米国の雇用統計など…

カタルは、米国の「金融政策」は、トランプの1%は大げさですが…「利下げ」をすべきだろうと思っています。やはりパウエルFRB議長は「間違っている」…と考えています。彼は労働統計に「政策の主体」を、置き過ぎです。そもそも…前任者のイエレン女史が労働統計の専門家でした。その為に、今回のロシアへの制裁から「端を発した」…資源高からの「物価高騰」について行けず…「過ち」を犯しました。故にEUと比較して、米国は物価の沈静化が遅れました。

日本のGDPデフレーターの推移

まぁ基本は「基軸通貨」だから…世界の資金が、米国に集まり…その「資産効果」が強い面があるのでしょう。その為に…米国のGDPデフレーターは125なのです。EUは120です。でも日本は110なのですよ。 だから…実質賃金の話がプラス圏になりません。

我が国の名目賃金と実質賃金の推移

この理解をメディアは広めないと駄目です。日経新聞もNHKも現状を国民に伝えていません。何故、駄目なのか? この数字が上がらないと…「夢や希望」を語る人が…消えるのです。人間は感情の動物ですね。

既に、至る所で…米国経済の「減速」が観られます。この理由はトランプ政策の為に、大きく動けず「待機資金」が溜まっています。あとは…やはり「AI革命」は、間違いなく進行しています。此方の報道を観ると、如何に…日本が劣化しているか分かるでしょう。これは氷山の一角なのです。

カタルは、かなりの報道を「時間を掛けて」…見ています。そうでないと「レポート屋」は務まりません。だから早く…辞めたいのです。でも現状は「負け組」です。皆さんの想像を絶する努力を求められるのです。だから市場の「値動き」とニュース(社会現象)の関係が見えるのです。

この日経報道は、此方の解説通りの世界を示し…既に、中国は「次のステップ」に移行しています。勝てませんよね。「中国の体制」には…。習近平は、採算を度外視して…「進化」を追求しており、米国からの「脱却」を試みています。

とうとう…パソコンも「米国」離れです。何れ…中国のソフトが「世界を席巻する」可能性もあります。だから…米国は「焦って」います。トランプ関税は、そういう事でもあります。でも流石に「労働集約型の労働」にトランプは縛られています。これは、明らかに…間違っているのでしょう。

日本は少子高齢化で、急速に「労働者不足」に陥りますから「チャンス」が来ます。

早く…「アンドロイド・ロボット」の確立を急がねばなりません。米国の知識を導入し「ロボット産業」は、「トヨタ」(7203)と「ファナック」(6954)に「チャンス」の芽が、あります。でもこのままでは…また駄目でしょう。

今回のコメ問題を観ても分かるように…政策主導部が「大馬鹿」なのです。だから、小泉君のような若い「行動力のある」政治家に「未来」を託さねばなりません。千葉2区の小林 鷹之さんも、優秀だという前評判です。早く…早くなのです。

さて…総論は、この辺にして具体的な数字を観ましょうか…。

米国 雇用統計値の 推移

まずは米国株が上がった雇用統計値の数字です。一般の市況解説は「間違っている」可能性を考えています。その報道は、「雇用状況」が良く金利も上がり、株価も上がっていました。このような解説が「一般的」ですが、カタル自身は疑っています。

たぶん…仕掛けが「空売り筋の…踏み上げ相場」を狙っているのでしょう。だから「指数」だけが上昇し…実際の株価は、演出ですから…今の「買い需要」は、長く続きません。本当に強い相場は「個別株」が、市場をリードします。

日本の市場も一部の「コア銘柄」と「指数」の演出です。でも徐々に…市場が暖まっていることも事実です。それでもチャートは、「難しい」場面の揉み合いを「右肩上がり」の展開です。今年後半に、予定される相場に「賭けている」のでしょう。今のままでは、急速に「一時的な失速」をする…可能性が高いのです。先ずは「雇用統計」値ですが、時間を変えると分かりますが、やはり139千人の数字は「弱い水準」でしょう。

米高失業率の推移

同時に…「失業率」も徐々に…上がっています。前は3%台ですが…今は4.2%です。たぶん多くのメディアの市況解説は「更なる悲観を前提にした予想」を基準にしていたから、極端に「悪化しない」指標を観て、株式市場は「好感した」と解説をします。

平均賃金と前年比の推移

しかし…これは「指数」を操作した…演出なのでしょう。個別株で大きく高値を追っている株はありません。まぁ強いのですが…それ程でも、ないのです。加えて「賃金と変化率」を観ると分かりますが、既に前年比で4%を割れている状態が、続いています。

昨年の春ごろから…4%を割れ続けています。やはり「高い金利効果」もあるのでしょう。心配していた商業不動産は、基本的に企業の「出社要請」が主体になっており、オフィス需要を支えています。あとは「金利」でしょう。

雇用主からの離職後に失業者が提出した請求の推移

この利下げが定着すると「個別株の物色」になる…可能性も出てきます。それでは…新規の失業率の短期間のグラフを観ると。今年1月を底に急速に「失業」が増えている様子が分かります。24万人を超えるようになると…一気に、この感覚は広がるのでしょう。そもそも労働統計は「遅行指数」です。冒頭に紹介した「ウェルマート」の「AI投資」は凄いのです。

日本の「トライアルホールディングス」(141A)のような…事例ではありません。その先を行っているように感じます。今回、イトーヨーカドーが「ベインキャピタル」の傘下に入ります。カタルに近くに「木場店」が在りますから、その変化が楽しみです。

