アーカイブ:2015年12月14日

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かたる:まぁ、基本的に想定通りの展開と言う事でしょうね。この程度なら…想定の範囲です。既に一度、8月、9月と整理が進んでいるので、此処から下値での売り物は、かなり減ります。加えて…個人は11月にかけての上昇で、売り越していますから、買い意欲は強く、此処から下を崩すのは…至難の業でしょう。それこそ、大きな枠組みの変化などが発生しないと…下がらないでしょう。更に、あの「パリテロ」でも、株は大きく下げなかったのです。故に基調は、強いと考えています。

例えば…ケネディクスですが、依然、信用買い残が重いとはいえ、既にオーバーの売り物は減っており、9時40分現在で140万しかありません。やはり自社株買い効果が出ているのでしょう。カタル自身、会社側の前向き姿勢を感じ、買い増ししたわけです。この会社は会社の意向次第で利益は作れる会社です。現状は、いくらでも利益を創設できます。ケネディクスに見られるような需給構造が、全ての株で言えます。11月で…主だった期日は通過しており、6月10日にカタルは警戒警報を発令していましたから…、多くの市場関係者も、同じ状態と思われます。カタル自身、まだ買い余力があるのですから…いつもと違いますね。

三菱UFJの株価も、現在は756円となっており、この株価位置は、あの下値でカタルが買っていた株価位置です。8月24日は746円、8月25日は744円です。故に、一般株も此処からの下げは…余程の売り物が出てこないと、株価を崩す展開になりません。やはりFOMC明けは…「強い」と考えるのが普通ではないでしょうか? ただ、何度も述べていますが…、カタルは、米国の景気回復は「偽りの回復」と考えています。故に、利上げ展開が続くでしょうが、「ダリオ時間」が訪れると考えています。だから…きっと、大型資本銘柄は、駄目なのでしょう。カタルが年末年始は「パイオニア」と言う材料株を選んだ理由は、いくつかありますが…、アイサンの一人旅は続いており、市場人気は高いですね。

そうそう、小野薬品ですが…野村がレーティングを引き上げ、金曜日に急騰したとか…。まだお持ちの人が居られるなら…種玉を残し、利食いも一つの手かもしれません。まだ相場は休んでも続くと考えていますが、一旦は、乖離問題が発生している様に感じております。あくまでアフターの意味で述べました。今日は四季報の販売かな? 基本的に好業績株は狙い目ですね。高橋カーテンウォール(1994)などの内需は、世界の景気動向に影響をあまり受けず好業績は続きます。長谷工なども杭打ち問題から「押し」を入れ、出直るかも知れません。

基本構想は…今週、前半が勝負です。株の場合、イベントを控えて売られる場合は、大概は織り込み済みです。故に喪があけると…相場が変化します。所謂、「材料出尽くし」と表現されます。やはり8月。9月の落ち込みが大きかったので、事前予想されているとは言え…どうしても、警戒感が芽生えますからね。今年を総括するのは、少し早いですが…カタルは、若干のプラス圏で終えそうですが、ここに来ての下げで…現状は微妙ですね。再び評価損領域に、突入しているようですから、実現利益の範囲で、月末に損切りクロスをする事になりそうです。だから昨年と似たような展開です。

でもあの8月、9月を越え、良く戻りました。悔しいのは…6月に夏の調整を想定していながら…建玉の整理から、空売りへ方向転換できなかったことですね。所詮、3流域ですね。もし事前予想通りに、行動が出来ていれば…一人前でしょう。まだまだ半人前なのです。Vテクの売買でもそうですね。ここに来てトリオからカルテットと指摘し、アイサンテクノロジーを手掛けたのは、良かったのですが…早々に、手を引きました。あれから株価は2倍以上になりましたから、やはりカタルは市場を理解できてないのでしょう。偉そうに解説している割に…まだまだです。

果たして、再び持ち株数を増やしているパイオニアの出来は…どうなるのでしょう。今日は345円が買えるのでしょうか? 今は348円で出来高392万、オーバーの売り物は230万です。アコムは577円ですね。三菱UFJは753円で、みずほは239円です。安いですね。大手銀行株が200円台なんて…。デフレ脱却が遠い現実が分かります。金融庁は不動産融資の検査強化に乗り出し、更に株価操作で、村上さんや加藤さんを挙げています。政策と言うのは、臨機応変に対応するものだと思いますが…相変わらずですね。なかなかデフレ状態から、脱出が出来ない訳です。でも安倍さんなら…何とかなるでしょう。何しろ…歴代総理の中で、久しぶりの名目GDP目標です。この「名目」が大切なのです。名目を目標に打ち出すと言う事は…デフレからインフレに転換すると言う事ですから…株も土地も上がりますね。なんでも…そうですが、基本を確り、捉えておけば大丈夫ですね。

12月に入り、米国ではジャンク債市場の変化を指摘する向きが多くなってきました。構図は原油安から、シェールガス関連融資の焦げ付きが指摘されている訳です。加えて電力会社まで広がっていると言いますが、この構図は良く理解できません。資源が下がれば…利益を生む筈ですね。それともシェールガス経営まで手を伸ばしているのでしょうか? 兎も角、電力企業は基本的に公共性があり、保守的な産業ですからジャンク債でも格付けは高い筈です。総体的に原料安になるので…電力料金は下がりますから、その為に以前の設備投資の返済が滞るのでしょうか? 少しWSJの報道が理解できませんでしたが…、ジャンク債市場の低迷は、流動性の欠如を示しており、量的緩和で生き延びたゾンビ企業を淘汰するために、FRBは利上げを実施するとも言えます。だから…テーパリングはある意味で正常化に向けて、たとえ間違いであっても、一度は通らねばならない道かもしれません。

この辺りの意見は割れ、解釈が非常に難しいですね。故に、いくつかの選択肢があり、それぞれに言い分が存在し、どれが正しいのか…市場と相談しながら決めて行くことになるのでしょう。年末年始は…前からパイオニアと述べています。まぁ、内容がこの内容だから…既に最初の推奨から、100円ほど株価は上げており、此処から、馬鹿になって買えとは言えませんが…、空売りだけは控えた方が良いですね。来年相場の目玉になる可能性が高いのです。故にアイサンも強いのでしょう。流石、目先筋でも優秀な連中です。ディーリングにも、ディーラー達の論理があるのでしょう。カタルには理解できませんが…分かるような気もします。

金曜日から、かなり急落してきており、基本的に買い場だろうと思っています。でも貧乏人はいつもそうですが…無理をしないことです。金持ちだけが、いつも株式の世界は…勝者なのです。何しろ株が下がっても、いくらでも買えますからね。要するに…発行済み株式すべてを買う気になれば…いい訳です。ケネディクスなど安く見えますが…TOBを仕掛ける連中は、出てこないのでしょうか? 1300億円程度の会社ですからね。経営者の首を変えれば…日本は1000兆円の借金を抱えており、商売は飛躍できますね。コンセッションのオリックスも同じことです。ですが…、すべては政策次第です。

板状況を見れば分かりますが、クラウドワークスも妙味があるのでしょう。なんしろ…この水準の板は、5万の売りに対し10万の買いです。通常は狼煙を上げ…スタートするケースが多いですからね。今晩のNY市場は17210ドルを維持できるのか…それとも続落し大幅安するのかどうか…。こちらも楽しみです。今は見方が交錯しており、山場を迎えている印象を持って相場を見ています。水曜日までが買い場かも知れません。それでは…また明日。



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