10/07

かたる:今日は、「仕掛け人」の話をしましょうか…。多くの人は、企業業績が良いと…株価は上がると思っていると思いますが、相場はそう単純ではありません。確かに、時間を掛ければ、企業業績の良い株は、確実に上がりますが、驚くほど…企業業績が改善する株(会社)は、そうは存在しません。多くの会社は、伸び率が20%程度のものです。株式市場で派手に株価が動く基準は、企業業績の倍増を繰り返すものです。この動きが2期~3期程度続けば…株価は飛躍的に急伸します。しかしそんな会社は…余り存在しません。機関投資家が好むのは毎期増益する会社で、5年、10年と連続増益を繰り返す会社があります。この伸び率は通常5%~10%前後でしょう。

多くの株価(会社)は、景気循環により企業業績が上下します。でもこんな株は、あまり面白くありませんね。やはり…世の中を変える革新的な商品を提供し、新しい市場を切り拓く会社が市場で注目されます。少し前は、携帯電話などはありませんでしたね。ドコモなどの通信会社は、ある意味で、新市場を切り拓きました。しかしここではアップルでしたね。少し前は、コンピューターのマイクロソフトとか…。

この所、株価がもたついている様に見えますが、小野薬品はある意味で革新的な商品を市場に投入しましたね。これまでのガンの新薬で免疫システムを使った薬は効かないと思われてきましたが、「PD-1」と言う免疫細胞が細胞死を引き起こす物質の発見はノーベル賞級の発見でしょう。京大の本庶祐氏の研究室の大学院生の石田氏が発見したらしいのですが…1990年初頭の話ですね。多くの製薬会社は、この発見を研究する事はありませんでしたが、小野薬品が支援してきました。そうして宝物になりました。この仕組みはあらゆる癌細胞に効く可能性があると思われますが、残念ながら、全てのタイプに万能ではなく特定のがん細胞だけに画期的に効くようです。

この革新的な発見や発明に、僕らは魅了されます。カタルが007のQBに魅了されたのは、その事例の一つですね。プログラムが起動するまでの時間を、大幅に短縮できる仕組みは、ある意味で画期的だと思ったものです。でもなかなか広がりませんね。現在はカーナビ程度しか応用されていません。カタルはあの時に、全ての家電にはプログラムが内蔵されているので、全世界の家電製品に、全て組み込まれる…と興奮したものです。まぁ、魅力のある会社ですから、企業業績の伸びが期待できる確実な収益源が育てば、株式市場の目玉的な存在になる素質を秘めています。

JTECにも惹かれますね。人工皮膚にしても…適用範囲が拡大されれば、画期的な商品だと思います。美容整形の分野で、痣などに悩む人は多いのです。人工骨にしても適用範囲が広がれば、どんどん利用が広がり軽度の膝の故障でもパーツを変えるだけで、元気に生活できれば、大変な需要が見込めます。それなのに…まぁ、臨床が不十分なので…現在は、非常に限られた範囲だけの適用条件で、基本は臨床試験のような物なのでしょう。この会社は希望に溢れていますね。何しろ人工臓器は既にドンドン研究が進み、未来社会はすぐそこです。

最近、興味を持っているクラウドワークス、何故、この会社に興味があるかと言えば…働き方が変化しているからですね。その仲介役がより一層整備されれば、日本は少子高齢化における労働力不足を補うことに成ります。現状はもたついているようですが、サイバーエージェントの藤田氏が注目するように、カタルも大きな可能性を感じています。余談ですが、藤田氏は麻雀が強いそうですね。何でも一流域とか…。ある意味で勝負の勘どころを、知っているのでしょう。第三者割当を受けており、仕掛け人が存在するわけです。だから…あとは、切っ掛けだけですね。

仕掛け人とは、どんな存在か?…と云うのが、今日のテーマです。会社側経営者が関与している場合もあります。色んなケースがありますね。先日、世界的なヘッジファンドブラックロックが買ったTHKの話をしましたね。あの時の株価は1830円です。今日は早速2100円台に入りましたね。寺町さんは、昔、市場を賑わした名物経営者でした。カタルの知り合いも、寺町さんから注文を受けていましたね。あれは…何だったかな? TDFでした?今は、確か…経産省に勤務していた二代目が会社を継いでいます。

さらに、昨日も取り上げたかな? Vテクは、おそらく経営サイドの仕掛け人グループが存在するのでしょう。007もそのようです。一般の人は、かなり経験を積まないと過去の経緯が下準備されていませんから、仕手性がある株かどうかは、分かりませんね。でも、そんな中で簡単に分かるのが、今回のような下落相場ですね。カタルはいくつか紹介していますね。サラ金株とか…。自走式車関連とか…。今日は日立系のクラリオンも強いですが、カタルはパイオニアに、相場の芽を感じています。過去、日本通信や、最近ではラオックスクラスに育つ可能性が濃厚です。たっぷり玉を仕入れているようですからね。これは値動きを見ながら判断します。しかし所詮は、カタルの勝手読みなので、当たるも八卦、当たらぬも八卦の口です。

「弱気相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ」のですね。この言葉、カタルは非常に気に入っています。でも証券マン的な発想で、本当は、沢井製薬などの銘柄を、やるのが王道かも知れませんね。金持ちに成れば、儲からなくても良いから失敗をしない銘柄を前提に考え、行動するものです。貧乏人だけが、動きの激しい株を求めるのですね。全体相場が弱い時に、誕生した株は、必ず、大きく育ちます。でも、その見極めは難しいですね。日本電子なども、この間にカタルは本文で紹介しましたが、今の所、今一の動きです。大坂チタン5726は、どうでしょうね。育つかな?こっちは時間が掛かる可能性も否定できないかな?でも中国の300機受注など…大きいですからね。いくらチタンを使わなくなっても…ロシアの供給は、ストップしている筈で…ひょっとすれば、ひょっとしますね。

このように…いつもスケベ心が芽生えるから、一流域に、なかなか到達できないのですね。きっと、いつまでも「あすなろ」なのでしょう。何故か、鈍い動きですが、三菱UFJの最初の関門は、9月9日の783円で…、その次は8月28日の826.7円なのでしょう。この二つの壁を超えることで、相場は新しい動きに入ります。なかなか回復の道は遠いようです。でも背景はサマーズ時間の中に居り、外人売りは止まりましたからね。この時間が、どの程度継続するかどうか…。早い者勝ちなのでしょう。この所、カタル君は毎日、買っていますね。同時に期日が近いものは損切りもしています。勿論、利食いもしていますが…。なかなか、かたる時間が訪れないようで…、所詮は貧乏人の戯言の範疇に終始している次第です。

早く、相場を動かせるほどの…力が欲しいものです。それでは、また明日。自分勝手な思い込みはせず、あくまでも市場動向が、優先されます。よくカタルは市場が間違っていると思い…失敗していますからね。この心の葛藤を、どう処理するか。恋愛感情のようなものですね。「片思い、実現しない、未来図か」…。



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