アーカイブ:2018年8月17日

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かたる:38915円の奪回に向け…欠かせないアイテムは主力日本企業の株価上昇です。先ずは内需の代表的な金融株である三菱UFJなど…そうして出遅れている村論理企業の日立などの株価です。しかし東京電力は論外です。そうして改革が実現した国際優良企業の株価の一段高、ソニーは嘗ての1万円台の株価復帰などが視野に入れないとなりません。オリンピックに採用された顔認証システムのNECの技術は世界一だと言われていますが…本当かどうか。本当なら、NECの社員は営業力がないですね。

何故カタルが、業績内容を改善した古河電工の小林さんに軍配を挙げているか? それは…この辺りの株価が崩れると38915円奪回のシナリオも、当面は消えるからです。だってROE経営への切り換えで企業業績を改善してきたので、この株価が示現されています。村論理から効率経営に舵を切ったからでしょう。効率経営は村社会の無駄を省くことになります。だから「拘り」があるのかもしれません。会社説明会の資料など観なければよかったのです。最初は軽い気持ちでした。

カタルの基本構想は、既に実質時代から名目時代に移行しているというものです。故に、どの企業も一時的な落ち込みはあるものの…経営者が余程のアホでない限り、どの企業の株価も上昇するというものです。だから古河電工のような未来に向けた取り組みが評価されないのは、おかしいと感じています。日経新聞を読む限り、前向きな設備投資です。PER評価が大きく下がるは思えません。逆にチャンスに思えます。アナリストは村論理派の本当の実力がない馬鹿でしょう。

あらら…ケネディクスは678円割れ、目先の高値ボックスの下限を割れました。動きが鈍いので、もう一度フルイを入れるのかどうか…。ただカタルは宮島さんが積極経営に転じ、利益も上げ始めていますから、投資する種族が変化すると思っています。やはり実績を示さないと…新たな投資家は増えません。その内、支持者も増えるでしょう。

一連の自社株買い、此処での増額修正。東京は国際金融都市つくり…品川の容積率の緩和から、移民を容認する政策姿勢など…オリンピック後の未来は確約されています。だからバブル期並みのPER100倍以上は無理でしょうが…PER30倍以上の評価は、何れ…認知されると考えています。目先は駄目だとしても…此処まで待っていますから、市場評価が変わることを期待しています。

まぁ、言い訳をしても始まりませんから…古河電工もケネディクスの話も止めましょう。実は先ほど、長期投資の分で期日が近いので685円で3000株を、また買っちゃったのです。馬鹿は、なんとやら…トホホのカタル君です。

三菱UFJとユニクロの比較チャート

状況を見る限り…個人投資家は、かなりやられている印象です。日銀のETF買いがなければ、日経平均株価もかなり安いのでしょう。ファストリなどの値嵩株が指数を押し上げているのでしょう。三菱UFJの株価と比較すると良く分かります。その比較チャートと日経平均株価の週間と日々のRSI指数の変化を載せておきます。

日経平均株価採用のRSIの平均値推移

僕らのイメージは、ジャスダック指数か、三菱UFJの株価の感覚です。このRSIの週足は、僕らの感覚そのものです。一部はカタルのように古河電工の高値を買って、嘆いている人も居るのでしょう。

一般的な解説は省きます。中国が対話に方向転換とか…。これは北戴河会議の影響なのでしょう。この会議は中国の高官らが集まって政策を検証する討議の場だと言われています。習主席は精華大学の出身で、最近は親しい関係にあると言われている…この学閥派の人達が叩かれています。間接的に叩かれています。対米対策が間違っているという批判です。その意味で上海総合株価指数の動向は注目されます。

市場経済は株価が命なのです。基本的に政策が正しければ…企業業績は向上し、賃金は上がり続けます。日本はプラザ合意(1985)以降…偽物主導者が席巻して、失われた30年と言う時間を無駄にしました。メディアも反省すべきです。太平洋戦争に突入したようなものです。

森友・加計問題の叩き方など観ると…如何に清貧思想の実質経済派閥の村論理派が、勢力を握っているか分かります。インターネットと言うメディアの存在が一般化して本当の真実が暴露され、情報のコントロールが難しくなっています。電通事件からヤマト運輸、一連の企業の不祥事など…みんな情報公開の本物志向が、ようやく始まっています。無名でも本物なら評価される時代なのです。テレビの作られた評論家の価値は下がる一方です。

