カテゴリー:今日の市況

5/13

相場は面白いでしょう。NY市場が下がりアタフタする素人集団。この水準からプロの投資家の「打診買い」が始まる筈です。通常は年末から年初にかけてポジション構築を変えています。

もともと金利高は「正常」な景気回復のサインなのです。本来はここから金融相場の本番です。通常なら金融株中心に、力強い景気回復を買う場面で…設備投資関連も買い場になります。しかし最近は、安川電機などは異常に早いタイミングで買う傾向があります。故に万年、割高株なのです。この銘柄は機関投資家のコアになっており、プロの集団だから景気循環が見えるために「先取り」が行き過ぎなのでしょう。

昨日、買った日本ケミコンの敵討ちのS君の決算は、結構、良かったです。プロなら、こちらの銘柄を買うべきでしょう。

S君の受注残推移

前期は希望退職者の特別損失などを付け込んだ為に一株あたり539円の大幅赤字でした。しかし今期は四季報予想の213円を上回る…378円の黒字予想です。この原動力が受注残の推移です。この変化を「V字回復」と言います。3月のものと…4月の数字を掲げておきます。博打心の強い人は、このS君をここから買います。

でも全体相場の調整局面が続くので…皆さんが期待するほど、まだ株価は上がりません。しかし何れ…株価は5000円台になります。もう決まっています。

このような博打が嫌な方は、「村田製作」(6981)の下値を、ここから買い始めます。段階的に時間を掛けて…当面は底入れの局面ですから、直ぐに大きく上がりませんよ。仕方ないから「率先垂範」のカタル君は、本日8030円で200株だけ買ってみました。カタル銘柄ですが…本当はカタル君は貧乏なので、もっと博打心が動く「NPC」(6255)が好みです。故にこちらも639円の寄り付きで2000株だけ買いました。

最近の市場はイナゴ族ばかりの素人集団で…相場の流れも、何にも分からないようです。困った問題です。せめて景気循環と株価の動きぐらいの勉強をしておきましょう。浦上さんの書かれた本は、古いですが…この「相場サイクルの見分け方」と言うバブル期に書かれた本は名著です。日経新聞からの出版です。本人は既に原因不明の病で他界されました。温厚な優しそうなお爺ちゃんでした。カタルの仲間のお友達でした。

そのイナゴ族が主体のロコンドを、本日は1580円、1550円、1520円、1500円と500株ずつ買い指値を入れましたが…厳しかったようです。入ったのは寄り付きの1555円だけでした。失敗です。まぁ…良いか。ようやく金融セクター中心に、株価がプラスになって来ました。この動きが本来の姿でしょう。

先ほどのS君の解説ですが、このS君は前期に損を押し込みました。しかし野村は前期に押し込まず…今期に620億円を処理します。故に1Qの黒字を見て、本格相場が開始されるはずだと思っています。遅れても…11月でしょう。9月の中間配当が「見物」です。まだ下値を固めていません。

この為に…たぶん昨日は「下値」を割れたのです。通常は割れない筈です。しかし金融は一般企業と比較して会計基準が違い、少し分かり辛く…確定している損でも厳格に発生主義をとるのかもしれません。

ですが…カタルが社長なら、前期に別会社の頼み、損失を確定させて…後でその玉を買値以上で受け取り…手数料を払います。そうして前期に損を押し込んで、今期に傷を残しません。馬鹿野郎です。この程度が野村の社長だと思うと呆れます。OB役員がバカにするはずです。

ロコンドの田中君と昨日の決算会見のソフトバンクGの孫さんの違いを痛感します。孫さんは「5兆程度の利益で満足する男ではない。10兆円どころか…もっと上を目指す」と述べていました。「倍増」以上の話をしています。自分自身をストイックに追い込まないと人間は成長しません。常識的な目標を掲げては、駄目です。田中君は反省をすべきです。アスペルガー症候群を発表したテスラのイーロンマスク氏も、このタイプです。なにしろ…火星探査です。やはりスケールが違います。すごいなぁ~。

負けない投資は、簡単ですが、面白さがないのです。「我慢」を強いられます。これがカタルは苦手です。

カタルは「セル・イン・メイ」からのアノマリーから11月まで駄目かな? …とも思っていましたが、この金利高は「正常な景気回復」の常識的な範囲に見えます。故に本日の相場である金融セクターが高いのが道理です。

しかし…カタルはもっと弱い場面も想定しNPCを選択しましたが、先日のように簡単に645円を敗れました。ここが謎なのです。

NPC(6255)の日足推移

前回696円のダブル底は「堅い」と思っていたら、あっさり割れて645円を付けました。だから買いの手が鈍ったのです。しかしその後ロコンドの追証騒ぎの時だったかな? 忘れましたが…嫌になり710円で投げたら…793円までありました。故に、今回は、しぶとく買おうと思っています。ようやく…乖離調整を終えるからです。200日線はまだ625円なのです。

