カテゴリー:コラム

スマート社会を先行できるか?

今ほどまで…有料会員の選考をしていました。途中ですが…疲れたので中断して、本日の原稿を書いています。今回は、前回より応募は大きく減っていますが、それでも5倍ほど、募集枠を超えての応募があるので…、「お断り」のメールをするのも辛く…、誠に申し訳ございません。

さて最大の関心ごとは、トランプ政権の観方ですね。子供のような対応に批判はありますが、何しろ、米国で金持ちになった成功者ですからね。馬鹿ではない筈です。

ジョージ・ソロスは、トランプ政権誕生の読み違いで損をしたそうです。何もカタルだけではありませんね。同僚だったジム・ロジャーズも、トランプ氏に批判的でしたが、でも彼はロシア投資で、成功を収めるのでしょう。ブツブツは述べていました。株価が下がることが、最大の好材料だと…。ジム・ロジャーズも同じ発想ですね。ウクライナ侵攻で経済制裁を受け、経済危機に陥っているから、ロシアは買い場になっていたわけです。

結局、株価の好材料は、株価が下がることなのです。故に上場維持が懸念されている東芝なんかも、買い場かも知れません。カタルは貧乏人だから、とても買えませんが…金持ちなら、最初の…前回の粉飾決算発表の安値で、買っていることでしょう。基本的に良い会社だったのです。昔、カタルがこのIRNETを会社にして、IR活動を促進させる会社を作ろうとして、ソニーなど、日本を代表する30社を選んで回り、本社を訪れたことがありました。その中でも東芝は、対応も良かったですね。Iさんは、どうしたのでしょう? まだ東芝に在籍しているのかな?

大会社だから、社員も玉石混合です。小さな会社でも派閥闘争はありますからね。そもそも日本の会計基準のなかで、サムソンには負けていますが…フラッシュ分野で…此処まで、良く生き残ったものです。半導体を作る為の製造装置の償却期間など…台湾などと比べ、日本の仕組みは不利なのです。だからエルピーダの坂本さんも、消えましたね。あんなに頑張っていても…生き残れなかったのです。まぁ。不正会計をした為に、生き延びたのかも知れません。

三菱電機も、労働制度で問題が発覚し、電通事件が起こり…東芝の不正会計も、全ての問題の根っ子は、一緒なのです。「デフレ」ですね。ただでさえ…技術革新やグローバル化で効率化が進み、耐久消費財の価格は、毎年…下がります。日本が右肩上がりの成長を維持できたのは…米国の配慮が、在ったためです。東西冷戦が長く存在し、保護されていました。でも一人前の国になったのに…日本の官僚組織は…まったく機能しませんでした。

全体が逆風になると…、どの会社も、皆、負け組です。だから基本概念は「空売り」だったのです。この30年間は…。これが基本概念です。でも先日の米国の労働賃金が100とすると中国は95と言う数字は、衝撃的でしたね。ホンマかいな。たぶん、米国の最低賃金でも、中国の一流どころなら…同じような水準なのかもしれません。事実、日本も派遣社員だけでなく、問題になっている保育、介護などの労働賃金は、年間300万程度なのでしょう。中国は、既に200万を超えており、場合によれば…もっと高いのでしょう。最近は中国からベトナムやミャンマーなどへ、生産設備はここ2年~3年程、移転しています。

ユニクロが良い事例ですね。先日の報道では、最貧国バングラディッシュからも、卒業を考えている様子です。島精機と組んで「渡り鳥生産から卒業」との報道がありました。そこで…本日の日経新聞の5面の「賢い工場」広がる…の報道です。ブリヂストンや東レの動向が紹介されています。

カタルが考えている少子化だからこそ…日本が世界競争に勝てる可能性があるのですね。一気にスマートコミュニティーの導入により、効率化が飛躍できるのです。ヤマト運輸などの物流は、基本的に人手不足で問題が多発しています。故に、物流システム提供の「ダイフク」は良い決算でしたね。「物流リート」の存在が、資金面を後押ししています。

ここでの問題は…半導体などの世界競争に敗れたのも、税制面の不備でした。自動走行のトラック運転の実験を公道で進め、早めに認可すべきですね。事故など…どんなに安全だと言われても、起こる時は勃発します。今回の原発問題でも、その事は、わかりますね。

問題は、世論を誘導するメディアのアホさです。絶対の安心・安全などあり得ないのに…豊洲問題などを、大々的に扱い、世論を悪戯に煽っています。メディアは大衆迎合主義を更に煽り、世界はブレグジットの選択になりました。更にトランプ・サンダース現象を生みました。これは時代の変遷に、大衆が付いて行けない為に、「郷愁概念」が、強く働いているのでしょう。それを視聴率や、購読数などを確保するために、メディアは、その心理を利用し、更に大衆を煽ります。間違った方向性に、世論を誘導していますね。一番、いい事例は、オスプレイなどの危険を煽った現象でしょう。

今は…大切な時です。如何に早く、IoTなどの仕組みを浸透させるか…。ユビキタスの経営者は下手糞ですね。まるで営業活動がなっていません。ノルマに追われる証券マンのバリバリの営業マンを、高給で雇えば…、途端に…売り上げは2倍、3倍になる筈です。そんなベスト環境です。仕事が非常にやりやすい環境です。

本日の日経新聞の記事を持って…提案営業すれば、直ぐに…案件は採用されます。何しろ、日本はこれからドンドン人手不足になります。だからロボット化が進み、ファナックなどの株価も上がる一方でしょう。故に…ファナックはAIのベンチャーと組み、新工場をスタートさせたのです。

カタルが、年金の運用担当者なら…あっという間に、必要な会社の株価を大きく上げ…資金面でその行動を援助します。互いに、良いですね。投資した会社も、投資された会社も好業績になります。時代は、既にスマートコミュニティーなのです。政府は、早くキャッシュレス社会の構築を、加速させねばなりません。この分野を進めた国が、次世代の勝者でしょう。このままじゃ、後進国のインドにも…負けちゃうよ。

本日中に、有料会員に応募された皆さんに、メールを送付します。これからしますから…もう少し時間が掛かります。日付が明日に変わっても…応募された方で、メールが届いてない人が、居られましたら…メール連絡を下さい。まだこれから…発送しますからね。明日以降の日付になっても…話です。

多くの人が、今回も選考に漏れ、誠に申し訳ございません。何しろ一人での対応なので…お許しください。でも有料サイトも、無料サイトも、基本的には同じことを述べています。だから、毎日読んでいれば…自然に投資の考え方が、身に付くと思っています。それでは、また明日。



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