村論理派の敗北は当たり前です。これまでは情報をコントロールする事で生き延びてきたのです。でも時代は本物志向です。だから下剋上は続きます。この事に早く気づき、行動し始めたものが勝利を収めます。

カタルは食えない歩合生活で、インターネットに活路を求め、一時は年収が1億を超えました。しかし…やはり村論理派の逆襲に遭い敗北を喫しています。ITバブルからの時間も、もう直ぐ20年になります。「流動性の罠」が深い理由はこの意識変化がなかなか進まない為です。

カタルは述べています。物価が上がり、社会保障は制限されますから、現役世代への資金配分が増えます。年金生活者の惨めな老後を送らない為には…今の金額で、夫婦なら4億程度の資金が必要なのかもしれません。高級老人ホームは整備途上で、一時金から、月額1人50万円ほどの資金が必要のようです。非常に高過ぎると思っています。

そう言えば…大物仕手筋だった「よっちゃん」から珍しく電話があり、チャームケア(6062)と言う株を、昔の顧客が5000株を買って3000株を売って投下資本を回収して…残りのただ2000株を持っていたら、いつの間にか16000株に増えたというのです。

その株が此処に来て急騰しているから、調べてくれと言われました。この期間にそんな株があるのかな?

しかも介護ですよ。成長するのは分かっていても伸び率は限られるはずです。それが成長株のような値動きをしたのかな? 半信半疑で調べると本当でした。よっちゃんの言うように…2000株が16000株になっており、株価も大きく上がっています。こんな株もあるのですね。ビックリしました。

読者の皆さんも、そんな思いが出来ると良いですね。カタルも頑張らないとなりません。でもこの時間の我慢が通常の人はききません。一般人は持っている株が上がると、必ず売ります。買い乗せに動く人は、まず居ません。しかし成長株は買い乗せに分があります。

もう直ぐ、高校野球も、もっとも面白いベスト8が決まると言います。そろそろ準備が開始されるはずです。しかし…まだ皆さんが期待するほど株価は上昇しません。まだまだ株は上がりそうで上がらない、下がりそうで下がらない展開でしょうが…素質あるものの株価は、そろそろ下落から、強くなる時期でしょう。準備に時間がかかります。

小野薬品の日足推移

その意味で小野薬品の値動きは参考になるかもしれません。その株価も掲げておきましょう。臨床の失敗と言うか…評価低減で、折角、株価を回復したのに大きく売られました。カタルはまた買っていました。もう売ったのですが…。この時間感覚を身につけないと…駄目なのでしょう。

掲げたのは日足ですが週足もみて下さい。一度、相場が終わり、調整期間の意味を知るべきでしょう。古河電工のチャートも重ね合わせると面白いかも知れません。高値から1年と5カ月程度かな? 古河電工はまもなく1年になります。10月ですね。やはり相場は、来年か…。カタルは3Qの時期にはハッキリすると述べています。やはり早かったのですね。失敗でした。でもこの小野薬品のチャートを活かし、古河電工の参考にしようと思いました。

どっちにしても下値期間は、あと2か月ほどでしょう。その後は面白い相場になります。東芝なども候補銘柄です。この下げでも300円を割れませんでした。カタルの此処での最安値の買いは320円です。全体相場は本日は高いですが…追証の人は、こんな時に建玉を外してポジションを軽くしましょう。

そうだ…忘れていました。ウエルマートの株価が10%近くも上昇しました。この意味は構造改革もあるのでしょうが、米国消費が好調だという証でしょう。一般的に高額所得者ではなく、中から低位の消費者は賃金が増えると…直ぐに消費を増やします。日本もようやくその段階に来ています。この業績内容は10年ぶりとか…。

カタルの進化論を支える現象です。昨日の銅の市況など…は進化論を否定する現象。やはり混沌としています。難しい相場なのです。素人が、簡単に儲かる昨年の相場とは違います。故にカタルは、早い時期に「債券のフラット化」を取り上げました。やはりカタルの能力を超えた相場です。試行錯誤のカタルの実験は続きます。それでは…また明日。



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