カテゴリー:コラム

たった…1000倍で良いのです。

高市政権になってから、株価の上昇が、何故、強くなって来たのか? 多くのメディアは「その理由」を伝えていません。

政策官僚が海外に視察旅行に行くのです。確か…課長以上の役職の場合は、ビジネスクラスを利用するのでしょう。大蔵省に行った「ノンキャリア」の友達のK君が、米国のヒューストンに海外赴任していた時に、その「接待係」をしていた話を、彼から聞きました。

だから…カタルが「良かった時代」の現役の頃に、彼ら「官僚族」と同じ行程で、旅先を手配してもらったことがありました。当時のカタルも…かなりの所得だったのです。官僚様は国費ですが、カタルは自前の資金です。

日本の観光客が、あまり行かない…カリブ海の島のセント・トーマス島に、一週間程度…年末年始を利用して…行ったのです。確か…泊まったホテルは「ザ・リッツ・カールトン・セント・トーマス」です。かなり広い部屋で…3部屋続きだったような記憶があります。そうして専属のフロアがあって、朝食や軽食は無料だったのです。勿論、安ものでしょうが、シャンパンからワインなども飲み放題でした。

綺麗な所でした。海岸にイグアナかな? トカゲの大きな仲間がいっぱい居ました。一度、ダイビングの経験をしたくて、「初めてだが…お願いできるか?」聞いてみたら…まずはホテルのプールで訓練を受け、それからモーターボートで30分~1時間ほど走り…ダイビングスポットに行って、初めてのダイビング経験をしました。

実際は、なかなか…潜れないものです。泳いでいる途中で…自然に体が浮き上がります。カタルの姿勢が「上の方」を向いていると…インストラクターから注意を受けました。綺麗な海中でした。自分が吸った酸素マスクの空気が、プカプカ…海の上の方へ、青空めがけて上がって行きます。たぶん日本では資格がないと、酸素ボンベを背負う…本格的なダイビングは、潜れないのでしょう。パラセーリングや海の遊びも…色々です。

株屋は、色んな…顧客と付き合いますから、当然、その業界の成功者が顧客になります。だから顧客から話を聴く体験談などは、なかなか…面白いものです。昨日、会員レポートを書いている中で、日本の「医学界の閉鎖性」を体験した話題を…載せました。新人は、その技量を学ぶ為に…実績を積みますが、日本では、なかなか…「手術」をさせてもらえないそうです。だから、その顧客は3年ほど…オーストラリアで現場経験を積んで…帰国したのでした。

メディアに登場しない…本当の世界と言うのは、「事実は小説より奇なり」と言われます。その通りだろうと思っています。世の中は、知らないことが沢山…あります。そうそう…そのセント・トーマスの食事で、仲良くなったアルゼンチンの人が居ました。彼の国は「物価高」で、庶民は「大変な暮らし」の筈ですが。しかし彼は不動産で「大儲けしている」話でした。

良く…日本ではトルコの外債が、「高利回り」で販売されていた時期があります。でも大概はトルコ・リラをリスクヘッジする為の手段の「仕組債」です。この仕組み債には「嫌な想い出」の体験をしたのです。高金利につられ…カタルは販売をしましたが、為替が、円高に振れて…大ヤラレした記憶です。

もう少し日本の金利が上がるなら、ドル資金を調達して…日本国債を買う手段もあるでしょう。例えば、危険な円建てのソフトバンクGが発行する社債は、7年で4.75%だと言います。今なら…ひょっとすれば、100億円単位で海外の投資家が「買う需要」があるのかもしれません。ある意味で、危険な債券ですが…海外勢にとって、日本への投資は、魅力的な筈です。

日本のイールドスプレッドの推移

基本的に米投資会社バークシャー・ハザウェイが、日本でサムライ債を発行して…日本の商社株を買っているのは…先日、話した「イールドスプレッド」の概念です。株式の利回り投資から日本の長期金利を引いても…その「利ザヤ」が得られる投資です。

だから…海外勢にとって、株価が「横ばい」でも構いません。更に、為替が160円から120円になるなら…実質25%程度の投資になります。やはり世界の一流投資家は考えるスケールが凄いのです。もう何年も、何年も…「利回り株の商社株」を持ち続けています。

