アーカイブ:2023年5月30日

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昨日は驚きました。「ソフトバンク」(9984)の急騰です。昨日、レポートで取り上げたら、すぐに…後場から人気になって、「エヌビディア」との材料が出現しました。この株高現象が続くかどうか…個人投資家の「マインドを観る」上での参考になります。そうして相場の流れの「時間の把握」です。

「ソフトバンク」(9984) の日足推移

もともと…ソフトバンクとエヌビディアは、上場を控えている「アーム」の買収で提携まで発展して、その対価としてエヌビディアの株式を貰う予定でしたが…英国や中国などの問題があり見送られました。AIと言えば…ソフトバンクが代表とされますから、S&Pの格付けの引き下げが「切っ掛け」になる可能性は存在します。果たして、相場が続くかどうか…。株価位置が安いので「買う価値」(冒険)はあります。

さらにソフトバンクは、次の米国の利下げ局面では、どちらにしても「新興株」は上がる順番です。約2年半の休養です。博打を張るにしても、この株価水準なら、時間軸も値幅リスクも低く…「博打のチャンス」の可能性は、高いのでしょう。このような「株価位置」が需要なのです。

「エーザイ」(4523)は高株価の為、なかなか…個人の人気が得られません。一度、前の相場でケチがついたので…人気になり辛いようです。でも明らかに「仕掛け人」がアルツハイマー治療薬「レカネマブ」のスケジュールに合わせて相場を構築しており…年内、更に実際に業績が寄与する3年後程度まで、この相場を楽しめます。通常は、この場面が一番「美味しい相場」になるのが…経験則から言えます。

そうして「大阪チタン」(5726)に、やはり「増産観測」が出ていました。鉄鋼新聞かな? この報道と日経の生産設備の補助金報道は繋がりがあり、更なる増産体制が構築されるのでしょう。ただタイミングを観ているようです。

1年以上、新規の設備投資は時間が必要になります。この夏の状況が課題になります。業績は問題ありませんが、何か…「インパクトが足りない」から、ここで揉み合いになっていると思っています。しかし野村以外にも、続々と…「新規参加者」が介入しているようです。この動きが大切なのです。

商社株が上がったのは日銀のETF需要で「浮動株式」が吸い上げられたところに、新たにバフェットが参加して、資源高から好業績に見せられ…株価が上昇してきました。日銀のETF買いは、銘柄により20%程度まで浮動株が吸い上がっています。

だから…そこに「追い風」が吹くと「アドバンテスト」(6857)のような相場に発展をします。「仕掛け筋」は、玉を吸い上げるのです。株と言うのは、ある程度、この下準備が出来た所に…材料などの「追い風」が吹くと、一気に…人気になります。エーザイは、かなりの玉を吸い上げていたところに、海外勢のETFの買いが入ったので、綺麗に相場が立ち上がって来ました。でも大阪チタンは日経225ではありませんから、この「追い風」がないのです。

ソフトバンクGは、日経採用なので…自社株買いで玉が吸い上げっているところに…材料の出現ですが、同時にS&Pが主張するように財務問題を抱えています。

だから…この「強気」と「弱気」が「ぶつかり合う」仕手化しやすい環境ですから、今の相場の状況を観察する格好の「試験材料」です。それでは…有言実行のカタル君も100株だけなら許されるでしょうから「率先垂範」です。ハイ、今、株価が下げて来た5407円で100株だけ、お買い上げです。果たしてどうでしょう。この株で儲かるようなら…この路線の考え方が、「正しい」と言う訳です。

市場には、様々な「潮流」が存在します。

大型金融株の相場、割安株投資の相場、年末から年初にかけ、多くの割安株が乱舞しました。カタルは「ナ・デックス」(7435)を採用しましたが、直ぐに卒業しています。割安には、割安になる理由があります。要するに、あまり魅力がないから、放置されていたのです。しかし人気になっても「ispace」(9348)のような「中身のない株」を取り上げるのは、どうかと思います。まだ「QDレーザ」(6613)の方がマシです。

でも…人間と言うのは、面白いもので駄目だと分かっていても「値動き」に魅せられ…心が躍ります。

過去、誠備の加藤さんは、価値が全くない「宮地鉄工」(現在は宮地エンジニア=3431)などを、馬鹿みたいな株価まで買い上げて、「乗っ取り」ましたが、結局は失敗です。佐々木ベジさんは、冴えない割安株の「谷藤機械」を乗っ取り、今は「フリージア」(6343)に社名を変更しました。しかし経営者は変わっても…何も、内容は変わりません。ゾンビ、すれすれの営業を続けています。

世の中は、色んな経営者が居り…面白いですね。

その点、「ロコンド」(3558)の田中君は、なかなかです。4月14日に掲載された「株主への手紙」は今のロコンドの解説が丁寧になされており、彼が、どのような取り組みで経営をしているか分かります。もう一度、しっかり読むと良いですね。本日は1543円で増額修正後の安値圏の株価位置ですから、いいタイミングでしょう。カタルは信用で買ったものを現物に変えて…長く持ってみようかな?…と思い直しています。出来ることなら、50万株ほど…買いたいものです。彼と共に、「夢を育む」なら、面白いかな?

