カテゴリー:今日の市況

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本当に日本の国は「間違った政策」を長く実行したために、至る所での「劣化現象」が起こっています。

たぶん…この原因は「実質経済」への傾斜です。その「失政へ対応」するために多くの企業は、当時、未来が明るかった中国への「産業移転」を決めました。中国の安い労働力、ある意味で勤勉な性格、(まぁ違う人も大勢いますが)…そうして、広大な市場を開拓するために、日本の「空洞化」は加速をしました。

熱海の「ヤオハン」、古い世代には、あの人気ドラマ「おしん」のモデルになったと言われる和田カツさんのスーパーです。そのヤオハンは、バブル期に拡大政策を採用し、中国の上海に大型百貨店を開業しました。1995年の話しだそうです。

この時期から、日本は中国への投資が一気に…盛んになります。

大きく加速したのは、日本はバブル期の後処理を間違って、成田闘争を続け…時間を掛けて痛みを和らげる政策を実行しました。その為に、日本経済は2003年まで14年間かな? 

日経平均株価の月足推移

このバブル期の「不良債権処理」が終わる…2003年が、相場の「基点」(日経平均株価では7603円)になって、日本経済は「復活する」のですが、今度は「リーマンショック」が起きて、バブル期の「トラウマ」に怯えた「金融庁」は、過度の「清貧思想」を実行します。

この為に日本経済は「二番底」(日経平均株価では6994円)を打つのです。

そうして…その「清貧思想」の影響で、安倍政権誕生まで、日本経済は底辺で…「蠢く」(うごめく)のです。2012年末~2013年までの低迷期です。この時に「野村証券」(8604)は223円から、約4.4倍になる980円までの「理想買い」を演じます。「時代が変わった」…その事を象徴する野村証券株の反応です。「理想買い」だけで…株価は4.4倍にもなったのです。


2013年当時の「野村証券」(8604) の週足推移

ようやく…最近になって「海外投資家」は日本の変化を認め、本格投資を始めました。今年の1月から3月の野村証券の約2倍の株価の躍進は、「当たり前」の現象で、此処からどんどん…利益が膨らむ「現実買い」の相場に入ります。

この二つ、必ず、「対になる」株価上昇のパターンですから、確り…「理想と現実」を心に刻んでください。そもそも、安倍政権の誕生から一気に名目時代に時代が変化するのが、当たり前なのですが…村社会論の「権力争い」があるのです。

安倍首相が何故、地検の黒川人事に、拘っていたか? 分かる人には分かるのです。メディアの「仲間を売る」行為により、敢え無く「挫折」です。メディア人の資質が、分かるでしょう。こいつ等は、所詮はヤクザ以下の「クズ」の集まりです。日本を「貶める報道」を繰り返します。

何故、「政策活動費」が「裏金」認定に変わるのでしょう。

やはりカタルには、サッパリ…分からない理屈です。しかし…このマジックに反論する種族も、日本には消えました。一部でも良いのですが…メディアも「良識のある」報道をするべきなのでしょう。今の日本を象徴しています。まぁ「哀しい」…現実です。

株式投資を、確り…理解する為には、過去の蓄積があるのです。人間の感情なんか…表面的な部分ではなく、過去にインプットされた記憶や経験により、新しい現象が誕生します。「相場の読み」は、その流れを観るのです。水面に流れる…「地下水脈」を辿るようなものでしょう。

現状の野村証券(8604)の四季報予想

カタルは今の段階で…野村証券の2025年3月の一株利益は、最終的に100円を超えると予想しています。しかし…今の「四季報数字」は、こんな感じです。

前も話しましたが、アナリストの評価は二つの面で決められます。一つはこの「業績予想」が正しいかどうか…もう一つは「株価の読み」です。

2023年の春号の四季報数字(大阪チタン=5726)

業績と株価の二つを当てないと駄目なのです。カタルは、早くから「大阪チタン」(5726)の最終的な一株利益は、この四季報段階から、未来は200円の利益を超えるだろうと読んでいました。


