アーカイブ:2016年2月23日

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かたる:ロイターの報道で、BAMLの調査で株式ファンドからの資金流出が17日までで、7週連続で減り530億ドルに達したと言います。この期間は2008年以降で最長と言い、昨年の8月の360億ドルを上回ったそうです。しかし2008年の金融危機は850億ドルだったそうで、この金額を下回っていますが…かなりの規模ですね。ようやく米国株も落ち着いたように見えます。まだ横這いの可能性はありますね。日本より、ましに見えます。

日本の場合は、アベノミクス開始の近くまで売り込まれてきた銘柄も多くあります。代表事例は銀行株でしょう。かなり安い水準です。カタルは配当利回り投資が起っても良いと考えています。みずほを中心に、三菱UFJもそう考えています。他には合同製鉄なども悪くはありません。マンション販売価格が高騰し販売が落ち込んでいると言います。長谷工などの株価は、弱く見えますね。ここに来てケネディクスが中心に運用している商業ビル市況も、意見対立が存在します。この読みは難しく、アジア圏の経済状況とアベノミクスが微妙に絡みます。しかし実質GDP成長率がマイナスに落ち込んだとはいえ、よくはないのですが、名目値との鞘が存在し、景気の中だるみの中にも光明が差し込んでいます。

今回のマイナス金利適用が、どのような効果を発揮するか? 見ものです。カタルはQE2の時点で量的緩和の選択ではなく、今回、適用されたマイナス金利の採用を主張していました。しかし黒田さんの適用は量的緩和拡大の選択でした。その為に日銀が買い入れた国債の資金は当座預金口座に眠りました。つまり実際のお金はインターバンク市場に留まり、市中には出回りませんでした。折角の緩和効果が威力を発揮しなかったわけです。しかし今度はマイナス金利を適用したので、この資金が市中に出回ると推察しています。量的緩和分を除いても、既に210兆円もの資金が当座預金に眠っており、暫時、マイナス金利適用幅を拡大させれば…銀行は行動をとらざる得ません。既に西武信金などは貸し出しノルマを掛け行動しているようです。このような事例が先例となって、行動的な範囲が全国に拡大すると良いのですが…。残念ながら、この効果は直ぐには現れません。最低6か月程度は先になりますね。

つまり秋にならないと、今回のマイナス金利適用の効果は、分からないのです。しかし今回のマイナス金利適用で、黒田さんの不退転の決意を感じることができ、株価は38915円奪回に向け、動くのではないかと思っています。ただここに来ての企業業績は減額されており、今の株価16000円台は、そんなに割安水準ではありません。カタルが採用している黒字企業だけのPER予測では、既にPERは20倍台に乗せていました。この現象は株価が下がる可能性もありますし、横ばいの可能性もあります。

しかしソフトバンクのように…真剣な自社株買いが行われるなら、日本株は買われる余地がありますね。この意味で、今回のソフトバンクの株価は、非常に注目されます。カタルは事前に述べています。17日に付けた5915円は、確実に奪回すると述べています。故に買い下がりましたね。5400円台から、段階的に毎日、買っています。本日は5100円に買い指値を入れましたが、今の所は、買えていません。ただこのまま本格反騰に移れるかどうかは分かりません。今の所は短期投資のイメージで、株価が上がれば売り上がるつもりです。たぶん6000円台が、地相場になると考えています。自分で株を買ってみれば分かります。5000億円は、大変な金額です。株価を殺して株を集めることはできません。必ず、株価は上がりますね。まぁ、断言はできませんが…。だって孫さんが売れば駄目ですからね。

懸念していたイギリスの離脱問題が、メディアで話題になっていましたね。かなりEUが譲歩しており離脱の可能性は薄いと思いますが、株価にとってはマイナス要因です。それに…ドイツ銀行のココ債問題は、何もドイツ銀行に留まらず、世界中の金融界の問題です。カタルは、もともと過剰な自己資本比率を問題視しています。昨年8月、そうして今回の株安の根源は、原油や中国ではなく此処にあります。しかしオバマの清貧思想では駄目なので、大統領の交代が必要です。よって、この問題は来年にならないと分かりません。現時点では世界の株価がドンドン上がることはありません。良くて…横ばい程度だと思っています。

カタルはパイオニアの失敗を見て、過小資本のフュートレックを今回は選択しました。大型企業の上昇は、不可能だと思っています。どの株も、株価が2倍、3倍になるような期待は抱かない方が良いかも知れません。ソコソコで妥協しないと駄目かもしれませんね。ただそんなに悲観もしていません。何しろ、カタルが希望に燃えてサラリーマンを辞めて歩合生活をしても、失われた時代下では、一回も政策変更が起りませんでしたが、いや一度、期待はありました。小泉・竹中政権の時ですね。しかし彼らは、結局、村論理に敗れたのです。その為に、小泉は引導を渡され政界を去ったのでしょう。それほど官僚組織が作り上げた村社会構造は強いのですね。しかし村論理の代表格の三村さん達も、再び始めた株式の持ち合いが失敗に終わり、グローバル化しかないかな…と思い始めていると思います。彼らは、もともと優秀ですからね。悟れば強いのです。

その意味で…今回のシャープの選択は、注目されるのです。色々ありますね。社外取締役の議決権問題や善管注意義務違反など…村論理が咲き乱れていますね。このシャープの相場は見ものですね。本日も買っています。かなり…高くなってきましたね。本当は安い時に買いたかったのですが…何しろ貧乏人で、追証の嵐だったのです。よって売りたくもないシャープを利食いして、その益金でパイオニアなどの損金を払い、ようやく短期投資はプラ転したばかりです。下手糞ですね。本当に歩合セールスを辞める時は、簡単に1000万や2000万は、株の売買で稼げると思っていましたが、鳴かず飛ばずの時間が続きます。みんなケネディクスのせいです。2年間以上、高くなると買い増しして、安くなると損切りを繰り返してきました。コンチクショウですね。

株って、本当に難しいですね。予想通り、外部環境は良いので、誰が社長をやっても普通の行動で利益が上がっています。こんなのは、みんな外部環境の為ですね。決して経営者の腕ではありません。ここに来て…日本の動向は意見が割れており、折角のチャンスを生かせませんでしたね。アベノミクスが確りと更に機能すれば…間違いなく4桁から2000円前後の器だろうと思っています。仮にコンセッションへの表明がないにしても…です。コンセッションへの取り組みが確認されれば、更に面白くなりますね。久々の成長株になります。ただ宮島さんでは…どうでしょうね。役不足ですね。コンセッションは、海千山千の政治家との折衝が、欠かせなくなります。自民党の裏方組織は…凄い守銭奴達ですからね。

さて一度、休みを入れているフュートレックを、本日は買い下がっています。この時期に新高値を取る訳ですから、なかなかの器なのでしょう。今、また買えましたね。790円の指値が買えました。今日は、ずいぶんと…買えていますね。寄り付きから、ずっと買っています。昨日は、売り越しだったのですが…。今の出来高が189万株で、株価は788円ですね。マズマズの出来高です。既にボリュームが上がって来ており、一般化し出しているようです。また買えました。785円の指値も買えましたね。本日は此処までですね。予定数を買っています。果たして…この株の出来は、どうなりますか…。それでは…また明日。



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