投稿者:kataru

02/24

かたるこの所、関心を持ったニュースは、いくつかありますが…やはり何と言っても年末年始に影響を大きく与えた金融規制の動きですね。昨日もストレステストの話を取り上げましたが、素人は材料に目をやります。原油安とか、ギリシャ問題とか…しかしそのような材料は、所詮、補助的な役割に過ぎません。昨日はユーグレナと言う株式が人気になったようですが、これは野村人脈が背後に居り、上場前からの仕掛けですね。昔、ブツブツが野村からの元役員情報との話で、聴いたことがあります。株と言うのは、企業業績や材料より、先ずはお金の流れで動くのです。まぁ、仕掛け人も素質を見極めるのですが…大切なことは有力筋が参加しているかどうか? …なのですね。

オバマ政権はレイムダック化しているとは言え、あと2年近く続きます。故にボルガー規制の強化が、中古住宅販売などの弱い指標にも、影響を与えていると思われます。自己資本比率規制は、資産の拡大と言う経済の膨張を抑えるものです。成長と規制のさじ加減は難しく、適度な成長を促しながら、スピードが加速しないように規制を設けるわけです。京都議定書のCO2問題は、代表的な規制の事例です。ここに来て米国や中国は、規制同意の方向に動いています。カルフォニアの排ガス規制なども、そうですね。技術革新を促すわけです。今、世界は大きな転機にあるのです。米国の金融危機、所謂、リーマンショックは、新興国への資金流入を断つものですね。だから、ここ2年程、銅を始め…新興国需要に沸いた国際商品指標は低迷しています。

基本的に行き過ぎた為に、CDSなどの信用拡大の仕組みが膨張し過ぎ、破たんしたわけです。当然、破たんの原因を作った金融デリバティブに、規制の網がかぶされます。これがボルガールールなどですね。信用創造機能が、金融機関への制裁や罰金などで失われているのに、自律回復を急激に期待するのは無理な話です。だからFRBは利上げをなかなか出来ないのが、本当の所だろうと思っています。でもメディアは6月利上げ説を言い、対策の浸透を促すわけですね。でもそんなに簡単に資本を引き揚げられませんね。冒頭の関心を持ったニュースは、日本でも米国の住宅債権の説明会が開かれ、盛況だったと言うニュースですね。6%程度なのだ…そうです。主催はブラックストーンかな?

昨年の11月に、米国金融当局は米国の大手金融の首脳を集め、リスクの高い運用を止めるように指導したと言います。だからこの動きを受けて昨年末と1月は弱かったわけですね。基本はオバマの清貧思想の為です。それを原油の下落が及ぼす悪影響を、価格下落による消費の恩恵が大きいにもかかわらず、変な論理でメディアは投資家の不安を煽っていました。まぁ、市場経済の場合、お金と現象は、鶏と卵の関係なのですね。

仕掛け人が存在するかどうか? …仕掛け人は、どの株を好むか? これを事前に把握する事が大切なのです。株価が動かないうちに仕掛ければ、リスクは皆無です。失敗しても地相場で投げることが出来ますからね。しかし人気になってからの参加は、やはりリスクがあります。カタルの場合、時代を考察し、次の人気株を探し、模索するわけですね。その為に多くの場合、赤字からのスタートになります。そうして待たされるのは定番ですね。2年程度、待つのは当たり前になっています。つまり仕掛け処を間違っている訳です。昨日、人気になったJVCKWも、嘗てはカタルの注目銘柄の一つです。でも仕掛け処が早く、300円割れ辺りからの参入ですが、その後100円台まで下げていますね。しかしもともと素質があるから、仕掛け人が、狙う訳です。過去のレポートを読んでみれば分かりますよ。読者の中でも買った人が居るかもしれません。マツダもそうだし…。兎に角、いつも待たされ、嫌になるぐらいです。今回のケネディクスもそうですね。もう1年半どころではなく、もう直ぐに2年です。まぁ、ケネディクスの場合は2回目の推奨なのですが…。

昨日の日経夕刊にも私募リートの残高が1兆円に迫るとなっています。分かりますか?この記事の意味が…日本にとって、リートは国や自治体の効率化に必要なのですね。だから「コンセッション」と言う耳慣れない言葉を、カタルは度々、用いています。此処でネットの検索によると、このように解説されています。『民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)が2011年6月に改正され、「公共施設等運営権」という権利が新たに創設されたことで、コンセッション方式を実施するための法制度がはじめて整備された。 公共施設等運営権は「公共施設等の管理者等が所有権を有する公共施設等(利用料金を徴収するものに限る。) について、運営等を行い、利用料金を自らの収入として収受する。」 権利とPFI法では定義している。』先日、カタルは関空の話をしました。