「企業は人なり」経営者の資質が、株価に現れます。

日本には亡くなられた大勢の先人が頑張りました。トヨタ自動車の豊田喜一郎さん、パナソニックの松下幸之助さん、ホンダの本田宗一郎さん、ソニーの井深大(まさる)さんと盛田昭夫さんもそうですね。 近年では…亡くなられた京セラの稲盛和夫さんなどは有名です。現役のキーエンスの滝崎武光さんに、ニデックの永守さんもそうでしょう。そうしてファストリの柳井さんに、ソフトバンクの孫さんと数々の経営者が一流域で、「しのぎ」を削っているのが市場経済です。その株価レースを観ているようなものです。

自分が、誰と「夢を共有する」か?

それが株式投資でもあります。カタルは本物の運用者になる為に異質な道を歩んでいます。証券のセールスから、歩合生活になり、今は株のレポート屋稼業のようなものです。でも本当に力があるなら、小手川君に勝てると思って、歩合生活の限度が見えたので会社を辞めました。

伝票を書き続け、電話をかけ続けて、一日中、頑張っても手数料収入には限度があります。自分でやってみると分かります。人間には物理的な壁があります。電話をして伝票を書いて入力する作業の上限に行っても税務署様の登場です。

汚いね。後出しジャンケンです。「情報」が、どんなものか…理解しない奴に、その価値をいくら説いても…無駄な事です。彼らには、彼らの価値観があり、それが絶対基準です。

所得税は兎も角、後で来る住民税の負担も大変です。毎月、200万から300万もの税金を払い続けるのは苦痛です。その限度を超えれば…別次元なのでしょうが、良くしたものです。会社を辞めて、そろそろ13年ですから、いい加減に、先が見えてきました。

ようやく指数相場でも、なんでも…。曲がりなりにも、あと少しです。兎に角、先ずは38915円の奪回が優先されます。この数字を超えて…ようやく「普通の国」になります。

本来、正しい政策運営を続けているなら、日経平均株価は10万円を超えている筈です。それでも、たかが…3%成長なのです。如何に、ロコンドの数字が凄いものか…分かります。

欲ぼけた願望を持っても、その欲に、際限はありません。市場は正しい株価評価をすべきでしょう。「ispace」のような存在を観ると「情けない思い」です。

むかし、カタルは「BASE」(4477)が人気絶頂の頃、今の「ispace」のように、その相場を批判していました。数字に合わない株価を取り上げるべきではないと思っていました。でも今は、500円が「妥当株価」だと考えています。

「レーザーテック」(6920)も割高です。でも数字に合うロコンドが、人気にならない現実を観ると…情けない思いです。この「株主への手紙」を読めば…田中君の想いがよく理解できます。この1Qの数字は、7月に出てきます。その時まで、せめてPER20倍ラインに評価するのが市場でしょう。そうして…その数字に「確信」が得られるなら…正当なPER30倍ラインに格上げでしょう。僅かな期間の我慢です。

大阪チタンもエーザイも、それぞれ…「焦点」(争点)を抱えています。

日経平均株価が3万円台に入っているのに…「野村証券」(8604)の株価が500円を割れている現実を観ると、この国の運用者も、みんな偽物です。

カタル自身の営業成績を観ると分かります。年収120万円から1億円を超える収入になるのが証券界なのです。実に100倍です。お船の相場のようなものです。実質経済から、名目経済に移行するという事は…

先日、紹介した2021年夏に開催された東京五輪・パラリンピックで選手村だった大型マンション群「晴海フラッグ」(東京都中央区)が転売対策のため、6月に販売される2棟については申し込み制限を行うことになった。高騰が進む都心のマンションの中では割安とされ、人気を集める晴海フラッグ。これまでに転売された中には当初の販売価格の倍額がつけられたケースもあり、沈静化を図る。との報道を裏付けています。

株価に先行して、失われた34年を取り戻している事象です。

このような事象が、時代を捉える現象です。だから指数相場が生まれたのですよ。海外投資家も馬鹿ではありません。みんなハーバードのような超難関校を卒業したエリート集団ですね。カタルのような馬鹿ではありません。我々、貧乏人は時間があります。しっかり勉強して「格差」を埋めなくてはなりません。「親ガチャ」などと、運命を卑下せずに…自分で努力をして日々改善です。

でもやはりカタルも時代認識が違うのかどうか…。長男の翔太郎の更迭は、必要なのかどうか…たかが公用車の私用問題や、首相官邸の写真程度なのでしょう。そんなに大きな問題なのかどうか…この程度は「役得の範疇」で、社会が彼を認めても良いように思っています。もっと上手にメディアの攻撃を、かわせない総理の「器」問題を、再認識しました。

たぶん…エーザイは、本日か、明日が、「最後の買い場」かな? 目先はやはりエーザイでしょう。そう考えています。また…明日。この見出しを、打つメディアの方がおかしいように思っています。この程度の問題より、他にたくさん…叩くことがあります。寛容な社会を求める次第です。



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