アーカイブ:2019年4月12日

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かたる:日本人の性格からして大型連休を控え、どうしても慎重な姿勢になります。一方、外人投資家は消費税が気になり大型減税の話はあまり浸透していませんから、依然、警戒感が強いのでしょう。ただ中国経済は確実にステージアップしており、今回の景気対策で、より一層スマートコミュニティー化が実現します。此方は一気に本格的な景気上昇波動に入りとなり、上海総合株価指数は長年取れなかった最高値5178を目指す期待感もあります。

まぁ…この発想は、今の所は誰も期待していませんが…カタルはそう考えています。基本的に共産党の一党支配は、目標意識が高く、既に新時代適応力が世界で一番優れているように見えるのです。

日本のメディアは批判的ですが…カタルはそう考えています。ファーウェイの実力は本物に見えます。価格競争力で2割程度、世界基準を上回る水準をイメージしています。やはりこれを支援する国家力はすごいのです。でも内陸部などとの格差は大きく、この人民の不満を押さえられるかどうか…。しかし最近式のカメラによるAIを絡めた監視技術はすごく進化しています。ある意味で未来社会は、節度ある監視社会ですからね。

あらら…ホンマかいな? やはり…来ましたね。ユビキタスの循環論の話です。カタルは850円割れが反発地点として捉えていましたが…何故か、本日はストップ高しています。オンコリンスより、此方の方が、同じ博打でも…相場の季節感はピッタリします。

ユビキタス(3858)の週足推移

IoT時代の本番を迎え、WiFiモジュールやQBなどの技術が開花時期を迎え…しかも村田製作が絡みます。場合によれば…(仕掛け人に恵まれる)新高値水準を目指す可能性もあります。

どうしてか? それは相場の「空白期間」なのです。今は逆業績から金融相場に向かう場面で、この半年程度の時間が空白になるのです。読みが非常に難しいのです。進化論を唱えるのは早過ぎるようにも感じるし…かと言ってディフェンシブなバイオ関連は相場の季節感が合いません。ソニーや東芝と言った大型クラスをやる力もないでしょう。だからゲリラ戦が続く環境の可能性があります。

カタルがこの時期の有料会員向けレポートで、大幅赤字からの黒字転換に期待したのは…早いかも知れないが、確実にその相場が時間の問題でやって来ると考えていたためです。ある意味で、昨年、春の段階で打ち出した進化論に似ています。

不発に終わったかに見えるフリューの選択も、下がらないだろうと思ったことと、誰かが仕掛ければ…一発高も期待できるからです。幕間つなぎの意味があります。ユビキタスが育つなら…サイバーダインも期待できます。この銘柄は明らかに割高に見えますが…この株価位置なら、次世代への夢だけで仕手化するチャンスがあります。所詮、本物になり得ないとは思いますが…ユビキタスに似た面を持っているからです。

この逆業績相場から金融相場の狭間の期間は、半年から1年程、この期間は今回の安川電機や古河電工、SUMCOの業績の読みが見える期間までの幕間つなぎです。所詮、今の時期に本格的な相場を望む方が無理な相談でしょう。半導体の在庫問題も判断が難しく…観察時間が必要です。だから今は仕手系株のゲリラ戦が主流なのでしょう。

値段が入りましたね。ユビキタスはストップ高から…今は950円の102円高です。じゃ、成り行きで100株だけの博打です。ハイ、963円で100株のお買い上げです。果たしてこの丁半博打は、通用するか? 仮に大引けでもストップ高買い気配になるようなら、もう一度、サイバーダインを少し買い増ししてみましょう。同じ循環論の話の実験になります。

今の相場環境は、証券マンにとって難しい選択を迫られます。手数料を上げなくてはノルマが達成できません。しかし…かと言って、正確な時間が読めません。どれも「帯と襷の関係」に見えるのです。だから絶対化を求めても無駄です。誰も先行きが分からないのです。仕方なく、「賭け」に出るしかありません。手数料に追われる証券マンは目先をやるしかないのです。

オンコリンスはリスキーです。まぁ、ユビキタスも同じなのですが、一発高で、一気に新高値ですからね。この4ケタ以下なら…そんなに危険とは言えません。過去、この水準で自社株買いをした株価位置です。あらら…下げています。今は920円台に入りました。それでは…もう100株だけ成り行きで…ハイ、932円で100株のお買い上げです。出来高が100万株を超えてきました。今は870-998-858-932=1017千株

まぁ、こんな博打はどうでも良いのですが…要するに、考え方の問題として自分の仮想相場(頭の中の相場観)と一致する現象の時は、その動きに乗ると言う事です。

今の焦点はSUMCOです。この株の…今のたるみ現象は信用買い残の為でしょう。どうしてもこの水準で、しばらく保ち合った方が将来は綺麗です。まだ一気に高値を取る段階ではないでしょう。古河電工はもう少し戻っても良い様にも感じます。この進化論銘柄の出来次第なのです。大型連休を控え…昨年の期日整理が進行しています。だから人気のない株は、どうしても株価がダラダラ下がる傾向になっています。ケネディクスなどを観ると分かります。

更に…ユビキタスは下げていますから、今度は事前に900円で、もう100株の買いを入れますね。買えるかどうか…。切り返すとすれば…この辺りが限界点でしょう。一瞬、900円割れを見せて…反発すれば、非常に上手い仕掛け筋になります。そうすると…この仕掛け筋の信頼性が増します。

所詮、こんな博打株は仕掛け筋の力量問題です。良いから買う訳では無ないのです。説明は難しいのですが、今の相場環境と銘柄の選択をどう考えるか?…の問題です。この辺りで手を入れるのが…プロの投資家になります。

先ほどのストップ高は「兆し」と言うか…。やれるかどうかの「試し買い」のようなものです。本日、大引けで、ストップ高を出来るなら、一発高の人気株相場になる可能性が高まります。相場が、そのようなスター株を求めているからです。

この戦略は、年初にストップ高したところから、始めているのが普通です。昨年のクリスマスショックの村田製作の買い値を下回った所で、今回の戦略が浮かぶわけです。もし本日やるなら、壮大な相場になるかもしれません。今900円を割れました。この辺りで反発しないと駄目ですね。 仕掛け人の力量不足です。今の株価は870-998-858-885=1411千株です。所詮、他人の褌(ふんどし)です。

全体相場が上がって来ました。 今の日経平均株価は21812円の100円高ですね。これじゃ…ユビキタスの環境に相応しくないかな? 全体が高くなるなら…仕手系株より、まとも株になります。ファストリが高いのですね。

本日のレポートは、相場環境により銘柄の選択が変わる実践レポートです。皆さんに分かってもらいたいのは、仕掛け筋自身も先が読めない事。環境により相場が変わることを知って欲しいのです。もう一つは、仕掛ける場合、時間をかけて銘柄を仕込むわけです。でも安値を買うのは難しい。未来の見込み通り、企業の業績が上手く動くかどうか…。

通常、株価が安値の時は先行きが見えません、だから打診買いをして、本当の下値を探ることになります。時間をかけながら相場に取り組みます。あらら…行って来いの相場になっています。今のユビキタスは868円です。最高値の買いが963円だから、仕方ないから863円でももう100株を入れて置きます。これじゃ…この仕掛け筋の力量はたいしたことがないのかも知れません。ここまで下げるようでは…相場の確率が大きく劣化します。玉を集める力がないのかも知れません。

本日は、相場環境の実践の考え方を、生で伝えました。それでは本日はこの辺で終了です。また明日。



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