アーカイブ:2016年2月5日

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かたる:いや本当に…驚きましたね。カタルは、てっきり革新機構案の採用かと思いましたが…。まぁ、正常な人間ならホンハイの提案に賛成するわけです。これで黒船来航により、日本もグローバル論理の資本倫理に門戸が開かれる訳です。思わず、NHKの朝ドラを想い出した次第です。女子行員の採用にあたり…後進の道標として、頑張って欲しいと…あさはドラマで述べていました。

この失われた時代下で、日産自動車は格下のルノーに資本参加を仰ぎ、傘下に入ったわけです。しかしその後、日産自動車の社員はどうですか? 不利益がありましたか? 雇用も確保され良かったわけです。同じケースですね。日本に資本を投下して、優秀な経営陣が指導するわけです。ホンハイは世界一の受託生産の会社です。シャープと言うブランドを手にして、今度は、世界で活躍できます。世界一の生産技術です。技術流出で、どうのうこうの…と言う官僚の宣伝文句は忘れましょう。所詮、イグゾーは、一時的な優位でしかないのです。既に時代は、有機ELがようやく実用化されるのです。夢だった壁掛けテレビの時代で、生産をする為には、兆円単位の投資が必要なのですね。

そもそも…シャープの時価総額がおかしかったのです。カタルは以前、165円で僅か1000株ですが信用で買って、先日、期日が来て121円でクロスをしました。シャープは亀山に続き堺に1兆円投資をして、周辺を含めると2兆円近い投資金額だったはずです。それが僅かな期間に陳腐化させ3000億円以下になるなんて…。だって土地も建物も残っているのです。高価な半導体機器もある訳です。それを稼働率が落ちると言っては、減損会計に追い込み、償却して来たわけですね。丁度、ダヴィンチが退場を迫られた現象に似ています。ケネディクスが100円を割れた現状ですね。確りした経営者なら…世界競争に勝てる筈です。もともとシャープの失敗は、需要の読み違いで…過大投資が経営危機の原因です。亀山の成功で浮かれた経営判断の失敗です。日本政府の円高放置など…いろんな要因が重なり、おかしくなったのです。基本はデフレマインドの蔓延ですね。全ての悪はデフレなのです。

だから…カタルはケネディクスの株価だけを見ていれば…日本経済が分かると述べているのです。1300兆円の逆襲は、あらゆる産業の根幹を揺るがす問題なのです。日本人は自分で考えることをしない…画一化教育を受けてきました。故に村論理に染まり従順なのですね。ところが指揮官の官僚たちが、グローバル化を前に方針を決められずに右往左往した姿が、失われた時代です。可哀そうに…あまりに長い失われた時代の為に、すっかり日本人は自信を失い…希望も失いました。1989年の高値38915円を、未だに抜いてない市場なんか…世界中を探してもないですね。だからラストリゾート日銀の出番の訳です。

ところが…万能の日銀様が、QE3を実施しても日銀の能力を疑っている連中が、一杯いるわけです。不退転の決意なら、絶対に日銀は負けません。最後は強烈なインフレはあり得ますよ。既に財政ファイナンス状態なのです。しかし幸い国債の発行高は減り、健全だから円高なのですね。本来は円高でも株高になるのが筋なのです。円安が正しいと思っている人達が多過ぎます。良く理屈を考えてくださいね。メディアの意見に踊らされずに、自分自身で物事を考えれば…カタルのように、ホンハイが手を挙げた時にシャープを買えるのです。正直、カタルも…おっかなびっくりでした。だから僅か1万株を買うのも、倒産を覚悟していたので勇気が要りました。

しかしまだ、正式に決まったわけではありません。ホンハイが正式に決まれば…現状の赤字でも200円は高くないでしょう。今の段階では…3000億円程度が妥当な水準かな? つまり…株価で176円前後でしょう。正式に決まれば…公募価格の奪回も、あり得ると思っています。公募価格は279円ですね。この増資は…立て直しの資金だったのです。よって…カタルは、昨日後場から…、そうして、本日と…シャープ株を買い増しています。165円まで買いました。本当は150円に指値をしていたのですが…NHKの優先交渉権の報道を聞き、仕手相場で300円の実現かな…と慌てました。でも報道を精査すると、まだ決まったわけではありませんからね。

