アーカイブ:2018年3月11日

投資の成果は、市場の総意

いつも思うのですが…人間と言う動物は、「自分本位」に物事を見ます。先ず、自分が存在して、その周りにいろんな人間が居て、世の中が成り立っているように考えるのが一般的な思考パターンです。自己中心的な利己主義な人が一般的なのです。だから自分の思うような状態にならないと…ストレスが溜まり、イライラします。

世の中、それで生きて行けるなら、それが一番でしょうが、相反する構造が存在すれば…当然、当事者同士の関係は対立します。そうして摩擦が生まれます。

もう一つ、物事がうまく運んでいても…人間と言うのは、欲に限りはなく…更なる欲と言うか…希望と言うか、目的が生まれます。現状に満足できる人は、殆どいないと思います。

そうして…他人と比較します。

北朝鮮の米国敵視など…常套手段です。

米国はこれまで覇権主義を貫いてきました。自分たちの考え方が正しいから、それに従わせようとします。「民主主義」の布教です。でも…この考え方が正しいのかどうか…。

民主主義と言うのは「我が儘」ですね。例えば…ドイツです。EUの中で一番成功している国は、欧州が統一化され、一番、潤ったのはドイツだと思うのですが、今回の選挙ではメルケル率いるキリスト教民主同盟は、支持率を失いました。理想論である移民受け入れにより治安が悪化しているからでしょう。

昨日、テレビを見ていたら、埼玉の西川口の変貌ぶりが取り上げられていました。この地区は風俗店が多く立ち並んでいたそうですが、相次ぐ、違反店の摘発など…警察が監視を強化したために次第に街が廃れ、今では中国人街になっており、ゴミ出しなどのモラルが劣化していると言います。

安い労働力を求めると…治安は悪くなります。食えないと…なんでもアリになりますからね。だから…職を探せば、働くことが出来て…その対価により食えることは、最低限の仕組みです。最近になって、さらに労働改革と…変化しています。電通事件などが基点になり、ヤマト運輸と発展して労働闘争になってきました。今は3%賃上げを目指しています。

これは…異次元の金融緩和などの効果が生まれ…少し、社会に「ユトリ」が生まれ始めてきたのでしょう。サービス残業が当たり前だった社会にも、変化が生まれています。米国では4%が完全雇用と言いますが、日本は、やはり3%割れなのでしょう。馬場レポートの仮説は正しかったのです。カタルはそう考えています。

でもやはり今回の下げですが…、海外投資家の仕掛けに個人は立ち向かいましたが…簡単に22750の壁が破られ…三菱UFJの株価800円も簡単に割れました。カタルは、この現象を見て、日本は「流動性の罠」から抜け出しつつあるが…まだ「脆弱な基盤」なんだなぁ~と思いました。

銀座シックスの短期不動産売買での高額利益現象は、まだ一般化してないのです。しかし先日は東京ガスが不動産投資に、前向きな取り組みに変化し始めていました。ほら…同じですね。海外投資家が株を売り、日本の個人がその受け皿になった現象と同じ構図です。もう少しです。

今回…カタルは4回目になる株式教室の募集を致しました。お陰様で…多くの人からお申し込みをいただきました。ありがたい話です。倍率は5倍程度になったようです。故に、多くの人に…お断りのメールを書くことになりました。ごめんなさい。

なにぶん、カタルの講義は、実践形式なので、その辺の株式教室とは全然違います。カタル自身が真剣勝負で、投資をしている形を伝えています。大学の講義や、その辺の評論家のコメントなんか…。自分で、本当にそう思うなら、自分で買ってみれば良いのです。

そうしたら…損をすれば、何故、伝えた内容が間違ったか…。直ぐに分かります。カタルの場合は、貧乏人ですから、信用取引を利用していますから、間違えば…直ぐに追証になります。世の中、いい加減なやつばかりで…実践もしないで、よくテレビなどで講釈を垂れるものです。

今回の財務省の問題で、国税長官は辞任しましたが、何故、いきなり大臣なのでしょう。それより事務次官の責任問題が、筋のような気がします。でも…カタルは一度、選挙の禊を経ており、国民は、そんな「後ろ向きの事象」に拘り、時間を浪費するより、もっと前を向いた議論が必要だと言っているのだと思います。少なくとも…カタルは、いい加減にしろと思っています。担当者が自殺しているのです。