何故、「経営権」に固執するのか…カタルには分かりません。「トヨタ」(7203)も同じです。上場企業は「私物」の財産ではないのです。高い水準の「競争力」を求められるのです。だから「利益率を重視する」経営である「ROE経営」が正しいのです。無駄な投資を止めて…利益を追求して、株主に還元する「高いクオリティー」が求められます。

政策は、重要ですよ。小泉君の「コメ」だけではないのです。

菅直人が政策官僚の助言に従って…「東北大震災の責任」を「東電」(9501)と言う民間企業に「国家責任」を転嫁しました。そもそも「津波」なんか…事前に予期してその対策をして置けという方がおかしいのです。

ところが、それを管理して監査する立場の「原子力規制委員会」は、何も処分の対象にならず…「東電」だけが「矢面」に立ちます。被害者の、無念はよく分かりますが、メディアに踊らされた行動でしょう。その一審の判決が、「高裁」では…変わっています。

カタルは、もともとは「国家責任」の立場です。そうすれば…電力料金の高止まりも「軽減され」全ての産業に被害が及びません。「大阪チタン」(5726)の相場も、もっと強い筈です。「データーセンター」需要が、此処から盛んになりますが、このコスト負担は「電力料金」ですよ。如何に…国策が間違っているか…分かるでしょう。

そもそも「東電」の責任なら…「関西電力」(9503)を始めとする…他の電力会社には、責任はない筈ですから…「奉加帳」的な、負担金もない筈です。如何にも、この処理は日本的でしょう。ここでも「村社会」論理です。みんなで助け合う精神の「和を以て貴しとなす」と言う観念が、未来の「成長」を阻害しています。

株の世界でも同じです。何度…説明をしても「馬鹿」には分かりません。自分の「固定観念」が強過ぎます。全ての世の中は、自分が「中心に回っている」と思っているのでしょう。だから、自分が「買った株価」が、基準になって、ヤフーの掲示板なので文句を垂れます。

自分の買値なんか…どの基準で、選択したのですか? 自分が株を買う時に、明確に…その根拠を説明できない「株価水準」で、行動をするから…時間経過によって、自分の馬鹿さ加減が、明らかになって、なんだ、かんだ…文句を垂れます。まぁ「カタル自身」も、同じようなものです。

「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168) の日足

でもカタルは、それでも…今回の失敗で「営業キャッシュフロー」や「EBITDA」から「売上高営業率」(収益性)の大切さや、「売り上げの伸び率」(成長性)の重要性を学びました。だから「ライズ・コンサルティング・グループ」(9168)などの「DX関連」のヒット株を出せたとも言えます。一度、方策を覚えるなら、あとは応用です。経験値を積めば、ドンドン…時間軸の進化も早まるでしょう。AIの学習効果と同じですね。

いくら馬鹿なカタルでも、全く…大馬鹿ではありません。多少はまともな部分もあるのでしょう。時間軸さえ、克服できるなら「無限のお金」の誕生です。儲けて…社会貢献に使えば良いのでしょう。自分で使うお金なんか…たかが知れています。

お金って、自分で、頑張って「使ってみる」と分かります。たぶん…「ZOZO」(3092)の前澤さんの心中は「虚しい」…と思いますよ。でも彼は流石ですね。あの「利益率」の会社を良く…残せました。せめて…田中君は、その半分程度で良いから、頑張って達成して欲しいものです。

このPSRの基準は、「今の所」の学習効果では…売上高営業利益率の10%が基準でしょう。その達成なら、間違いなく「PSR」は、1倍以上の価値になります。

あとは「成長力」の話によります。…「ジェイドG」の成長力の水準は、問題ありません。この28.6%と言う数字は、かなり高い水準なのです。M&Aの効果ですが…流石、経営コンサルの出身です。DXを上手く利用すると…効率化経営になります。

「ZOZO」(3092)の 業績

この利益率が15%なら、たぶん…PSRは「2倍」でしょう。そうして20%なら「3倍」水準になり…25%なら「4倍」です。そうして「ZOZO」並みの30%なら…「5倍」以上でしょう。実際のZOZOの売り上げ数字は2131億円ですが、時価総額は1兆3808億円です。まぁ、今期の売り上げ予想は2336億円です。だから…1兆1680億円程度まで容認されるのでしょう。

しかし…ZOZOは大きくなったから、流石に「成長力」は劣ります。だから将来性なら「ジェイドG」の方が、遥かに…高いのです。カタルは現状でもPSRは「1倍」で…場合によるなら1.5倍~2倍でも、良いんじゃ…ないかと考えている訳です。

「ジェイドG」(3558)のキャッシュフロー推移

実際に「マガシーク」などに投資をしても、借金返済をして、尚、現金が18億から29億に増えており、営業CFは8億14百万円~29億38百万円と…言う高い水準です。今期の「フリーキャッシュフロー」は、なんと…42億円もあるのです。如何に…日本市場の株価を、ちゃんと解説できる…奴が、市場に居ないか…分かります。

野村證券? 日本生命? みんな馬鹿が上に居ます。だから「末端の人間」は困ります。カタルは、既に35年も…「冷や飯」を食っています。いい加減に…「卒業式」を迎えたいものです。こんなところで…今日の「愚痴レポート」は、お終いです。また…明日。

これから…会員レポートを書きますから、会員の方は、明日にでも…お読みください。



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