アーカイブ:2015年12月

12/02

かたる:昨日、日証金のデータを見ていて驚いたのですが…昔、カタル君がお客様にお薦めして、確か…800円台だと思ったのですが…。企業の福利厚生を手掛けるリロ・ホールディング(8876)と言う会社が、なんと、今の株価が1万円を超えているのですね。ビックリしました。当時は、企業へリゾート施設の会員権を販売するような会社だったのです。内容もそれほど良くなかったのですが…失われた時代下で、企業が日本での生産を諦め、続々と海外進出をして、その為、社員の住まいなどを…海外で提供する分野に進出していました。カタルが現役時代ですから、2010年より少し前の時期だったと思うのです。僅か5年程度で…高成長しましたね。あの時は、少し…怪しいかな?と疑心暗鬼だったのを覚えています。だってリゾート会員権の販売など…何か、詐欺師的な匂いがしますからね。でも企業は自前の保養所などを持つより、ずっと効率的ですからね。故に成長できると思っていたのです。それにしても…この上昇を知らなかったのでビックリしました。

リロ・ホールディングの週足推移
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リロ・ホールディングの週足推移

どの上場企業もそうですが…自前で社員の福利厚生施設を保有しています。一例を掲げると、東レなどは、軽井沢の鹿島の森の一等地に広大な別荘を社員用に持っていますね。一度、ご覧になってみると良いでしょう。あの施設の年間経費は、管理人など含めると、維持管理だけで…相当な金額と思われます。これを肩代わりするシステムだったのです。カタルは、これが無駄だと言うのです。効率的な経営を考えると不採算部門は切り捨て…儲かる分野に経営資源を投入するのが当たり前ですね。故に日立など含め、総資産経営と言う…規模を重視する経営を辞めろ…と、ROE経営の推進を述べています。少なくとも…米国並みの15%ラインにしないとなりません。今回の法人税の軽減に合わせ、外形標準課税が適用されるので、ROE経営の推進に役立ちますね。社員厚生は外部依存が進みます。流石、株式市場は先見の明がありますね。リロ・ホールディングが1万円台になる訳です。

株式投資の本来の姿は、「一買い、二ヤリ」ではなく、こういうスタイルを言うのでしょう。まぁ、パイオニアはどうか分かりませんが…、カタル銘柄はこのような銘柄を目指しています。小野薬品のような会社ですね。確実に収益を上げ、株価の位置が大きく変わる株です。ケネディクスは「1300兆円の逆襲」ですからね。スケールが大きな話です。これに経営者の経営姿勢が大きく変わると、コンセッションの1000兆円市場が付け加えられ…カタルが述べている1万円相場の可能性も…夢とは言えませんね。何しろ、市場規模は大きいのです。しかも時代の追い風があり、成長分野ですね。先ずはデフレ脱却が日本の成長に欠かせません。

さて…眉唾レポートも2年以上続けていると…誰も信じなくなりますからね。でもVテク、パイオニアと…結構、目先も当たっています。問題は、自分が…如何に、儲けることが出来るかどうかです。カタル自身が金持ちにならないと…誰も信じませんからね。打診だと言い、100株、200株のチビチビとした投資では、仕方ありませんね。でも今のカタル君には、多少ですが、打診買いをするユトリがあります。今日も…パイオニアが下げてきたので…368円、363円、なんと…先ほど358円まで買えました。実は昨日は我慢が効かずに378円で、少し買ったのですね。ずっと売り上がりをしていたので…390円まで売りましたが、確か、330円を超えた辺りから、売っているように思います。それで…ようやく買い転換しました。如何に売買が下手糞か…自分の売り買いを見ていると分かります。

カタルは、パイオニアが年末年始の「スター株」だろうと…早くから思っている訳です。今日は日本電子も高いようですね。この株もそうですが…、あのみんなが、追証で苦しむ最中に上げてきた株です。如何に、株が騰がる為には「仕掛け人」の存在が、重要か分かると言うものです。この黒子が入っているかどうか?一般的には分かりませんが…全体相場が弱い時に、株価が元気なら…、何らかの仕掛け筋が介入している可能性が高いのですね。所詮、自分で相場を創れない以上、他人の動きに合わせるしかありませんからね。カタルならケネディクスをやりますが…そんな力はない訳です。だから仕方なく相場に合わせるカメレオンです。