何故、医療費を削減させるための電子カルテの整備など…実現できないのでしょう。ネットで簡単に診療予約や問診程度なら、AIを活用しても良いですね。そうすれば…もっと効率的になります。

本当に馬鹿ぞろいです。あんな禅問答のような議論に浪費する時間があるなら、生活改善に使う時間を増やし…議論したほうが効率的です。社会医療費など、うまくやれば…半額は無理でも、相当な金額が浮くと思うのです。80歳を超えた人は、老い先は短いから治験にどんどん参加させ…先端医療の開発に役立ってもらうとか…。こんなことを言うと、また批判されるかな? こんな風に考えると…中国を批判できませんね。

一番大切なことは…やはり教育です。ここに予算を掛けるべきでしょう。カタルは試行錯誤して、今の投資理論と言うか…やり方を学んできました。大学の時からなので…もう40年くらいになります。

証券マン時代も、試行錯誤の連続です。何十億円も飛ばし…いろんな体験をしてきました。その「痛み」があるから、身につくのです。例えば…冒頭の自己中心的な考え方の話ですが、多くの人は、自分が買った株は上がると思っています。しかし株価が上がるかどうか…「市場の総意」で決まります。一時的に株価を創れても…市場参加の納得が得られなければ…株価は維持されません。

皆が、どう考えるかです。カタルは三菱UFJの株価は安いと考えています。金融規制が問題なのだろうとも思っています。非常に高い自己資本比率を求めています。この比率を維持するためには、薄利多売の考え方は通用しません。だから「みずほ」は、利ザヤの薄い住宅ローンから撤退するのです。リスクを取って…金利の高い分野に投資するのでしょう。世界基準は、昨日見たように…8%なのですよ。

あのデータを見ると…2009年は11%、2010年は11.3%、2011年は10.6%、2012年8.6%、2013年6.9%、2014年7.1%、2015年5.2%、2016年6.8%、2017年7.3%、2018年8.5%ですよ。つまり年率で8.3%なのです。これが世界のヘッジファンドの収益標準です。

物価上昇の3%程度は当たり前なのでしょう。我が国の…金融庁を始めとする財務官僚などは、このデータを見ても分かりますが、如何に…落第点の水準か、分かりますね。何かが…間違っているから、この水準まで届かないのです。だから三菱UFJは、買収されればいいのです。

カタルが住んでいる東陽町の土地は、駐車場になっており、遊んだままなのです。たぶん規制がある為に、有効活用が出来ないのでしょう。あの土地を売却して、自社株買いに充てれば…理論上は純資産価値以下ですから、有効な資金活用になります。株価は717円なのです。一株当たりの純資産価値は1194円ですからね。いきなり1.6倍になりますよ。年率5%の10年分です。5%の利ザヤも得られない融資をするより、良いですね。

カタルは、こう考えます。10年以内に、正常な経済状態が達成されると思っています。その時には、株価は純資産価格以上になりますから、今、三菱UFJを買って持っておけば…年率5%以上の投資になります。しかも…配当利回りは18円配当ですから、単純計算で2.5%もらえますから…、合わせて7%を大きく超えますから、10年で2倍以上になります。

ほぼ世界のヘッジファンド並みの投資が出来ることになります。自分の頭で考えれば…市場には、たくさんの儲かるアイテムは転がっています。カタルは連日、三菱UFJを買っているわけです。何故か…。トランプ氏はビジネスマンで、有言実行型のように見えます。減税、公共事業投資、貿易の後に控えるのは…やはり規制緩和でしょう。

そうすると…一気に、経済活動が活発になりインフレになります。新興国から先進国への流れと…スマートコミュニティーへの資金需要が満たされます。資金は、高い利回りを求めるのです。本日の日経新聞の3面に「RPA」の話が載っています。だから大手行はリストラを実施するのです。あとは、読者がどう考え…どう行動するか?の話になります。

さて…IRNETの有料会員に応募された皆さん全員に、メールを返信しました。毎回の事になりますが…今回も、多くの人に参加してもらえず、申し訳ございませんでした。なにぶん、試行錯誤の手探りの教室ですから、ご勘弁ください。まだ返信メールが届いてない人は、ご連絡をください。よろしくお願いいたします。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2018年3月
« 2月   4月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
株式投資関連の本