アーカイブ:2023年5月

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日経新聞には「外人投資家の買い」が増えていると載っています。そうして、確かに…日経平均株価は高値を追っており、本年で一番高い水準なのです。

日経平均株価の日足推移

しかし…僕らの感覚は、何故か…「負け続けている」印象です。

大阪チタン(5726)の日足推移

まぁ「ロコンド」(3558)は高値になってからも、「新たな事象を受けて」…強気になってからも、株価は伸びずに下がっており、その挙句に、力を入れたチタン株まで下げています。「東邦チタン」(5727)は、過去の在庫問題からの収益増だったから…それが「剥落する今期は」減益に転じると言う会社側の解説は、保守的で、既成事実の3割の製品「値上げの相場」(3905円)を打ち消しました。

この事を「物語る資料」を提示しましょう。此方です。

今年のTICK回数上位30位の合計推移

このTICK回数と言うのは、株価が動いている様子を表しています。上位30銘柄の合計値の経過です。この資料を観ると…僕らの感覚は「3月の上旬」が、一番、良かったのです。あの年末からの銀行株の爆上げ相場が壊れる寸前の相場です。

「三菱UFJ」(8306) の日足推移

「三菱UFJ」(8306)の株価を観ると分かります。CTA(Commodity Trading Advisor)の「大規模仕掛け」から本格的な上昇相場が上手く続かなかったので、一旦は「仕掛け筋」が撤退をしたのです。日銀との金融政策の絡みの思惑です。でもこの三菱UFJはチャートを観ると分かりますが…「高い乖離調整」が順調に進んでいることが分かります。たぶん…年末には、新たな動きが出来るのでしょう。必ず4桁奪回から一株の純資産価格(1376円)の回復です。

昨日は「三菱商事」(8058)が3000億円の自社株買いを発表していました。今年から…来年にかけてですが、あの「日本郵船」(9101)も「2000億円の自社株買い」を表明しています。

カタルは思うのです。日本は、やはり三菱グループが「国の根幹」を担っていると考えています。この三菱グループの本来の姿勢は「ケチ」で、自分勝手なグループです。住友の白水会は、強い組織と言われていますが、三菱金曜会が、今もあるのかどうか分かりませんが…基本的に「三菱」が動けば…日本は「変わる」と思っています。それ程、国の根幹が、ようやく…「変わるんだなぁ~」と思っているのです。やはりグローバル論理には、日本も従わざるえません。

昨日は「セブン&アイ」(3382)の井坂さんが、WBSに登場していましたが、「ものを言う株主」の通りだろう…と考えています。彼は結局、時間をかけても…株主を満足させる成果を出してないのです。西武百貨店の案件一つ、上手く纏められずに、時間闘争をする辺り…上場企業の「社長の器」の人間では、ないと思っています。やはり現実は、もっと厳しいのでしょう。彼は「村社会の人間」のようなイメージを持ちました。

何故か…ゴーンを追い落とした「日産自動車」(7201)の西川元社長を連想しました。村社会のいやらしい「匂い」を感じる人です。もっと合理的に理路整然と答えられないようではリーダーとは言えないでしょう。

上場企業の経営者の器と言うのは、仕事が出来るのは当たり前です。問題はそのスピードです。このスピードが早くないと駄目なのです。テスラのイーロンマスクがテスラの完全自動運転ソフトウェア(FSD)ベータ版11.4.1アップデートの興奮を語っていました。このテスラも中国のBYDの「後塵を拝している」のです。

このスピード感がなければ…世界競争に勝てません。本当に、日本の経営者は「クズばかり」の印象を抱いています。その中で、ロコンドの田中君は、改めて評価されます。本日の株価は安いですが…カタルは3000株ほど買いました。1625円から1595円も買えました。その為「大阪チタン」(5726)を500株だけ…昨日、買ったものを売っても…ロコンド株を買ったのです。一応、決算に備え…買えるように準備を整えています。高く株を買っても良いのです。

カタルはいつも、自分の考えより…現在、相場が付けている「時価を優先」します。なるべく…自分の買値を相場に合わせようと心がけています。ここが、たぶん…皆さんと違う所でしょう。

読者の皆さんは、みんな「自己中心」的です。みんなそうなのですが…。自分の買値が基準になっています。しかしカタルは、株が高くなっても、安くなっても…時価を中心に、自分の持ち株の「買値を合わせよう」とします。常にそうです。株価が下がるように見えても株を買うし、株価が上がるように見えても…利食いを優先します。

5/9の5%以上の株価上昇率リスト(低PER組)

