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へぇ…やはり1000円の大台を回復したんですね。カタル銘柄の「やんちゃ者」の博打株、「UMC」(6615)の話です。この株の推奨はいつだったのか? チャートを見ると2019年の10月頃の話なのでしょう。当時の株価は500円台から600円台での推奨だったと思います。

UMC(6615)の日足推移

ですが…思ったより深刻で、その後は300円台も割れて200円も割れたのです。この時にカタルはもう「いい加減にいいだろう」と思い、1万株を200円台前半かな? 買ったような記憶があります。その後、400円台でその玉は外しましたが…昨年のトヨタグループへの割り当てが決まり…回復してきましたね。そのチャートを付けておきます。

何故、この話を引き合いに出したのか? 

基本的に企業業績の改善の時間のパターンが読めると思うからです。

この場合はトヨタとの繋がりが強く…トヨタにとっても大切な下請けだったのでしょう。故に実際は救済に動きました。でももう一つ…、不祥事前のUMCは良い会社だったのです。株価は3000円台でした。それがアレヨアレヨと下がります。その悪材料の最中での推奨です。

カタルは意外に…この手の「再建パターン」が好きです。カタルレポートで最初の推奨銘柄の「日揮」(1963)も大赤字計上で、内容はズタズタでした。その後、原油価格の回復を見て推奨銘柄にしましたが…1年間、速かったのです。

シャープも利用し、今回は東芝を利用しています。このような時間推移の考え方が身に付けば…相場を、より一層楽しめます。

企業の「変遷」過程を観ながら、その会社に投資する「時代背景」をバックにした投資です。カタルはいつも述べています。銘柄の選別にあたり、一番、考慮をするのは「時代背景に合った銘柄」を選択することです。

例えば…日揮のケースは「原油価格の上昇」と言う背景があったので、再建もスムーズに進むと考えていました。

三菱マテリアル(5711)の日足

カタルは市況株の話をしています。昨年かな? 「銅の相場の上昇」模様を語っています。そうするとこの市況高で潤う「三菱マテリアル」(5711)や「同和鉱業」ではなかった…今は、社名変更で「DOWAホールディングス」(5714)ですね。当然、環境が追い風ですから…普通は株価も上がります。

DOWAホールディングス(5714)の日足

これはコロナの終息を見込み、景気敏感株と言うグループの株価の上昇です。昨年の11月から株価は上がってきています。海運株も、おそらく…株価波動は同じだろうと思います。

基本的な発想が、コロナの終息からの景気回復を見込んでいます。こんなことは「常識のイロハ」…です。他に事例を掲げろと言ったら、いくつも列挙できます。先日、割安株の紹介で掲げた「サンマルクHD」(3395)も、同じ発想です。

皆さんには「賢い投資家」に育って欲しいのです。他人に騙された…と批判をする前に、自分が、何故、間違っていたか? 仮に…騙されたと感じるとしたら…何故、騙されたか? その考え方のプロセスが理解できてないと、何度も…同じ間違いを繰り返します。人間ですから、間違いなんか…しょっちゅうあります。

本日もカタル君は、野村証券の1万株の売値の大台を間違えて…609円で1万株を売ってしまいました。あチャチャ…と思ったら、その後、野村証券は下がり、また590円で5000株を今、買ったところです。今のところは580円の5000株は買えていません。トホホ…。でも嬉しいミスです。

こんなラッキーの入力ミスもあります。

ですが…野村証券は一時的とは言え、多額の損失を計上するのでしょう。その金額は定かではありません。ですが…カタルは、それ以上に…既に日本株は「名目成長時代」に突入したので、株式市場は活況が続くと思っています。

先ほどの三菱マテリエルやDOWAのケースと同じ発想です。別に野村ではなく大和でも他の証券会社でも同じですが…M&A時代を考えると、やはり野村証券でしょう。

この「アルケゴス」ファンドの事件を切っ掛けに、たぶん…米国では規制が強化されるのでしょう。あの一連の記事を読むと、「当然の帰結」です。保有比率が高すぎます。中には40%程度の銘柄もありました。高くても10%が限度で、一般的には5%ルールです。

だから野村はアホなのです。クレディ―スイスもそうです。昔の誠備事件を教訓にしていません。株なんか、需給バランスだから、買う奴がいれば…株価は上がります。ですが…その株価を、一般の人が、「なるほど」…と思わねばなりません。市場から容認されて…初めて本当の株価です。

