カテゴリー:今日の市況

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基本的に相場は、かなり「強く」感じています。カタルは過去の失敗から…決算期の「トラウマ」を抱えています。リバランスや海外勢の配当取りの敬遠です。今までは、必ず…配当付きより、配当落ちの方が株価は安くなっています。

本日と明日かな? 27日まで配当付きです。でも過去の事例では、配当を取らなかった方が良かったのですが、今回は違うかもしれません。大昔の話ですが…配当落ち分を、即日で埋める相場もあったのです。

「野村証券」(8604) の日足推移

この決算期の「トラウマ」に対して…考えを変えさせたのは「ニデック」(6594)の海外勢と思われる…この時期の買いです。そうして昨日も「野村証券」(8604)は、これだけの乖離状態を乗り越えて…ザラバでは1006円の新高値でした。更に…半導体は疲れていますが、その中でも…昨日は、全体相場が安い中で…「チップレット」の「ソシオネクスト」(6526)が強かったですね。

「ソシオネクスト」(6526) の日足推移

このチャートは「一段高」する準備にも見えます。もともと半導体は「微細化」の争いですが、近年は「集積化」の争いにも変化しています。スピードと消費電力の話が関連します。この技術は日本が進んでいます。早くから…小さなチップを1パッケージに収める技術の「チップレット」を、皆さんに「アオイ電子」(6832)と共に伝えています。

しかし…貧乏なカタルは「あっちの水、こっちの水」と…蛍のように渡り合えません。だから観客の一人です。でも「市場の整合性」を考える上で…「相場全体」の流れを考える要素の大切な一つです。だから「観察株」なのです。

「ラッセル2000」 (^RUT)も日足推移

全体では、米国のPCEの発表が29日に予定されており、事前予想は高めの数字ですから、米国の金利高で「一段の円安」を予想する声が多いようです。でも…意外に「ラッセル2000」は強い動きをしています。昨日は終日、他の指標より強かったのです。この理由はカタルが「ジェイドG」(3558)や「BASE」(4477)などの新興株を買っている…裏付けの流れです。

同時にバイデン大統領は、選挙演説で既に「利下げ」を仄めかしており、この金融政策の行方は、トランプと「政争」になっています。一つの仮説として…29日PCEの事前予想値が高いので…この結果次第では、一気に流れが変わる可能性もあります。この辺りの相場の読みを、自分は、どう読むか? それにより銘柄の選択肢が変わります。

スーパー・マイクロ・コンピューター 」(SMCI) の日足推移

でもカタルは高い乖離を気にしていますが、米国の大手予想屋さんはS&P500の目標値を5500とか…6000とか…みんな引き上げています。たぶん近年の業績を見ての話しなのでしょう。事実、気にしていた「スーパー・マイクロ・コンピューター 」(SMCI)の増資は順調に消化されたようです。そのチャートを観ると分かります。昨日も終日「NVIDIA Corporation」 (NVDA)の株価は高かったのです。

相場の焦点とは、違いますが…ボーイング社のデビッド・カルフーン最高経営責任者(CEO)が変わるそうです。それを歓迎して…「スピリット・エアロシステムズ」(SPR)も「ボーイング」(BA)の株価も高かったので…「大阪チタン」(5726)や「ジャムコ」(7408)の株も注目されます。

こんな状態を見て、カタルは自分自身の相場観を「強めに修正」しており、昨日は「ジェイドG」を2760円で500株、「BASE」を318円で6000株かな? 8000株かな? を買い、更に…決算悪の「ジャムコ」も1260円で500株買っています。

「クックパッド」(2193) の日足推移

利食いをしたのは「クックパッド」(2193)なのですが…これは売りではなく、買いの可能性も高いですね。カタルは一応、少し売ったのです。それも129円、130円からです。でも昨日の出来高などを観ると…明らかに「仕掛け筋」の介入でしょう。もう少し様子を見れば分かります。何れ…株価は騰がるのですが、今か、どうか…の話しなのです。

あっ、「BASE」の315円が買えました。

「Jトラスト」(8508) の日足推移

本日も昨日に続き…「Jトラスト」(8508)を425円で5000株だけ買っています。この株は基本的に3点セット(銀行、証券、不動産)の株です。必ず、上がりますから…少しの辛抱です。基本的に株式投資は、「我慢比べ」のようなものです。じっと下値を買い集め…順番を待ちます。

自分から順番を「後追い」するのは、素人です。あの人は、どうしたのでしょう。1455円で「クックパッド」を買って…嘆いていた人です。何故、今の安い株価の時に、同じお金を出して…同じ株を買わないのでしょう。10倍の株が買えるのです。

人間と言うのは面白い感情です。「なぞなぞ」…です。野菜や買い物などの商品はバーゲンセールになると…挙って買いますが、安くなると、売りたくなるものは株ですね。

「BASE」は17240円の最高値です。まぁ「1:5」の株式分割をしていますが、これも10倍の株を買う事が出来ます。同じ品物です。むしろ、あのバカ株価を付けた時より、ずっと内容が良くなっています。ようやく赤字を脱出して、これから黒字になるのに…この安値で株を売る馬鹿が大勢います。

株式投資の基本は信念を曲げず…貫くことにあるのかもしれません。「ジェイドG」(3558)を今度は、いくらで買おうかな?

