはお船(日本郵船、商船三井、川崎汽船)と新興株(ソフトバンク、メルカリ、BASE、サイバーダインなど…)を中心に、ずっと相場を解説しています。

大切な事は、しばらくは…米国のインフレ懸念が下火になって、何処まで戻り相場を試すか? この見方がメインです。ですが場合によれば…新しい時代が始まっている可能性があります。「新常態」(ニューノーマル)と言う現象です。

つまりコロナ前の常識が通用しない可能性があるのです。お船の相場は意見が割れます。2017年の「大不況」を誰も指摘していません。この不況は世界中の船会社が淘汰されたのです。だから…今回のようなバカ現象が起きたのですが…一度、形成された相場が、元に戻るとは限らないのです。例えば…コンテナ船ではありませんが、LNGの運搬船などの運賃は馬鹿上がりでしょう。ウクライナ侵攻が常態化するに従い、新しい形態が生まれます。

ロシア、中国を中心とするBRICs勢と今までのG7の勢力の分断化は続きます。戦後、東西冷戦(米ソ)が激化する過程で、日本は米国の庇護の下で経済成長を遂げました。今、韓国はこの狭間で揺れています。ですが…日本は米国寄りです。しかし貿易統計を観れば明らかですが、米国より中国なのです。政策の舵取りは非常に難しいですよ。だから…相場は面白いとも言えます。ヒントとして…経済安保の話から…回帰現象が起こります。

日本は非常に長い期間、壮大な実験をしてきました。実質経済成長の清貧思想です。

この結果、日本は豊かになったのでしょうか? 経済学者様は…よく考えた方がいいですね。人間は「名目時代」に生きているのです。人間の活力は「目先の人参」です。金曜日の相場を観れば明らかです。市場要因の変化は、我々…人間に「やる気」を与えます。このモチベーションと言う概念が、ある奴と、ない奴の差は明らかですよ。

何故、日本は些細な事を問題にして…皆でワイワイガヤガヤ…と騒ぐのでしょう。統一教会の話は、突然…湧いてきました。

山上容疑者の安倍さん殺害の「切っ掛け」と言う報道の為です。でも山上容疑者本人が稼いだお金なのでしょうか? お母さんが、そのお金をどう使おうが…自由だと思います。親の金が自分の金と勘違いしている馬鹿レベルの発想です。何故、拘るのでしょう。カタルは詳しくないから、あまり語れませんが…霊感商法とかの詐欺に、引っかかる奴が馬鹿なのでしょう。

統一教会と創価学会と実践倫理やキリスト教、立正佼成会、まだありますね。たくさんの宗教団体がありますが、なにが違うのでしょう。カタルにはサッパリです。何故、今、突然、統一教会が問題視されるのか…サッパリです。日本人らしいな…と思いますね。メディアに流されて…ワイワイガヤガヤ、無駄な時間を浪費して霊感商法が詐欺なら地検が動く筈です。これまで動いてないのは…合法なのでしょう。

このような話と株式投資と言うのは。ある面で同じなのです。カタルは自分で考える、そうして自分で決断をする、その結果は。全て自分の責任と言う…「自己責任の確立」した概念が、日本人には欠けていると思っています。

だから株で損をしたのは、あいつの責任だ…とか他人攻撃をするのです。全部、自分の行動ですから、自分が決断したことです。その結果が良い場合も、悪い場合も…みんな自分で決めたことです。

山上容疑者の考え方は「親ガチャ」と同じ発想です。自分の人生は自分で決めて、自分で行動をするのです。精一杯努力して…駄目なら、天命だと思って受け入れるしかありません。

何しろカタルなんか、希望も燃えて…サラリーマンを辞めて上京して、苦節33年間です。まだ一度も…日経平均株価は新高値を更新してないのですよ。33年間です。

こんな馬鹿社長は、首ですよ。もの語る資格がありません。えらそうに…何が天下りだ!村論理なんか…糞くらえ!です。だからお金の流れが明らかになるキャッシュレス社会にして公明正大に、堂々と戦えば良いのです。株式投資は実践ですからね。机上論ではありません。結果が…全てです。だからカタルは。悔しいけれど…小手川君は素晴らしいと思っています。

未だに、彼の足元にも及びません。偉そうに相場を語っているが…一般評価から見れば、合格かも知れませんが、とても、とても…あちら側に行けない自分が「歯痒くて」…。一体、何が違うんだよ。試行錯誤のネズミの徘徊は続きます。また明日。



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