もうこのアルケゴスの損失の話は、もう終わった前期の話です。一過性の問題だから長引きはしません。たとえ野村証券の損失が、20億ドルより、もっと膨らんで確定しても…その発表が切っ掛けで、株価は大きく上昇をします。株価は過去を評価するのもではなく…「未来を買う」のです。

こんなことは常識なのです。この程度の常識が理解できないようでは…トホホです。

問題は潜在的に「アルケゴス」の手法を真似た表面化してない危険なポジションを、どう解消するか? だからバイデン政権は、たぶん「金融規制」を強化するのでしょう。そうすると…相場は、どう反応をするか? ここが次の焦点です。

やはり…米国の経済対策で関連性が強い「NPC」(6255)が、反応をしてきています。調整は十分ですから、あとは仕掛け人がどうやるか? 

NPC(6225)の日足推移

残念ながら担保の関係で700円割れを買いませんでした。理由は下値696円を、一度、割れた(645円)から買う気力がなくなったためです。しかし…チャートは絶対ではありません。今、思うとやはり…700円割れは買い場でした。たぶん、もう一度800円台に復帰するのでしょう。やはり…「ブツブツ投資」は絶対なのでしょう。冒頭に紹介したUMCのケースでも…そうです。これは、時間軸を考慮しなくてはなりません。

1年半程度なら…「誤差の範疇」です。カタル銘柄は、みんな…時代性を反映させて取り上げられています。だから大概は、ブツブツ投資をしぶとく実行すれば…必ず、儲かっていると思います。中には外れた「Jトラ」(8508)のケースもありますが…何れ、カタルは機会を見て…敵討ちをします。

本日はロコンドも継続して…買っています。2220円、2210円、2200円も買え…、慌てて2170円でも1000株を用いたら、これも買えました。だから2150円でも…1000株の買いを用いましたが…今のところは2163円まででした。どうなりますか…。カタルは述べている「需給バランスの峠」である4月を、もうすぐ…通過します。

カタルがやるとすれば…この5月の相場をターゲットにします。だから最近は持ち株が膨らんできました。既に3万を超え、もうすぐ過去最大の4万ラインになります。結構、期待をしています。

いくつかの「潮流」(相場の流れ)が考えられますが…どの選択になっても対処できるように広範囲に手を広げています。何しろ…船井電機の利益は中々でした。この船井は分かりません。だめかもしれません。ケネディクスは拘りが強く…高値も追加で買いましたが、ツクイは直ぐに諦めました。

今回の船井は、少し…「スケベ心」を出しています。買わないでも…持ち株は1万株以上を持ちっ放しです。でも調べたら…ケネディクスは10日間以上、750円を上回っていました。まだ船井は5日間ですからね。駄目な可能性もあります。

先ずは…業界に明るくないと駄目だし…サムソン、LG電子など…他には中国勢なども含め、繋がりがないと駄目です。その結果をもって、船井さんと交渉を始めます。それからです。やはり時間が掛かります。

ですが…「スーツ」と言う米国の弁護士事務所を舞台にしたドラマのスピード感には驚かされます。まぁ、架空のドラマですから、あのスピードなのでしょうが、しかし…きっと現実も似たケースでしょう。通常は野村のような「ヘマ」をしません。

僕が担当なら、絶対に受けない取引でしょう。昔、日本でも大阪の料亭の女将の詐欺事件がありました。常識で物事を考えるなら…絶対に引っかからない詐欺です。

本当に…野村も人がいませんね。日本中、みんな同じでしょう。困ったことです。国会では「誹謗中傷」ばかり…を追求して、政策論争を全くしませんからね。呆れます。こんなレベルの「動物園の猿」が、国会議員? 

早く本物を育てないとなりません。証券界では、この「カタルレポート」が、その一助になれたら嬉しいのです。だから赤裸々に…カタルは事前告知をして…率先垂範をしています。

銘柄なんか…どうでも良いのです。「考え方のプロセス」が大切です。時代背景が野村証券にとって追い風だから、必ず、4桁奪回をしてリーマン時の高値を抜くと思っています。それが名目成長時代であり、日本復活のシナリオなのです。早く、早く…円は、とうとう110円を超えています。ガラガラポンが迫っている可能性があります。

意欲の高い若者を育てねばなりません。頑張れ!若者よ。また…明日。



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