この株も、この高値圏で…確りした株価を維持しています。通常は高値になるとワイワイ…言いますが、静かに…高値を更新し続けている株です。やはり…全体も「株高になる」可能性がありそうです。仕方がないから…980円で「野村証券」(8604)を6000株だけですが、高値で「買い直し」ます。

先日、1000円で野村の株を売ったのです。その分です。この利抜き作業で…現物は2万株に増えました。信用は3万株です。貧乏人は「やりくり」が大変なのです。この利食いで、700円以下で買った野村証券を現物に変えたのです。このようにして「雪だるま投資」実行しています。

何れ、何処かで、必ず…「御用」になります。

その時の準備をしながら、株を買い続けるのが「雪だるま投資」です。時間軸が経過するなら…株価が下がらずとも「高い乖離」は解消されます。このラインで「横ばい」の可能性もあります。かなりの好業績で、増配になるのでしょうが…本番は、年末から来年です。

だって…まだ二番手の銘柄などに、エネルギーが分散されていません。それに本来の「野村証券らしい」値動きではありません。この株も「ジェイドG」と同じで、静かに…高値を更新しているイメージです。

たぶん…長かった「34年間の悲哀」が、「警戒心」を育んでおり…大衆はなかなか燃え上がらないのでしょう。

肝心な事を日経新聞は書いていませんね。本日の一面の話です。株主還元25兆円の文字は踊っていますが…欧米の「総還元性向」を伝えていません。

如何にも、恣意的な日経新聞の村社会論です。分かりますか? なぜ、カタルが日経新聞社を、「トヨタ」(7203)と同じ体質の村社会論の染まった会社と述べているか? 格下の「ホンダ」(7267)の自社株買いは2000億円を消化して、更に500億円なのに…トヨタは1000億円なのです。いや前に1500億円をしているから合計ではホンダと同じ…2500億円かな? 

このような報道は「無駄な抵抗」なのです。ネット時代になり…真実の情報が伝わります。だから「偽物社会」から「本物社会」に変化をします。カタルのような馬鹿でも市場原理の最新の話題を伝えています。

「スーパー・マイクロ・コンピューター 」(SMCI)は20億ドルかな? 今、見たらやはり決まったのですね。875ドルで200万株、金額で17億5000万ドルの資金を調達したそうです。凄いでしょう。この馬鹿高値のような水準でも…2625億円も調達が出来るのです。これが「進化の証し」でしょう。

お金は、時代を「切り拓く」ために使うのです。カタルはジェイドGの田中君が、頑張る限り…彼を応援します。次に現引きをするのは、株価が3000円を超えた時です。下値なら買い続けます。2700円を割れたら出動しますね。

皆さんは無理をせずに、「利食い」をしても良いのですよ。先日、僕らは2600円の水準で毎日100株ずつですが、株を買いました。その買値を上回っています。売りたい人は、自分の気持ちに逆らわずに…「利食い」を先行させましょう。

カタルだって未来は分かりません。しかし来年は1万円になる可能性のある株でしょう。故に、このまま順調に行くなら、カタルはドンドン…「売らない株」を増やす予定です。あくまでも…貧乏人ですから、「予定」の話しです。

買いたい株は沢山ありますが…貧乏人には、その資金がないのです。今現在の相場観は強くなってきています。決算期のトラウマを、相変わらず…抱えていることは事実ですが、あの「川船」(9107)のような…下げ方ではありません。

逆に高くなる…株価も多くみられます。やはり相当…海外勢の買いがあるのかもしれません。だってGPIFなどのリバランスの売りは、既に出ている筈です。それにも拘らず…全体相場も強く見えます。

「日本製鉄」(5401)なんか…配当取りに動きになっています。普通は「落ち」を買った方が良いように思いますが、たぶん投資の「時間軸」が、長いのかもしれません。目先の売り買いではなく、配当を取る「利回り投資」です。

やはり割れました。ジェイドGの話です。公約通り、今、2690円で500株の買いを用いました。買えなければ…後で考えます。そんな事で…また明日。



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