でもこの見極めも、なかなか難しいのです。故に先日も話したように…昨日もそうですね。昨日はヒューム管でしたね。先日は相場の勢いを見る為に、かんぽ生命を買いましたね。此方はあまり強くないですね。ベルシステム24もその口です。本来、新規上場株は幹事証券が責任を持ち、動きをフォローするものです。昔はそうでした。でも今は分かりません。それほど…幹事は、値付けなど…に責任を持つものです。でも今は、いい加減ですからね。社名のブランドも守れない社員が大勢います。哀しい事です。カタルが社員セールス時代は、銀行株の価格は、厳格に守られていました。信用問題に関わるので…株価に神経を使っていました。だから場に注文を出す前に、銀行に電話をして、これから1万株の売り物を出しますと…事前に報告したものです。そうすると…買い手を、銀行が見つけて来て、その買い物にぶつけ株価を維持したものです。年功序列、終身雇用の日本村社会ですね。

カタルは何時も公明正大に、事前に株価の背景を解説して、自分で売り買いをしています。残念ながら、貧乏故、理想的な売り買いが出来ずに、制約を多く抱えています。本来は成長株と思われる株は売らず、買い続けるだけでしょうが…。何しろ、貧乏人で、この範疇から早く抜け出さないとなりません。昨日、NHKを見ていたら…石油王のロックフェラーも大恐慌の暴落に遭い、大損をしましたが、彼は、安くなった優良株を下値で大量に買ったのですね。故に、恐慌の損を直ぐに取り戻したと言います。株式投資は、論理的には倒産しない限り、株価が安くなったら買えば言い訳ですね。シャープは、やはり注目されますね。既に打診買いは、たった1000株ですが…してあるから、何処で買い増しに動くかです。

良いですか…「他人の不幸は蜜の味」なのです。故にカタルが追証だよ…と嘆くときに、カタル銘柄を買っておけば…たいがい、儲かりますね。先日のケネディクスの追証ラインは400円割れでしたね。360円ぐらいの所でした。そんな時も買えるように…自分の力量把握が出来てないから…株で損をするのですね。自分を自制する心が、最も難しいのです。株式投資など…誰でも儲けることが出来ます。問題は自分をセーブできないと駄目なのです。博打はみんな一緒ですね。所詮、溺れる奴が馬鹿なのでしょう。

大御所さんは、「真坂、まさかの魔坂」に騙されないように…石橋を叩いても、渡らない慎重さが必要だと…カタルに、何度も諭していました。でもこの性格ですから、豚に真珠です。今でも、何故か…クラウドワークスに、惹かれているのです。どうしてかな? 株価が下がると…また買いたくなります。でも既にある程度買ったから、次に買うのは、時間を置く必要がありますね。この時間概念が必要です。でも読者の懐は、人それぞれに違うので…、ユトリのある人は…打診買いを入れておくと良いですね。直ぐに倒産はしません。

おっと、ベルシステム24が買えました。1260円か…。今度は1200円でも出しておこうかな? 前回は、売っておけば…よかったですね。もう少し強いかと思ったけれど…意外に弱いようです。通常、幹事証券は、公募価格に責任を持つものですが…果たして、どうなるのでしょう。さて、くだらない事ばかり書いてないで…既に好転率はマイナス圏ですからね。その中で日経平均株価は2万円台の回復です。

資金的にユトリの無い人は、投下資金を、ある程度引き上げるべきでしょう。カタルは、今の所、年末年始は高いと思っています。でも来年は、よく分かりません。問題は…黒田さんなどが、普通の人になった…からね。本来、自分の言っていた目標が、どんな理由でも…。たとえ原油が下がっても、その環境下で最大限の政策発動するのが市場経済ですからね。言い訳に終始するようでは…なかなか力強い展開は臨めません。

でも歴代に比較すれば…「良し」…とすべきでしょうかね。今日はケネディクスが高いけれど…、何故か…しょんぼりしているカタル君です。眠いせいかな? 今日は、なかなか眠れませんでした。年ですね。また…明日。



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