アーカイブ:2018年3月

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かたる:昨日の上げ相場と言うか、戻り相場では…色んなことが分かります。例えば…この所、全体相場の底入れのタイミングで見ている三菱UFJは、200日線以下なのに…なかなか目先筋の売り物が吸収されません。本日の寄り値から売られており、たぶん処分玉が未だに消化される目処が立ってないようです。

昔は…頃合いを観て、大手証券の株式部で売り物をプールしたものです。そうして…その後、投信や関係先に株式を持ってもらいました。だから大手証券の営業力は強かったのですが、場に売り物を、そのまま流すようでは…器が知れています。野村の株価が安くなり万年4ケタ割れになる訳です。リーマンの買収などをするから、こんな形になったのでしょう。馬鹿経営者です。

今、小野薬品は3250円の所に売り物が6万弱あります。この売り物を消化すると…下値の「ボックス相場」からの「完全離脱」の形になります。この小野薬品は、自社株買いを実施して、売り物の増加に対応しました。(信用の買い残は減りましたね。)だから市場から支持をされ、下値ボックスから離脱が出来ます。

一方、大手金融のほとんどは…下値で公募をした玉の整理が付いていません。辛うじて三菱UFJが1000億程度の…お情けの自社株買いを実施しています。自己資本比率規制のクリアが大前提になっている為です。今、三菱UFJの720円指値が、買えました。700円割れがあるのでしょうか?

先日の金融規制緩和のレポートの意味は、規制緩和をするなら、三菱UFJクラスなら1兆円ほど…自社株買いをしても良いのでしょう。たぶん数千億円でしょうが…。もっと健全な形で、中央銀行が発行した資金を、振り替えても良いと思っています。同じことですからね。銀行は、常に監視をされている訳です。

カタルは金利が、正常な形で上昇すると思っています。新興国から先進国に資金循環が起ると考えているのです。スマートコミュニティーを推進するために、「5G投資」などは、衛星を使った簡易型投資に、資金を振り向けるべきでしょう。その方が効率的です。この辺りの発想は、一般の人には…難しいかな? ヒントだけにして置きます。

小野薬品の日足推移

あっ、切れましたね。今、小野薬品は、戻り高値3251円の関門をクリアしました。チャートを見て下さい。次は…あの臨床失敗の窓埋めです。そもそも…免疫型への理解が不足していたのでしょう。きっと遺伝子データが集まり、検証をすれば、投薬前にオプジーボが効くかどうか…分かる筈です。

もともと…株価は、下がるべきタイミングだったのです。あの臨床失敗は、単なる口実です。だからこの窓埋めは、何れすると考えていました。2016年8月5日の安値は3558円です。少し前は4000円の株価でした。小野薬品の解説は、この辺で…良いでしょうか?

きっと、僕と同じで…もう多くの人は小野薬品を利食いしたのでしょう。でも本当は長く持っていた方が、良いかも知れません。Vテクのケースもあります。そのVテクは、また大口受注だとか…。カタルは、今度は…「空売り」対象の観察銘柄なのです。何しろ…設備投資ですからね。

昨日の相場解説ですね。カタルは、昨日、「下げ幅を一日で埋める」のが、強い相場だと言いました。それを達成した「ケネディクス」は、注目されます。こんな風に考えているから…いつも下値で投げて、高値を買っている訳です。

もう公募で増えた浮動株を、自社株買いで…ほぼ吸収しました。今期は既に終えていますが、もう一発、程度…何処かで、自社株買いを実施してもおかしくないですね。唸る程…内部留保が溜まっています。銀座シックスの事例は、なにも特別なものではありません。

株もそうですが、先ずは一流が上がり、やがて動きが波及します。それは経済原理の法則です。貧乏人は「金持ち」の真似をすれば良いのです。「トリクルダウン理論」です。鄧小平は正しいのです。南巡講話で「富める者から、先ずは豊かに成れ」と共産政権とは思えない発言で、政策の舵を切りました。だから中国が栄え、世界で一番の道を歩んでいます。一帯一路の政策は優秀です。

馬鹿官僚は資料も、ろくに整理できないようです。何故、実力社会にしないのでしょう。相撲も、レスリングも…同じ「村論理」の間違った運営が表面化した事象なのでしょう。

失業率と消費者物価推移

本日は「夢テク」の1010円から買い下がっています。此処は買えました。小野薬も売りたくないし…夢テクも買いたいし…の狭間の葛藤で、1020円の買いを用いず、本日は1010円からにしました。その「馬場レポート」の話ですね。先ずは…、昨日のグラフから…です。読者の皆さんは、グラフを見て…自分で考えてみたでしょうか? 何故、「流動性の罠」が長引いたか?

現金給与総額指数と前年比率の推移

ケネディクスの上昇が、何故、昨年の春からなのか? これらグラフは、全てを語っています。 2016年の夏、カタルは、あの馬場レポートを読んで…それまで、モヤモヤした謎が解けたのです。もう一つのグラフを、本日は提供しましょう。何故、夢テクの株価が騰がるのでしょう。その背景には…何が、隠されているのでしょう? この二つのグラフを見れば…カタルが、上場時からリクルートを推奨している理由も分かると思います。

本日も盛りだくさんですね。昨日の相場の意味を、三菱UFJやケネディクスの相場から解説しています。小野薬品は、目標だった3251円をクリアしました。前からカタルは此処をクリアすると述べています。だから自社株買いの前から…小野薬品を観察銘柄にして打診買いをして、クロスを振って、株価の動きを追っていたのです。充分に…生かしたとは言えませんが…その時間をものにしています。故に、読者の今回の下げの影響は、かなり軽減されている筈です。

そりゃ…保険料を払いましたよ。100万円以上も…貧乏人だから、高値を買ったケネディクスを投げているのです。本当は買い場なのですが…貧乏人は、いつも保険料を払わないと「心の安定」が得られません。一番大切な事は…心穏やかに…相場を観察できることです。本日は水曜日です。SQは金曜日ですから、もう…たかが知れています。2番底を確認したはずです。だから買い場なのですが…無理をしないことです。

もう一日、考えて下さい。本日はグラフを、もう一つ提供しました。何故、夢テクの成長度が47%増なのか? 良いですか、数字は後から付いてきます。正しい狙いの経営方針が、一番、大切なのです。Vテクは、日本精工の子会社を買収しました。夢テクのクルンテープの買収は、アウトソーシングへのステップアップに、繋がるかどうか…。果たして…市場は、どう評価するのでしょう。

相場と言うのは…ポイントを押さえると、更に楽しめます。自分の論理が正しいか…。間違っているか? 常に株価に先行して、時代を考察するのです。その為に、カタルは様々なアイテムを提供しています。カタルが、何故、そのような相場観に至ったのか? その過程も解説しています。

カタルは年末から…株価が髙過ぎると言う「燃え尽き症候群」の話を提供し、そのようなレポートを皆さんに紹介していました。そうしてファナックの不思議な上昇を取り上げていました。

皆さんは、カタルのレポートが無料だから、真剣に読まないのでしょう。その内、カタルは卒業宣言をするかもしれませんからね。早く…相場を自分自身で観察できるようになってください。それでは…また明日。

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