何故、カタルがPER100倍と言う高評価を夢見て、「リートはPFIだ」との認識が一般化されると、時代を推察しているか? このような背景がある訳です。この所、カタルはGDPデフレーターの話をして、期待インフレ率が膨らみつつあると述べています。期待インフレ率が上がったのが確認できたので…邦銀株の水準訂正が始まったとも言えるのです。大きな資金を動かす場合、時代の先読みは欠かせません。100億円程度の運用では、ディリングで何とかなるでしょうが…そんなのは子供の遊びですね。世界はもっと広いのです。だから本物の投資路線を目指してくださいね。時代を先取り、投資して、時代の追随を待つわけですね。それが投資なのです。カタルがスマートコミュニティー関連の中で、007とJTECを選んでいるのは、その背景があるからですね。でもリスクもあります。一つは「経営者の器」の問題ですね。折角の時代の波を見逃すケースがあります。

ここに来てカタルはケネディクスの評価を、若干下げていますが、宮島さんの手腕に少し疑問を抱いています。でも本間さんらは、元は三菱商事ですからね。ダヴィンチが血祭りに挙げられ…ケネディクスが残ったのは、ある意味で村社会ならでは…の道理なのでしょう。カタルはサラ金規制の時に、最高裁の判決に疑問を持ちました。法律の制定前の期間まで遡り、制裁を科すのはおかしいと考えていました。法治国家とは…思えませんね。だからあの時、積立金が多い武富士を公認会計士の友達の話を切っ掛けにして推奨したのですね。しかし…現実は、最も高い積み立てをしている武富士まで潰しましたね。その怨念相場がきっと起ると思っていました。故にアイフルなどを推奨したのです。

しかし実際は、Jトラストが最も良い投資対象でした。近年にない300倍ですからね。同じことが…不動産でも起るとカタルは思っています。ダヴィンチを追い込んだやり方は、明らかに、やり過ぎだと思っています。故に「1300兆円の逆襲」なのですね。どうなりますか…でも「リートはPFIだ」と言う時代性は、昨日の日経夕刊の一面を読めば、理解が進むと思います。

毎度、毎度。自分でも呆れますね。これじゃ、寝言も言うし、フラストレーションが溜まりますね。今日は三菱UFJの話をしようかと思っていたのですが…チャートの形は売りに見えますが、おそらく短期調整で、暫くは横這いの展開、当然ですよね。2013年の750円の高値を更新した後なのですから…。あの時のケネディクスの高値は849円ですから、今頃は同じ時間感覚なら…900円近くに位置しているのが、時間の論理の筈です。カタルのフラストレーションの度合いが、分かるかと思います。理由は三鬼商事調べの…緩やかな指数の上昇でしょう。昨日は、また政治資金問題で辞任ですからね。JA改革は、ある意味で象徴的な村論理です。この辺りの解説も、必要かな…?まぁ、いいか。いちいち面倒だからね。

株価の上昇は、時間の問題なのですが…2月16日に発表されたGDPデフレーターの話は、非常に価値があるのですよ。一般の人間は何の事か? ピンと来ないでしょうが…、野村証券の4ケタ奪回は、決まったようなものなのです。日銀様が、日本株とリートを買っている訳です。その代表格の野村証券とケネディクスは、コンビですからね。GDPデフレーターが下駄をはくようになり、資産効果が証明されたわけです。これだけ緩和している訳だから、Qレシオを連想しているカタルの推察は、あながち見通しを誤っている批判も出来ないでしょう。PERを観て、空売りする馬鹿が大勢いるから、仕手化するのでしょう。今から、宣言している訳です。株高の理由を…

しかし昨日人気になったJVCKWなどの偽物は、背景が乏しく、株高の意味が分かりません。確かにIVIの成長は分かりますが、果たして覇権を握れるかどうか…。この覇権は重要なのです。アップルの時価総額は、昨日は133ドルで、7746億ドルだと言います。93兆円ですからね。まもなく100兆円ラインですよ。ソニーも可能性があったのですね。それを馬鹿な経営者の為に…折角のチャンスを棒に振りました。今、私の履歴書を書いている日揮を、見れば分かりますね。ピンチをチャンスに、見事に置き換えています。カタルがシャープに注目している理由が、わかる人が…何人、読者の中にいるかどうか…。

最後に、何故、今週のコラムに「後ろ髪をしっかり掴んで置け…」と述べたか? 読者の人は分かりますか? 邦銀株はこれだけ上がれば、多少の利食いは当然で、株価が緩むのも仕方がありませんが、ようやく、2年ぶりに動き出したのですね。それもGDPデフレーターの裏付けとともに…動いているのです。この意味を、確りと噛みしめることですね。三菱UFJ並みなら、既にケネディクスは900円の株価位置です。果たして論理通り…時間観は働くかどうか…。それとも寝言は続きますかね。トホホのカタル君は、いつもの事ですから…。



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