本日は更に…株価が安いからケネディクスも短期資金で買ってみました。目先も上がるように見えます。カタルには、どうしても…まもなく全体の株も…上昇すると思えてなりません。1月は1兆円程度、海外投資家が売り越したそうですが…個人金融資産は1700兆円弱もあります。預金金利は低く、配当利回りは高いので…必ず正常な裁定概念が働き、裁定行動が起きると思っています。だって…みずほの配当利回りは3%を超えます。ただ会社の株主還元期待が進んでないと…日経新聞には書かれていますが、テルモは500億円、ヤマハは200億円の自社株買いを発表しています。銀行は自己資本比率の関係があり…やりたくても金融庁の許可が下りません。カタルの仮説ですが…世界経済のガンは、この規制にあります。故に金融デリバティブが縮小し原油も下げるし…資源は軒並み安で混乱が生じています。

しかし世界経済は人口が増加しており、成長も加速しています。中国の減速は事実ですが…伸びているのです。マイナスではありません。むしろインドが伸びており、此方も公害問題があり大変そうですが…成長を続けています。つまり資源需要が、大きく落ち込んでいる訳ではありません。イエレン時間がどうか…まだ分かりませんが、どっちにしても、大統領が変わると、この金融規制が見直される可能性が高いと思っています。つまり今年後半には、世界経済は、落ち着くのだろうと考えています。ただし米国株の力強い上げは、今すぐは無理で…横這いなら「良し」です。

しかし日本株は夏の選挙に向け上げるでしょう。日本は世界で類を見ないほど…恵まれた環境下にあります。TPPに、今度はシャープですからね。大型のM&Aが起る事が期待できます。東芝や富士通など…経営者の村論理企業は、たくさん存在します。GEの経営幹部を招聘すれば良いのです。明治のお雇い外国人制度ですね。ROE経営が…グローバル競争に勝つ手段です。総花的な経営では駄目なのです。

今回のシャープ効果は、非常に大きいですね。まだ分からないので…全力投球は出来ませんが、カタルは持ち株を増やしています。本日は短期資金の分を売り…長期資金分に変えましたね。そうして買い増しをしたわけです。仮にハイホンに、正式に決まれば…カタルは息の長い投資をする事にします。株価1000円を目指し…日産自動車と同じように投資をします。カタルの本で…書きましたね。現物株の投資では2倍のものが、信用取引を利用すると5倍になり、株価の上下を上手く利用できれば…25倍に膨らむ…と実例を掲げ本に書きました。本当はケネディクスで実践をするつもりでしたが…どうも、いくら追い風環境でも、経営者の資質が問題になりますからね。宮島さんがコンセッション事業に目を向け、精一杯の経営をすればいいのですが…、果たして、どうでしょう。これからも期待しています。

1070円で買ったJTECは、昨日は、ほんの一部だけ(500株)…利食いをしました。カタルは、ある低位株を、実験の為に買い増ししています。6月にかけ大相場の芽を感じています。更に、昔、手掛けた過小資本銘柄も実験の為に、少し買いました。あの時期に同時に手掛けた三菱化工機も、ようやく整理が終わったように見えますね。長かったですね。2年程度かな…。一度、大きな相場が終ると、やはり2年は、最低、時間を置かないと駄目なようですね。ケネディクスに、この教訓を生かせませんでしたね。やはり2年は準備期間が必要なようですね。この銘柄は、既に今年の夏で3年です。自分でも下手糞なので…いい加減に、呆れている次第です。でもカタルの仮説は、間違ってないと思っています。問題は、アクセルを踏むスピードの問題ですね。黒田さんは、確実に踏み込んでいます。当座預金残高の推移が、今後、注目されます。

でも実際は、銀行株のような動きになる訳で…おかしな現象が起きますね。おそらく持ち合いの解消など…色んな要素があるのでしょう。でも安いですね。此処から下は恐くありません。ガンガン買って大丈夫だと思っています。お金があれば…借金をしても、買ってみたい水準に…なって来ました。誰か、お金を貸して欲しいね。三菱UFJを10万買うと…5400万ですね。信用で買うと…最低2000万円程度は、必要ですね。そろそろ…そんな事を考えてみたい株価になって来ました。みずほの株価は185円を割れており、一体、どこの馬鹿が売っているのでしょう。不思議ですね。0.05%の国債を買う連中が居るのです。そうして3%を超える配当利回り株を売るのは…どう考えても、こんなおかしな現象は、長く続きません。

それとも…カタルの知らない、何か、お化けが出るのでしょうか? カタルには、サッパリ・ポンの現実が…続きます。株式投資に対し、政策的に、一時的に税金を緩和する処置もあり得ますね。安倍政権の生命線は、株価であり…カタルは大丈夫だと思っています。アレレ…シャープが上がって来ましたね。今、180円を付けました。本当にホンハイに決まるのかな? 決まるなら…200円でも買ってみたいのですが…。果たして…どうなのでしょうね。信用分は決済リスクがあり危ないな…。出来れば…全部、現物にしておきたいですね。それでは…また明日。



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