双日の月足推移

あの時にカタル達…歩合セールスは、日本の日商岩井が安い株価水準でしたから、大量に沈潜活動をしていました。その後、日商岩井は、双日に社名を変更しています。この会社は2007年から配当をしています。最初は6円配当でしたが…一度3円時代の配当になってから、再び…2016年に8円配当になって今は165円配当です。しかしこの会社は「株式の併合」をしています。5株が1株に減ったのです。2021年10月です。

だから上記のチャートは、その「株式併合」を織り込んでいますから…一時475円の株価が付いています。だから僕らが、馬鹿になって…株を買っていた当時の株価は100円を割れていたのです。「時間軸の投資」は約15年です。でも…165円の配当だから、やはり計算は合うのでしょう。株価100円で1万株の投資なら(当時は500円で2000株)あの当時の100万円が、今は1000万円を超えています。更に、配当金を、ずっと…貰っています。

野村証券(8604)の 月足推移

カタルの読者の多くは野村証券(8604)の株を持っています。あの時に、直ぐに…今のような名目時代になると思っていましたが、前黒田日銀総裁が退任の記者会見で語った…ノルム(デフレの社会通念)により、金融政策が、なかなか「効かなかった」苦労を語っていました。

日本の貨幣乗数効果の推移

だから大量の通貨が「ばら撒かれ」ました。先日、カタルは貨幣乗数効果のグラフを提示しています。でも…これは高市政権の「お膳立て」に、過ぎなかったのです。ようやく…昨年から実質経済から「名目経済」に変化してきたので…野村証券株(8604)が騰がって来たのですよ。

日本経済の現状

何故、カタルが迷ったら…野村証券の株「一本だけで良い」と言い続けて来たか?あと…3年ほど持ち続けて、その株を「売れば」良いのでしょう。それは、この高市政権の積極的な財政政策ですが、なぜか…日経新聞もNHKも、このグラフを採り上げません。

日本の内部留保の推移(法人企業統計より)

逆にスコット・ベッセント米国財務長官の「リフレ政策」ばかりを誇大表示して…メディアは「利上げ」を迫っています。彼はトランプに配慮して述べているに…過ぎないのです。何故なら、動かない「内部留保」は、更に、貯まり…続けています。

三菱UFJ(8306)の 月足

この資金が政府の補助金政策により、TSMCに続き…キオクシアの設備投資が始まったように…AI革命の進展に流れ…どんな企業も積極的な設備投資をするようになると…何故、三菱UFJ(8306)の株価は賞味期限が迫っており、今後1年程度の間に、DMG森精機(6141)の株を、その代用候補株の一つに掲げているか…数年が経過すると、今の野村証券のような経験を、また出来るかもしれません。

DMG森精機(6141)の 月足

今は株価が三菱UFJに抜かれて、株価が「逆転」しました。しかし数年後は、再び逆転劇を演じるのではないか?…と、密かに思っている構想が理解できるでしょう。

カタルには「ベストタイミング」の時間軸は、分かりません。僕らが株を買っていた日商岩井は、2004年にニチメンと合併して双日になりました。最近…年を取ったので、良く昔の相場を振り返る機会が増えています。そうして本当に…読者から、野村証券の配当金の多さを聞く…メールが増えたのです。何と言っても…信用取引を利用しても、その「利ザヤ」が抜ける世界の「投資環境」なのです。


ジェイドG(3558)の 月足推移

何故、カタルがジェイドG(3558)の配当を望み、ようやく…たった30円ですが、それでも「利回り」採算に合うのです。いくらでも力量が許されるなら、ジェイドGの株を信用で買って…「売らない株」を増やして持ち続けることが出来ます。だって今の30円の配当金でも、野村証券で一般信用を利用して株を買うなら…論理的に「株価が横ばい」でも、利ザヤが貯まるのです。だからカタルは「ノンビリやろう」と述べています。

既に時代は名目時代ですから、物価高の世界に入っています。だから不動産や株式投資の時代に、日本もようやく「資産投資の世界入り」をしたのです。日本のサラリーマンの昼食の価格が、米国の3000円を超えるまで…永遠に株を持ち続けて良いのです。


バークシャー・ハザウェイ ( BRK-B )の月足推移

良いですか、世界一流と言われる…米投資会社バークシャー・ハザウェイの株は、バフェットが経営権を握った1965年から、その株を持ち続けると、なんと…6万7000倍になったのです。100万円が、僅か…1000倍でも10億円です。10億円のお金は、なかなか…使えませんよ。

もう少し…「壮大なスケールの相場」を、理解できる…本物の投資家を我々は目指すのです。そんな事で、今日は、お終いです。また…明日。

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