「大阪チタン」(5726) の週足推移

四季報の予想は「間違っている」と思っていました。そうして…あの「やり過ぎ」と感じた時に、この四季報数字が発表されたのを見て…株価は、未来を先取り…昨年は「仕手株」相場を演じる…と言う仮説を持って、相場に取り組みました。でも…なんど、やっても「失敗」ばかり…です。でも企業業績は、毎回、その度に「増額修正」が続きました。カタルの読み通りの業績なのです。むしろ…それ以上でしょう。

今回発表された大阪チタンの実際の数字

不思議に思って、米国との「市場の整合性」を考えて、その為に、ここ1年間程度、米国株の観察時間を増やしました。この1年間だけの観察ですが、この失敗が、「カタルの成長」を支えたように思っています。大阪チタンでは、「手痛い打撃」を受けたのです。何度も、何度も挑戦して、その度に…失敗ですからね。

今回も一度は利食い、2500円割れは「買い場」だと思っていましたが、新安値ですから「不思議」でした。カタルは合計で3本だけですが…2340円まで株を買っていました。

大阪チタンの会社説明会資料より

ところが、昨日は、株価が上がっている「意味」が分かりませんでしたが…夜になって決算発表の時に、同時に「設備投資計画」を発表していたのです。4万トンから5万トンに増やすそうです。なるほどねぇ~。昨日は微益で利食いを先行させました。何しろ…「新安値」を付けたからです。でも設備投資を知っていれば…売らなかったでしょう。仕方ありません。また何処かで買います。

でも同時に、何故、幹事の「野村証券」は、仕手株として…こんな「ビックな材料」を取り上げないのか? 今でも…不思議に思っています。

仮に「神戸製鋼」(5406)が、持ち合い株を売っても…通常なら、それを何処かに(投資信託など)嵌めこんで、しかも株価を大きく持ち上げて、4000円台から5000円台で「公募増資」を提案するのが普通です。

証券界も、人が居なくなりました。まぁどの世界でも、そうなのでしょう。こんな「仕事が出来る」案件が、転がっているのに…動かないのです。馬鹿ばかりです。「お船の相場」の時と同じです。

カタルなら、2年前に「お船の相場」を仕掛けているし、今回もこんな材料を見逃さず…「大阪チタン」の株価を仕手化させて、日本企業の応援をするために「公募増資」を仕掛けます。その公募の玉を、種玉にして…「一段高」の相場を狙います。

もう「野村証券」の株価が、劣化するわけです。永井―奥田ラインは、役員報酬を大きく上げるそうですが…まぁそれは良いのですが、本当に「仕事が出来ない」屑の寄せ集めに見えます。こんな材料を、資金面で何故、援助しないのでしょうか? 「大阪チタン」の未来は、約束されています。

早く…公募増資を発表させるべきです。何しろ、大阪チタンは「財務基盤」が希薄なのです。自己資本比率は38.1%なのです。借金をさせて「設備投資」では駄目です。証券マンは300億円を揃え…その種玉を元にして、また商売に繋げます。誰も…こんな初歩的な事を教えてないのでしょうか? 

本当に…日本と言う国は、至る所で…「劣化現象」がみられます。

今、現在の「大阪チタン」の基準値は2500円ですが、この基準値の意味は、その株価から「下値の株」を買っても、良い水準の事です。「ニデック」(6594)の下値では、5500円の基準値を設けており、散々…その事を語っています。「ルネサスエレク」(6723)も2250円だったかな? 

要するに、株価水準より下値に成ったら「ブツブツ投資」で、株を買い続けるのです。その基準値の意味です。今の「ジェイドG」(3558)の参考値は1800円から2100円の株価が「妥当株価」で、何れ、早晩、その株価に戻ると思っています。でも基準値は1500円~1550円かな?

カタルは、当初、大阪チタンは「3000円以下が買い場」だと思っていました。だから今回も3000円前後で…3000株を保持しており、「ジェイドG」の下落相場で、損を確定させたのです。まさに「コンチクショウ」なのです。

一つ、歯車が狂うと、あっちこっちに…「飛び火」をします。これが「市場要因」の影響力です。長く、日本株は「実質成長時代」の考え方が、跋扈していた「清貧思想」の領域でした。今年から、この感覚が、徐々に薄れています。

