アーカイブ:2017年1月30日

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かたる:一時は、債券から株への大規模な資金移動である「グレートローテーション」が期待されましたが…果たして、どうなのでしょう。トランプ政権への不安は、相変わらず、つきません。本日の景気指標面に、イギリスのブレグジット問題が載っていますが、基本的にサプライチェーンの再構築が求められ、メーカーは大変です。特に自動車産業は、部品の数が多く、影響が広範囲に及びます。だから自動車産業の集積化には時間が掛かります。メキシコは時間を掛けて…下請けメーカーを作って来ました。タイも同じ構造です。欧州ではチェコやポーランドなど…東欧諸国の役割は大きいですね。

まぁ、イエスマンを揃えた印象の大きなトランプ政権の今後は、どうなのか? 難しい判断ですね。しかし株価は強いですね。基本構造はインフレを読んでいるのでしょう。カタルの最大の疑問である、世界中の中央銀行が、これだけお金をばら撒いたのに…何故、デフレ環境なのか?…と言う疑問ですね。カタルの仮説は金融規制の影響です。トランプ政権の誕生で、この反動が出る可能性があると思っています。まだ確信は持てないのですが…いろいろ考えると、その方が…やはり自然ですからね。特に日本です。

昨日の日経新聞のプリンストン大のクリストファー・シムズ教授の考え方は正しいですね。日本は1000兆円以上も債務を抱えており、社会保障費の増大に苦しんでいる訳です。だから全ての問題の鍵は、インフレですからね。ここしばらく…インフレは起っておらず、循環の考えからも、充分にあり得る選択肢です。地下にはマグマが溜まっているのです。

もう一つ気になるのが…日経新聞などのメディアの報道スタイルです。こいつらは、自分達が正しいと思っている様で…自分達の論理を、押し付けようと国民を教育しています。トランプ氏の誕生は、ある意味で、既成概念を打ち破る原動力になるかも知れません。

確かに…DeNAのキュレーション問題などの指摘を受けるまでもなく…ネットの世界の情報は、玉石混合ですから、自分自身が、自身の身を守らねばなりません。でも新聞やテレビだって、多くの誤報をしています。更に恣意的な解説で…世論を間違った方向に誘導する事は、良くありますからね。世間には多様な考え方があり、正解は一つではないのでしょう。日本人は、先ず、その事を、良く認識する必要性があるのでしょう。

特に「パラダイムショック」と呼ばれる大きな体制転換は、既存の考え方に縛られていると…人生を失いますね。カタルの人生を観ると分かります。株は買いだと思い…失われた時代を通じて、ずっと買いばかりです。でもこの間の政策の選択は、いつも、間違いだらけでした。だから日経平均株価は1989年に付けた38915円を、未だに抜けないのです。

その間、中国はドンドン発展し、米国だって…問題を抱えてはいますが、基本的にスマートコミュニティーへの転換を、成し遂げています。しかし日本は…どうでしょう。ソフトバンク、DeNA、楽天とプロ野球の球団は手にしましたが、未だに経団連などの組織からは阻害されています。村論理の壁は高いですね。今回の問題で…東芝などは、買収されれば良いのです。何故、M&Aが活発化しないのでしょう。ようやく、シャープがホンハイの手に落ちただけなのです。だからシャープの今後は、期待されますね。何れ…500円台の株価になると思っています。

我々は、ネットを手に入れ…グローバル環境で、何が起きているか…瞬時に知ることが出来ます。だからこそ…与えられた答えではなく、自らが考えて、結論を見つける事を、努力して…身に付けねばなりません。その材料はネット上に、いくらでも転がっています。まだ翻訳機能は、初期段階で…言葉の障壁が、完全に消えた訳ではありませんが…英語が分からなくても…スペイン語が分からなくても、ある程度のニュアンスは分かります。自分で新聞記事の裏を取ることもできるのです。

株式投資で、最も大切なことは…自分が、どう考えるか? そうして自分は、どう行動するかです。多くの人が株価を観て、心が動かされ…流されます。でも自分で本質を見抜く力を養えば…いくらでも儲けることは可能なのでしょう。

今、クラウドワークスの815円が、買えましたね。また下がったら…買えば良いのでしょう。本日は810円にも、指値が入っています。後場から…金曜日のように、また買うかもしれません。金曜日は大引けでも買っています。

時代の流れを考えていれば…儲かる銘柄など、上がる前から、既に、決まっているのでしょう。最近では…ボヤージュは短期急騰でヒットでした。カタルが、このレポートで取り上げた銘柄は…大概は、必ず、カタルは買っています。いつも事前に、皆さんにお知らせしていますが…皆さんは、どう解釈して、どう行動しているのでしょう。基本は此処にあります。

本日は大阪チタンが、高いですね。カタルは、昔、どう述べていましたか? ただカタルは変化率の観点から、継続しなかっただけですね。Vテクだって、そうですね。先日までこう述べていましたね。半導体と同じ仲間であり…半導体市況の活況が続くなら…必ず新高値を更新する筈だと…述べていました。株が、上がる前ですよ。多くのヒントがこのレポートにありますが…皆さんは利用されていますか? でも多くの人は、株価が高くなると…買いますね。まぁ、人間なので仕方ありませんが…。たくさんの有望株が存在しています。

自分の力量配分をよく考えて…無理をせずに、投資に臨まれると良いのでしょう。互いに頑張りましょうね。カタルの短期の口座は、年末にポジション訂正したため買値が低くなったので…200万から100万増やし、300万から今年はスタートしましたが、ボヤージュなどの儲けも加わり、儲けは100万を超えたようです。

昨年も200万の元手で一時400万ほどの利益になったのですが…最終的には100万の儲けでしたからね。昨年は、3つの間違いを犯しました。今年はどうなるのか…。トホホを繰り返さないように…互いに…頑張りましょうね。それでは…また明日。



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