まだ希望を抱く程…相場の環境は良くないですよ。市場要因の話です。その理由の一つが、割安株の物色です。此方が、昨日の値上がり上位の割安株のリストです。

そもそも「日本製鉄」(5401)もそうですが、「金利裁定」の銘柄を掲げるほど…相場が弱いのです。かなり改善はしています。しかし、まだ多くの株は「金利裁定」機能が働かなくなるほど…株価が上昇していません。

3%台の配当利回りの株がゴロゴロしています。PBR1倍を割れているのが、当然だと言う「厚顔無恥」な経営者ばかりです。呆れる感覚です。TOBの危機にさらされるわけです。経営資源を上手く活用していません。だからROE経営なのです。日経新聞が悪いと思っています。もっと紙面で、その事を連日、書くべきです。日本の経営者の教育が足りません。

カタルは株主に報いるのは、当然だろうと思っています。

ハッキリ言って三菱商事も3000億円などと言わずに、1兆円の利益の全部を自社株買いに回すべきでしょう。だってこれだけの爆利益でもPBRは1倍を割れています。本日は株価が高く5332円ですが、一株あたりの純資産価値は5465円です。やはり甘えています。

今の基準は「総還元性向」で30%と言う感覚です。成長が見込めない企業は100%還元をして後進の若手に、資金を回るべきでしょう。それに引き換え…ロコンドの田中君は、なかなか…です。改めて見直しています。これだけの成長を成し遂げても5億円もの自社株買いを実施するのです。それに引き換え…3000億円と言えば、聴こえは良いですが…基本は田名君の感覚の方が、グローバル感覚です。

今の市場には、それを評価する市場参加者もあまり居ません。困った問題ですよ。

東京機械のような「後出しじゃんけん」の容認を求める…不正をする輩ばかりの人間が経営者です。だから会社の「不祥事」が横行するのでしょう。キーエンスのような瀧崎武光さんのような経営者が本物なのです。だから純資産は9879円しかありませんが、株価は64240円です。約純資産価格の6倍です。

PBRが1倍以下の評価しか受けてないから「ものを言う株主」に狙われるのです。キーエンスの滝崎さんに「ものを言う株主」など居ませんね。本当に情けない…34年間の空白を作った政策指導部です。ロコンドの株価が、なかなか…市場から評価されずPER20倍も達成できないのは、異常な光景に見えます。

まぁバブル期は内容に拘わらず、1000円以下の株価が消える相場でした。あの相場も異常ですが…きっと、今のカタルの知識なら役員コースが決まっていた課長職を捨ててまで…上京はしなかったでしょう。あの当時のカタルは証券マン10年生ですが、経済知識は悲しいほど貧弱でした。まぁ…苦労しましたからね。

和光証券の常務が、歩合になる前に「基盤が出来るまで、正社員で雇うから社員になりなさい」との…甘言を断って苦難の道を歩んだ馬鹿です。通常はあり得ません。今なら、その価値観は分かりますが…余程の馬鹿です。

苦節34年から、そろそろ…解放されたいのです。カタル自身の寿命がなくなります。38915円の奪回は、どんなタイミングで訪れるのでしょう。「もう直ぐ」だろうと思っていますが、なかなか現実は厳しいね。そろそろ…締めようと思いましたが、まだスペースはありますね。昨日はボーイング社(BA)が大量受注の話で200ドル台を回復しました。消化しきれない受注を抱え生産台数を増やしています。此方の報道です。

チタン株の目先の需給バランスはよく分かりませんが、外部環境はドンドン好転して行きます。だから東邦チタンも増産体制になっています。なにも大阪チタンだけではありません。それを山尾社長は、情けない器です。カタルが、もし…もです。仮に原材料打だけで、(電気料金も値上げですからね。)利益率が圧縮されても…丁寧な解説をします。

やはり山尾と言う社長は、株主を馬鹿にしているように思います。もともと…電力料金に関係ないサウジと、共同のスポンジチタンの会社もあるのです。たぶんサウジだから…「エアバスへの供給」だろうと思っていますが…そこからの配当金も膨らむはずです。やはり不可解なのです。カタルは、このような市場環境を重視して…株を選択する「時代投資」を勧めています。市場の整合性の話です。

ボーイング社(BA)の週足推移

だからボーイングの株価は、今、高い乖離状態にありますから…時間調整が必要です。その為に、ここでは週足を提示しておきます。このイメージ通りに大阪チタンの株価も連動する可能性もあります。

おぉ…「BASE」(4477)が来ています。オオカミ少年のカタルです。必ず、500円の奪回相場が年内に起こるでしょう。でもタイミングがこの時かどうか…分かりません。この時間軸の壁は厚いですね。高くそびえます。それでは…また明日。



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