「イナゴ族の心」を理解しないと…新時代に対応できません。既にカタルの知る相場の世界は古いのでしょう。

カタルは、株が下がると思っても…「空売り」をしません。良く読者から「ハッキリ言え」と言われますが…カタルに完璧な解説を求めても無駄です。

そもそも…株式投資と言う「未来予測」を完璧に述べられるようなら、情報料金が1兆円を軽く超えます。日本人は馬鹿ですよ。だれも未来図など分からないのです。

日本人は戦争に負けて…戦後受けた教育は「ロボット教育」です。数学を思い出すと良いですね。教科書に載っている公式を使って、解を導き出すのが正解で…他のやり方で解答を導き出すと…先生に怒られるのです。馬鹿らしい国ですよ。

日教組が狂った方針を打ち出し…日本は劣化します。もう既に、この組織があるのかどうかも怪しいものですが…日本医師会のような存在が至る所にあります。経団連の中西さんは、ようやく退任されましたが…。楽天の三木谷さんは、嫌いですが…彼の言うことは正しいのです。

中国企業から僅かな出資を受けるだけでワイワイガヤガヤ…この連中が日本の「失われた時代」を創ったのに…反省の欠片もありません。日経新聞のバカ記者は反乱も起こしません。でも良い国です。中国ならカタルは、とっくに…監獄行きなのです。

やはり古河電工の業績が良かったのかな? 株価が高いですね。

良かったんですね。今、見ました。しかし今期予想は四季報より下ですが、これはいつもの事なのでしょう。S君とは違います。この辺りの「カラー」が問題なのです。

「社風」とも…言いますが、決算の出し方は、会社独自の癖があります。この時期は、本来なら…通期の予想をS君のような「上方修正」を発表しません。ANAとJALの違いです。この辺りの発表の「面白さ」を会得すると…更に相場は面白くなります。

しかし…この為には時間が掛かります。相当の鍛錬を積まないと…この決算会見の「カラー」の違いを理解できないのです。専門のアナリストは、その業界だけを長年追っています。自動車の中西さんは、今でも時々テレビに出てきますが…証券アナリストと言うのは、あのレベルです。あのレベルの人間は、通常年収は2000万円ラインでしょう。高級官僚様の年収です。

ここでは…トヨタと日産の…決算の違いを痛感してください。馬鹿な村社会論理が、日産の社員を不幸にするのです。東芝も同じ構造です。

そうだ…昨日のWBSで得たものがあります。だから…くだらないテレビでも観なくてはなりません。あの自動車の下請け工場の話の中で…「多くの部品が消える」と言っていました。エンジンなどが消えるのです。そりゃ…水素の燃焼実験がありますが、実用化はまだまだ先です。ようやく…オーストラリアとの共同開発をやっている最中です。捨てる褐炭の再利用の話です。だからトヨタ社長が政策に噛みついたのです。

日本から、また雇用の場が消えます。早く早く…ノンビリ条件闘争をしている場合ではないのです。日経新聞やNHKは、もっと改革を促す報道をすべきです。こんなスピードでは「ガラガラポン」が確定です。ようやくデジタル庁の創設です。他国の10年後を歩んでいる印象です。

昨日、3万ほど投げた野村が高いですね。「生贄」を捧げました。神様…休まずに上がる相場を実現させてくださいね。本日は日経平均株価がプラスになると…さっき女房に公言したら…彼女は笑っていました。

米国のCPIは予想通り、事前に述べています。でも…ね。GDPの伸びがそれ以上なので…だから別に金利高を、悪戯に恐れる必要がありません。

市場の一部では「スタグフレーション」まで言い出す馬鹿が居ます。これはFRBが適切な発言をしないとなりませんね。アナウンス効果は重要なのです。

でもナスダックもNYダウも調整が必要で…まもなく終盤に向かいます。その後は…当面は高値保ち合いだろうと考えています。だから金融セクターか…仕手材料株のNPCの選択なのです。

村田を本日、打診買いしたのは「有言実行」のカタル君だから、その姿勢を見せるために、8030円で200株だけ買ってみました。この路線ならS君か…古河電工などのラインもあり得ます。要するに…市場には、様々な選択肢が転がっていますから、自分が、どの路線を歩むかの問題です。

儲ける為なら…簡単なのですよ。しかし、その忍耐力は通常の人にはありません。バフェットの成果は結果論なのです。 彼の10年、20年と言う気の遠くなる忍耐など…誰も真似できません。グロームHDを10年、20年と持ち続けられる人は居ません。ロコンドだって…この程度の株価の上下でアタフタする人ばかりです。

株式投資など簡単なのですが…人間の心は、それに付いて行くことが出来ないのです。ようやく…NPCがプラス転換してきました。ここから一気に4桁に行けるなら…金融銘柄と共に…相場は再び3万円台へ…早晩に回復します。

たぶん…既に名目時代入りしていますから、その可能性も高いと思うけれど、目先の僅かな振れを、完璧に読めと言う方が無理な注文です。事前に相場の見所を…カタルは解説しています。ですが…、村田のような誤差はあるし…「お金を引き上げる」と発言した意味を、読者の人がどの程度、理解しているか…。それは皆さんの問題です。

赤ちゃんではないのです。互いに立派な大人だから…常識的な要望をして欲しいものです。それでは本日はこの辺で…貧乏人のカタル君は、未だに借金返しが残っております。トホホ…早く成功をおさめて、あちら側に行きたいなぁ~。棺桶が迫っています。神様…お慈悲をくださいね。また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本