本日の日経新聞を観ると…分かります。損保だけでなく一般企業への波及です。

やはり金融庁は、「新発田参事官」の主張の流れになっています。株価はどんどん…上がります。馬鹿だけです。良く…今でも「日本株は下がる」と言うバカが、いっぱい市場に居ます。テレビや雑誌、新聞など「偽物」ばかりが、抜港する市場です。でもカタルは、いつも事前告知をして、その考え方を披露しています。

株価が何故、騰がるか? その背景を説明して、自分自身で実践をして、そうして、自慢はまだできませんが、実際に儲けています。

でも…今回は3000万もやられました。何しろ…2800円台から1300円割れですからね。2万株だけで、ざっと…3000万です。まさにトホホ…です。「買い増し」のチャンスなのですが、依然、「失敗をした後」なので…「慎重な姿勢」に終始しています。

今、不思議なのは…「BASE」(4477)の株です。昨日も290円を、たった5000株ですが、買い増しをしています。しかしカタル自身は、そろそろ…定量なのです。

自分の力量を考えない行動は、ロクな事が起きません。いつも相場観より、自分の力量を「はみ出さない」ことです。相場観より、先ずは自分の「力量」の把握です。株式投資の基本です。

失敗する人を見ていると思います。下値で…株を買えない馬鹿です。今回は「Jトラスト」(8508)でも良いのですが、カタル自身は390円まで、この400円絡みで…株を「買い増し」しました。約1万株です。

K君なんか…高値は8830円なのです。あの馬鹿高値で株を買って、なんで300円台になった株を買えないのでしょう。本日の株価は414円です。1/20なのです。「さくらインター」(3778)の「馬鹿株価」を買うような…馬鹿は大勢いますが、「妥当株価」に下がった「C君」でも良いのですが…安くなると…株を買わないのです。自分に株価判断が出来ないのですね。

目先の需給バランスばかりを気にして…「右往左往」する輩です。

証券会社にも、まともな奴は、居ないし…ようやく、新発田参事官のような人が誕生しました。やっと…です。昔は、もっと…このラインの派閥は多かったのです。「名目成長時代」が、日本国民に「希望と夢」を与えて…活動を活発化させて…国力も増すのです。

此方の報道を見てください。タイは日本の経済領域なのです。2010年に日産マーチが生産移転をして自動車産業の地盤を築いたのです。しかし現状のシェアはドンドン落ちており…中国に押されています。だからG7の「過剰生産」問題が出て来ます。周りに「デフレを輸出する」からです。

でも過去を観れば分かります。鉄鋼はどうでした? 最近は不動産で…「四苦八苦」しています。確かに…中国株は、妥当株価で割安ですが、しかし…根底にある「国家方針」が問題です。

日本を観ると分かります。カタルはリーマンショックの時に「三菱UFJ」(8306)の株価が大きく下落するのは「おかしい」と思って…下がる株を買い続けました。800円で打診買いをして500円を割れる過程で…馬鹿になって行ったのです。しかし、なんと…その「三菱UFJ」は318円を付けるのです。2011年11月の話です。安倍首相が誕生する約1年前です。

先日、亡くなられたKさんは、カタルの元顧客ですが…「ベンチャリ」で200万株ほどだったかな? やられたのです。でも先日の後任者の電話で、「三菱UFJ」を40万株~50万株を持って居り、その時の「損を取り返した」と聞いたときは、正直、ホッとしました。最近も「野村証券」などで…儲かっていたようです。

あの時は「手も足」も出ませんでした。何しろ、カタルは駄目だと思っても、絶対に「空売り」はしません。証券マンの「矜持」のようなものです。企業の成長のために…金を集めるのが証券マンの務めです。だから「大阪チタン」のやり方に疑問を持っていました。本日も高いですね。また時間軸を間違ったようです。ここから…開始かな?

上がる株は、事前に決まっていますから、後は「タイミング」だけなのでしょう。互いに相場を楽しみましょう。また…明日。

「BASE」(4477) の日足推移

たぶん…このあとは「BASE」(4477)だろう…と思っています。何しろ…200日線は既に緩いのですが…上昇波動の「右肩上がり」です。3448円で、買った馬鹿が居るのです。しかし今は300円を割れています。でも実際の業績推移は、ようやく「黒字」なのです。「理想買い」と「現実買い」の話を、ここでは…理解しましょう。



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