アーカイブ:2017年1月

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かたる:なかなか…難しいですね。トランプ政権が誕生したことで、パラダイムショックと言う世界の体制転換が起きている可能性は高く、この新しい動きを、どう解釈するか…。実はカタルは上京した時に、ベルリンの壁の崩壊を観て…これで自由貿易が加速され、日本は大きく潤うのではないか…と、当時は考えており、日経平均株価は10万円を目指すと思ったのです。当時の日本の製造業は強く、自由な活動が、後押しされると思っていたのです。

ところが…東西冷戦が実際に崩れ、グローバル化は促進されましたが、日本は安い人件費の中国に、加工貿易のお株を奪われ…空洞化になる始末です。この背景には資産下落の損失を埋める為に、毎年、生み出される収益が、この損失処理に充てられた背景があり、年金債務など…苦労して、帳尻を合わせて来ました。株や土地が下がり、全ての仕組みが崩壊したのです。その為に…未来の対策は、後手、後手に回り、後始末ばかりで…未来投資が、まったく出来ませんでした。これが「失われた時代」です。

実は東西冷戦の崩壊の裏側では、日米貿易摩擦からプラザ合意に発展した布石があり、EMS (electronics manufacturing service)やファブレスなどが、加速しました。象徴的な出来事が切っ掛けで、体制が変換するわけではなく、実は、徐々に体制は変換を求めており、その兆候は、象徴的な「ベルリンの壁崩壊」を観るまでもなく…その前に、至る所に在った訳です。このような失敗を思うと…今回のトランプ政権の誕生は、一つのコマなのでしょう。

おそらく…スマートコミュニティーを完成されるための道具なのでしょうね。AIを始めバイオなどの科学技術の変化は、スパコンなどを利用し、飛躍的な進化を遂げています。このように考えると、相場の流れも理解が進みます。この路線が正しいのかどうか。

カタルの現状は、実験をする為の資金確保で四苦八苦の様相です。だから新しい着想が生まれると…必ず、その株を買う訳ですが、僅かな株数で…実験も、なかなか成果に繋がりません。今回のボヤージュもそうです。

昨年末には、イーガーデンの仕組みに似ており、間もなく離陸すると…は思っていたのですが、打診買いをしただけに、留まりました。こんな株数では面白くないから、半端なので売る訳です。もう少しお金が欲しいですね。様々な実験を思うようにやってみたいものです。その内、時間の壁も、打ち破ることができるでしょう。そうすれば…資金運用の効率は、飛躍的に上がります。寿命が、先に尽きるか…、実験が成功するか…。どっちが先なのでしょう?

ゴールドマンサックスの日足推移

GSの動きが「グレートローテーション」と言う債券から株式への流れを加速するかどうかの、バロメーターと考えています。同時に米国国債金利の動向からも目が離せません。FRBは大量に供給した資金を引き揚げていません。再投資をしていますね。今年…この資金の扱いを巡り…議論が割れますね。

QE1~QE3などの量的緩和は、CDSなどの影の銀行システムを、表に出しただけなのかもしれませんね。そうすると…テーパリングの本当の意味は、難しいですね。これは重要だと思われますが、素人が多い読者向けの話しでは、ありませんね。きっとカタルの読者層が、大きく伸びないのは…原稿が面白くないのでしょう。でもカタルの読者は、みんなレベルが上ですね。医者や大学教授など…世間一般のレベルより、読者層は、知識人と呼ばれている人が、多いようです。馬鹿は馬鹿なりに、理解しようと努めますが…なかなか市場から、金を抜くほどのレベルに到達できません。

条件が、揃うかどうか…と言うのは、「時の運」ですからね。全体相場の流れにも、影響を受けるし…。未来の環境など…所詮、読めるものではありません。さて…カタルの頭の中の整理は、この辺にして…個別株の動向は、どうかな?

日経平均株価は214円安の19154円ですね。全体の乖離は、まだ高く整理が続くのでしょう。一気のグレートローテーションへの移行は消えたのでしょう。GSの動きなどを観ると…高値保ち合いは、長過ぎ…この可能性は、明らかに後ずれしています。つまり高値圏での調整が…必要だと言う事です。この意味の解説は必要かな? 三菱UFJなどの上昇は、先送りされる可能性が高いのでしょう。

逆に…スマートコミュニティー関連の小型株相場が浮上します。先日のアドバンなどを観ると、既に半導体株は、好業績の数字を株価は織り込んでおり、大きく伸びませんね。逆に大きくも崩れません。一番…株価の動きが強いセクターです。ただかなり上がりましたからね。大きな資本の会社でも…株価は2倍になりました。SUMCOは実によく上がりました。何しろ…カタルが買った時は800円ですからね。今日は1775円だよ。

まったく…チャンスは、いくらでも転がっているのに、ものに出来ないジレンマを感じる次第です。多くの人は、安値圏でのスタートを望みますが…SUMCOのケースを観ると分かりますが、ある程度、人気化してから…参加した方が、効率は良いと言う事例です。

1000円台に乗ってから、参加した方が…ずっと良かったわけです。なにも上手に買う必要はないと言う証明ですね。ところが…馬鹿は、安く買おうとクラウドワークスのように、下値圏に買いを用いている訳です。本日も…用いています。800円以下は鉄板ですが…開花するには時間は掛かるのでしょう。

結果論だけを言えば…すごいと思われる訳です。NSWにしても500円が…今は、いくらかな? 本日は100円高く1600円ですからね。既に3倍以上ですよ。

でも…ね。この間、何年か…時間を要しています。昨年のフュートレックもそうですね。最近、高値を切って来ましたが、昨年の後半は、鳴かず、飛ばず…です。ジャンプする前に…捉えたいものです。

先日、紹介したユークスが、本日は、高いですね。信用規制をされておりどうなのかな? カタルは、既に少し買っています。実は1398円から買い下がっており、更に買い増しを狙っていましたが、なかなか下がらないのです。結局、高値保ち合いでも…下がらない株は、また上がりますね。アークは、どうでしょうね。でもアークは、スマートコミュニティー関連と言うよりは、先進国への回帰だからね。利食いした株は…良く上がります。アピックヤマダは、短期間ですが…5割以上です。でもSUMCOには…及びませんね。

アレレ? やはりVテクは、大台を1から2に変えるかもしれませんね。3000円が2万円なら…大変な事ですね。後講釈ではなく、自分が如何に…下手糞かの証明です。いい加減に、ぼやくのが疲れたので…本日は、幕引きです。それでは…また明日。トホホの…嘆き節は続きます。



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